2017年4月に就職し、2021年の1月に休職、2022年6月に退職しました。自分の整理のためにも、軌跡を記しておきます。なお、人に話すための整理なので脚色が含まれていますが、嘘はないつもりです。
入社前
paizaというプログラミングの問題を解くサイトで最高評価だったので、それを評価してもらえるところと、人間関係にコミットしたいので上司が配属で変わらない、100人以下の組織を見ていました。上司と面談の際、仕事の面白さや足りないところを熱量高く話してくれたのでどんな理不尽があっても「この人は既に5年以上経験しているんだよな」で全て乗り切れると思い入社を決めました。この時の目標は「直属の上司=CTOのサポートがしたい」です。
1年目(2017/4-2018/3)
1ヶ月で挫折しそうでした。新人は電話をとるルールがあり日に100件かかってきて新人は2人なので30件くらいとっていました。基本、人の話は耳から耳に抜けて生きてきたので、伝達ミスばかりなのとマルチタスクができないので、本業中も電話内容の心残りが気になり、全然集中できませんでした。でも、その時に電話対応にシステムの力を入れて楽にしたい原動力が生まれ電話が鳴ったら相手の名前や対応履歴が表示されるテレオペシステムを作成しました。社長評価のタイミングでは、なぜかCTOの言われた通りやっただけだから評価なしの最低評価だったのですが、社内からの期待はいただいていたので、とても満足でした。システム部において、社内サポートの方が辞めること、次年度に2個上の先輩が辞めることがあり、その引き継ぎをもらいました。この時の目標は「CTOの行き届かない箇所をサポートしてお互いの背中を守る働き方をしたい」でした。
2年目
仕事の幅が広がり、システム部外の方達から直接仕事をもらい社内サポートできるようになりました。また、引き継ぎも良好で1年目は社会人やWebエンジニアとしての基礎を身につけたとしたら、2年目はそれを活かして社内知識を溜めていった期間になりました。現場仕事もあるのですが、それも楽しくそこで仲良くなっておくと日々相談されやすくなるので会社における全ての業務を把握する勢いで取り組めていました。社長からの評価もよく、絶頂期でした。後期、CTOが来年度より1年育休をとることになりこの時の目標は「CTOがいない間もきちんと会社を回して信頼を得るぞ」でした。
3年目
もともといろんなことをやらせてもらえていましたが、裁量の権限も得るようになり、頼まれたことへの優先順位を意識した仕事になりました。どうしても、僕が頼りない感じなのと25のぺーぺーに重要なことは任せられないのか悲しいことも何度かありましたが、より密に社内の人と連携できるようになりました。社内の人がしたいことを全力で応援するために僕が達成できたこともかなり多く、とても充実した1年間でした。ただ、人員の削減5→3が大きく保守にかなり時間を割かれたため社長からの評価は最低で、失われた一年のレッテルを貼られました。社内へのサポートしたことが否定されたような感じでこの時の目標は「1年育休を終えたCTOのサポートに注力して社内サポートは程々にしようかな」でした。
4年目
人への依存度が高すぎて、戻ったCTOに「1年間守ってくれてありがとう」的なものを期待した僕でしたが返ってきたのは「なんでこの選択したの」ばかりでした。その過程で「今後、勝手なことするなら一切面倒は見ない」の言葉をもらったときにもともと、会社に入る理由はCTOのサポートをしたいが原動力だったので、それが叶わないなら辞めようと決心しました。ただ、わりかし重要なイベント前だったことと時間が経てば解決するかもなと思い鬱気味だったのですが仕事を続けてました。のらりくらりしていましたが、1月にとどめをさされて休職か退職させてほしいとお願いしました。この時の目標は「うまく風向きが変わって復職できないかな」でした。
5年目
結局1年以上休職するのですが、プログラミングスクールに通ったり他の会社の職場体験をしたり、週1以上のペースで人を招いてカレーをふるまったりしていました。ただ、その過程で日に日に思うのは前職にもらったコミュニティだったりスキル、体験は恵まれていたなと思うばかりでした。なので、部署を変えてでも戻りたい気持ちはあったのですが、うまく風向きが合わず、今は厳しいかなと退職になりました。この時の目標は「実力をつけて、温情ではなく望まれて復職するぞ」でした。
6年目以降
今の会社に運良く就職させてもらい前の会社にも業務委託で携わらせてもらい自分のしたかったことが、十分にできている気がします。5年間ご執心だったこともあり復職したい気持ちもありますが、今の会社の人に迷惑をかけてまで何かを成し遂げようとは思っていません。この時の目標は...なんでしょうね。今までの延長ではない何かに熱量を割いて、人間として成長したいと考えています。