やっと金曜日だ。午前中からずっと鼻水とくしゃみが止まらず、頭痛までもよおしてきたので時間休を取って少し早く帰ることにした。
家に帰って、ちょっと横になろうとベッドに入ったらすぐに眠ってしまったようで、目が覚めると22時を過ぎていた。配偶者はまだ仕事から帰ってきていないようだった。
寝て少し回復したのか、鼻水はそんなにひどくなくなっていた。これから夕飯を作るか迷ったが、自分のお腹は空いたし、配偶者はかなり遅く帰ってくるようだから、帰宅までに夕飯を準備する時間はありそうだ。
冷蔵庫にあるもので適当に夕飯を作る。アボカドと鶏むねのエスニックご飯、セロリと卵のスープ、トマトにクミンと塩をかけたもの。(冒頭写真)
夕飯を食べつつ、今日の虎に翼15話を見る。
なんか、「よかったなぁ」って思うことがたくさんある回だった。花江が本音を口に出せてよかったし、よねさんが、みんなが辛いことをちゃんとわかっていたのもよかった。寅子兄は能天気でいつもちょっとズレているけど、こう言う時に外さないから花江も好きになったんだろうな。
よねさんが「自分で選んだくせに弱音を吐くな」と言ったとき、寅子が「なんの解決にもならないけど受け止めることは出来るのだから弱音を吐くべき」と言ってくれたのもよかった。不遇な立場でありながら頑張ってきた人がよねさんみたいなことを言ってしまうことって、現代でもよくあると思う。就職氷河期世代でなんとか就職出来て今バリバリやってる人とか、自己責任論唱えがちだったりするし。
寅子が「弱音も怒るのも同じくらい大事」と言ってくれたのもよかったな。わかる。ちゃんと不平等さや理不尽さに怒ってくれる人が居ないと世の中って変わってくれない。
何より、よねさんが生理痛に効くツボを教えてくれるところ、たまらなくよかったなぁ…これはちょっと違うニュアンスでの「よかった」だけど…。
最後、えっもう女子部卒業?!とペースの速さに驚いたか、多分これまでは地獄の入り口に居ただけなんだろう。戦争もあるし、この先が楽しみでもあり怖くもある。ただ卒業の時にあの法廷劇観にきてた子がちゃんと女子部の後輩になっててよかった。多分反対しただろうお母さんと戦ったのかな。この子にもこの子のドラマがあるんだろうなとか思った。4週目も楽しみだ。