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人生
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今日も花粉は飛んでいるし、風はめちゃくちゃ強い。強風に煽られつつ仕事に行き、仕事から帰り、いつものように夕食を作る。

何にも考えていなかったのでとりあえずメインになるおかずから考える。冷凍庫でほっけの開きがそこそこの体積を占有していたので、これをメインにして和食の夕飯を組み立てることにした。冷蔵庫の中から足の速いものや古いものを出して、なめこの味噌汁、キャベツときゅうりの塩揉みは決定。何かもう1品欲しい。かぼちゃを使い切りたいが、かぼちゃで和食というとどうしても定番の煮物しか思いつかない。久しぶりに「おそうざい十二ヶ月」を開き、かぼちゃのレシピがいくつかある中でかぼちゃとなすの炒め煮を作ることにした。

ご飯は、なんとなく鍋で炊くことにした。意味不明すぎるのだが、炊飯器にセットするとお米が炊けるまですごく待つような感覚がしてしまい、いっそ鍋で炊いた方が「待ってる」感が無い気がしているのだ。本当にこれは私の認識が変なのだけど。自覚はある。

ご飯は長谷川あかりさんのレシピで、だし炊き柚子胡椒ご飯を作る。

柚子胡椒は食べるときに混ぜるので、調理工程としては出汁で炊くだけだ。

それから、今日食べるわけではないが牛もものかたまり肉を解凍しておいたから、それでローストビーフを作ろう。レシピは色々とあるが、なんとなく今日は今井真実さんのレシピで。(下記参照)

ごはんを炊きながら、かぼちゃとなすの炒め煮、味噌汁を作り、グリルでほっけを焼いてコンロをフル稼働させる。お肉も何も下味つけずにオーブンへ。加熱中のものは一旦放置してキャベツときゅうりの塩揉みをつくる。大葉の千切りも混ぜた。

うん、なかなか和な感じの食卓になったのではないか。ひとり満足して、手を合わせる。いただきます。

だし炊き柚子胡椒ご飯はシンプルながらとても美味しく、配偶者も何度も「これおいしいね」と喜んでいた。あと初めて作ったかぼちゃとなすの炒め煮も結構美味しい。なんてことないしょうゆ煮なのだが、最初に油で炒める工程があるからだろうか、少し香ばしくコクを感じるのだ。なすはとろりとしつつ、かぼちゃが煮崩れていないのも良い。また作りたいと思う。

ただ、「おそうざい十二ヶ月」にしろ「おそうざいふう外国料理」にしろ、発行された当時の一般家庭の食卓を想定されているので、大家族前提というか…本当にレシピどおりに作ろうとするととんでもない量が出来てしまう。なのでいつも記載の半量くらいにして適当に変えてしまっているのだ。今回のも、元はかぼちゃの中1/2個、なす6本使うところをかぼちゃ1/4個、なす2本にしたので調味料も調整している。なので、もしかしたら本当に正しく味を再現できてはいないのかもしれない。ちゃんとレシピ通りの分量で作ったらもっと美味しいんだろうな。精進するぞ。

あと、今更だけどほっけにちょうどいい皿が無いので、大きめの焼き魚用の器を今度買おう…

夕飯が食べ終わる頃にローストビーフが焼き上がったので、粗熱をとって袋に入れ、タレに漬けた。明日が楽しみだ。

@zinesay
夕飯日記