昨日、初詣に行く途中のお宅に、アウトバックが止まっていたんですよ。
立派な車のSUV(と言うか、最低地上高の高いステーションワゴン?)なので、
『これあったら、別にクラウンエステートとかいらなくね? キャラ被ってるし、こっちのが安いでしょ』と貧乏くさいことを考えてしまうのですが、同時に、『これって、エンジン確か177psのCB18だよね? この巨体でその馬力はちょい寂しいなぁ』と
もちろん、実用上は十分なのかもしれませんし、乗ったことないので何もわかりません。ただ、フラッグシップなら、S4とかに積んでるFA24のターボ積んでもいいんじゃないかなぁ、と思いつつ、そこで引っかかるのがCAFE規制。
ここからは完全にイメージなので、間違っていたら笑って『こいつバカでやんの』と流していただけると幸いなんですが、スバルって基本的に四駆がメインなので、燃費的(CAFE規制的に)に不利だと思っているんですよ(だから、つい最近、クロストレックにTHSが搭載されたのは画期的だと思っています)
お客さんもスバルには『四駆であること(悪路走破性が高いこと)』を求めると思うから、燃費の良いFFのインプレッサとか売れてないんじゃないかなぁ、知らんけど。
と言うわけで、スバルとしてはCAFE規制がカツカツなので、これ以上、燃費のよろしくないであろうFA24の車種を増やしたくはなかったのではないか、という事で、S4とレヴォーグ以外は積んでないのではないかと(レイバックとか言う背の高いレヴォーグですら、積んでないし。
量産効果を考えるなら、より多くの車種に流用した方が単価下がるんじゃないかなぁ、と思うんですが、CAFE規制の関係でできないんじゃないか、と言う想像。
で、なんでそれがスズキに返ってくるかと言うと、ZC33Sの積んでるK14Cってスイフトの中ではもっとも燃費の悪いエンジンなはずです。なのに、一番売れてるスイフトはスイスポ(ZC33S)。CAFE規制はどんどん不利になるばかりです。
スバルと違って、スズキは一応、ストロングハイブリッド持っていますが、トヨタのTHSとは勝負にならないレベルで燃費悪いので(ぶっちゃけ、日産のシリーズハイブリッドの方がマシなレベル)、CAEF規制に貢献はしていないかと。
しかもスズキのイメージって『コスパ(勝手な想像)』ですが、お値段高いのに、燃費もさしてよくないスズキのストロングハイブリッドって売れないんじゃないかなぁ(実際、売れてないらしい)
ZC43S(スイフトのストロングハイブリッド)は2型で姿を消しましたしね……
CAFE規制を考えると、次期スイスポは難しいのでは、と思うところ(少なくともK型ターボは使えなのでは、と)
K型ターボじゃなければ、性能的には大きくZC33Sに劣るでしょうね(そもそもスイスポって楽しく走れる実用スポーツ(ホットハッチ)であって、サーキットで目を三角にして殴り合う車種じゃなかった気もするんですが。そーゆー車を作ってしまったんだから、仕方ない)
スバルの話に戻りますが、名機EJ20が終わったのも、CAFE規制が……と思いましたが、関係ねぇわ、そもそも近年まで排ガス規制を突破して、あの時代のエンジンが生き残ったのが凄い。B16、18も4AGもRB26も4G63もとっくの昔に消えたのに、EJ20は割と最近まで残ってましたからねぇ……そもそも水平対向なのに5ナンバーサイズで作られたコンパクトなエンジンなんだから、そら高回転型になって当たり前……。あれは今の御時世には合わないので、少なくとも馬力を絞り出したいスポーツカーならともかく、実用車には向いてないエンジンでしょうし、そのラインを残したスバルは凄いと思いますわ……。