年末年始のセールになっていた3Dプリンターを購入した。「今3Dプリンターにエントリーするならこれ」と言われている、Bambu LabのA1 miniというもの。本体だけでは30,000円を切る価格となっていて、今回それにプラスして、多色刷りがしやすくなるモジュールである「AMS Lite」を追加した。それでも僕が購入したタイミングでは49,800円という価格で購入することができた。
3Dプリントの材料であるフィラメントのランニングコストはかかるけれどお試しでもなんとか手の届くものだったかなとおもう。この1年間様々なYouTuberを見てきて、我慢することができずにこの年末年始に購入、先週届いたというのが今の状況。

既にいくつか出力してみたけれど、評判通り精度が高い。複数パーツを合わせて可動するものもたいてい問題なく動く。開封してから20分も経たずに初回の印刷を始めることができた。(安いけれど、コンセントの変換器など準備するものは必要)
手始めにエントリー用の車のミニチュアをプリントしてみたり、余っていたキースイッチと組み合わせてカチカチと音が鳴るようなものを作ったりした。

A1 miniは、カスタマイズ性が高いことで知られている。つまり、A1 miniでプリントしたパーツを使って本体をカスタマイズし、より便利にしていくというようなことがコミュニティの中では推奨され、盆栽的な活動が楽しみの一つとされている。開発環境を整える類の楽しさがある。 MakerWorldというBambuLabの3Dモデル共有サイトでコミュニティが有用なモデルを共有しているので基本的にはそこからデータを持ってきて、プリントすればよい。どれを選んで、どういうふうに3Dプリンターを拡張していきたいのかを考えるとワクワクする。
3Dプリンターの界隈では、いくつかの著名なモジュールシステムがある。
代表的なものは、Gridfinityという引き出しや収納を42mm四方の格子状ベースの上に規格にあった箱を置けるようにするもの。
ちょうど年末年始にデスクまわりを整理していたので取り組んでみている。
他にも、デスク天板裏の Underware というモジュールや、デスク天板にクランプするタイプのモジュール、IKEAのSKADISという有孔ボードに取り付ける類のものなど、様々。モジュール化して後から変更が効く、というのはロマンでしかないので、それを楽しむためのツールとしての3Dプリンター、という目的と手段の逆転が起きている。
百均や3COINSを眺めていると「これ作れるんじゃないかな」と思うことが結構ある。それを自分で作っていくという方をやってみたいし、Blenderや3D CADを使ったモデリングにも今後挑戦していきたい。
元々自分のイメージしていたよりもプリントには時間がかかる。A1 mini は最大1辺18cmの立方体の大きさしかプリントできないけれど、それよりももっと小さいものであっても数時間かかる。
ただ、AIでコーディングしながら、裏では長めの3Dプリントを走らせる、という生活スタイルが楽しい。AIでソフトウェアを開発し、3Dプリンターが物理的なものを作り上げる。自分は次に何をするか考えたり、モデリングを勉強したり、筋トレに行ったり。そういう感じになっていて、ちょっとした万能感を得ることができて、すごく気持ちが良い。
A1 mini はプリントする部分が露出しており、プリント中の匂いがないわけではない。また、長期間同じ部屋にいると健康被害の懸念もあるという人もいる。エンクロージャーであったり、周りの環境の整備も今後していく必要がある。
自分は三畳半くらいのスペースに、衣服やデスク環境、本棚などが収まった生活をしている。そこに3Dプリンターが加わり、より狭くなってきているけれど、うまく3Dプリントによる収納改善を使いながら、この自分の「秘密基地」を育てていく。そんなふうに思っている。
届いてから、このエントリを書くまでにプリントした履歴

