ちょっと早めに出て家の前の公園でボーッとする。藤棚の前でクマバチがホバリングしていたかと思えば、物凄いスピードで2匹連なって飛び回っていた。求愛行動なのかな?
雨上がりの朝は、普段より少しだけ、いきものの気配が濃く感じられて好きだ。
藤棚の下に入ると、ここだけ甘い香りに包まれていて結界が張ってるみたい。藤の花って魔力高そう…
天国みたいだけど、実は地獄でした〜って感じの、ちょっと妖艶なムード。
雨粒キラキラのコデマリちゃん。蕾が丸いビーズみたいでかわいい。コデマリやユキヤナギは、清楚なイメージ。
昨日すみえさんが、占星術を勉強する時は暗記するよりもイメージすることが大切って言ってたんだけど、本当にその通りだと思う。
藤の花は華やかで妖艶な女性、コデマリは無垢な少女、金星は喜びや快楽、土星は時間や制限…みたいに、先に人間が感じるイメージがあって、そこから神話が生まれて、占星術的な世界が構築されたんだろうから。
こういうイメージが生まれるのも、きっと、人間に身体があるからなんだよなぁ。そして私は子どもの頃から、今でも、このイメージの世界で遊ぶのが好き。