2024-02-22
このnoteの記事を読んでから、「急成長を導くマネージャーの型」という本を読もう読もうと思い、やっと読み始めた。
型というだけあって、体系立って読みやすく半分くらい一気に読んだ。
2年と少しマネージャーという職種で働いてみて、プレイングでやってきたことも多かったので、改めて体系だったマネジメント手法について学べるのはありがたい。
印象に残ったのは以下。
「成果、活用、育成、調整」という役割のバランスを状況に応じて使い分ける
状況把握は概要をざっと把握するのを素早く何度も繰り返す
目標設定のための分析や検討に時間をかけすぎず、野心的(達成イメージ70%程度)において早めに置き、チャレンジとチューニングを繰り返す
方針は程よい抽象度にし、Howをメンバーに任せる(書籍EMPOWEREDのエンパワーされたチームのイメージが近いと思った)
状況は5種類ほどあり、それぞれで求められる方針や動き方がことなるので、結果成功したとしても状況に自覚的でないと再現性を出せない
適切なKPIと達成のための重要アクション設定、進捗確認を定期的に行い、チーム内外で共有する
組織パターン、アサインメント、権限設計の軸で、チームを考える
ベンチャーに多い拡大、立ち上げのフェーズでは、相互理解とルールの運用によって頑強なチームを作る
「進捗の可視化、情報共有、報告、議論、意思決定」(本では推進システムと言う名前がついている)を軸にチームが日々動くための構造を明確にする
ミーティングはコストが高い。投資対効果を最大化するために常に一覧で見えるようにする
まだ半分だけどまた読み返したくなりそう。自分でも振り返りやすいようにしたい。
序盤に書かれていた、ベンチャーと大企業での求められるマネジメントの差というのはどういうものなのか、(新卒ですぐに辞めた会社を除いて)大企業で働いた経験の乏しい僕にはわからないなと思った。いつか、そういうところでも働いてみたい気もする。