『問いの立て方』(ちくま新書)メモ

37_5sasa
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※個人メモ。ウイスキーの樽のように熟すページです。

第1章

自分と世界の在り方における矛盾を指摘。

第2章

問いの磨き方

磨く(Polish)とは?:自物と異物が接触し表面の凸凹を整える作業。

問いに置き換えると?

「問いは、「矛盾や葛藤』により磨かれる」

=懐疑と論理によって思考したもの。

我々は、図7のような矛盾としての存在であり、覚悟をもって言葉を使わなければならない。言葉を使うとは、生きるということそものである。

問いの立て方よりNo.1071/1797 図引用

今世の中は、不可視から可視に比重が多くなってきいる。

上記には、時間軸の視点がないので、過去、現在、未来のフレームワークで考える。

白色世界に色を塗る最初の一筆が、「きっかけ」や「気づき」

◆過去

その問いを持ったきっかけは何か?(個別-可視)

→イベント(出来事)

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イベントは下記に分けられるはずだ。(37.5℃)

想起したときに、個人イベントとして印象に残っているもの

想起したときに、社会イベントとして印象に残っているもの

私の場合:(祖父の生活、農業と家族、生き物と寛容、生と死、旅、チームスポーツと感情の共有、HappyFirstのコミュニテイ、日常の奇跡)

私の場合:(受験、東日本大震災、COVID19・・・)

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なぜその問いが気になったのか?(個別-不可視)

→自分の関心フィルターに引っかかった理由

私の場合:子供の頃体験した嬉しかった自然が、減ってしまう怖さ

例)家の近くの林からクワガタがいなくなっていること、ドジョウがいなくなっていること。

記憶や体験がなくなる=自己の存在がなくなる?恐怖感?

→今だけを生きれば、関係ないのは?(反論)

 →今だけではなく、今後の子供たちのことを考えると危うさがわかる

 →議論は平行線へ。「自己都合主義」とは相容れない価値観がある気づき。

我々は、社会、時代、歴史に埋め込まれた存在であり、それらと無関係に存在することは絶対にできない。

・その問いの時代性、歴史性は何か?(全体-不可視)

先日まとめたイシューのメモと通じます。課題解決や問題解決能力がもてはやされていますが、本質的な問題の定義のほうが重要です。

・なぜ、その問いがあるのか?(全体-可視)

→高度経済成長時代は、いかに拡大成長するかという時代通念がある。利益をおった活動の結果、騒音、煤煙、廃液、廃棄物の対応は二の次であった。

その反省として、令和の現代において「SDGS」が唱えられセーブがかかっているのが現代だ。(一歩で、成熟国の勝ち逃げ的な発想でもあるのではと思っている。これから発展する国に対して制約をかすことを意味するだろう。)

昔が良かった、悪かったといったことではなく、時代的、歴史的に現状の「いい」を検証することによって、またひとつ違う目線で現状を捉えることができる、

◆現在

・その問いは、本当の問いか?(個別-可視)

・その問いは、自分にとって本物か?(個別-不可視)

→自分の身体から湧いてくるものか?すなわち本分かどうか?

・全人類も持ち得る問いか?(全体-不可視)

・類似の問いはないか?(全体-可視)

◆未来

・どうなりたいのか?(個別-可視)

・どうありたいのか?(個別-不可視)

・それは何をしていることになるのか?(全体-可視)

・この世の責任がもてるのか?(全体-不可視)

◆まとめ(完全なる個人の思考の落書き)

個人のまとめですみません。

私のもつ課題感に沿って勝手にまとめています。

本屋の「減少」は、「現象」でしかない。

それに対して経産省が書店振興プロジェクトチームをおこなうことが明らかになっている。

上記が、本質的な問題定義がなされないまま減少に対して表層的なHOWで対処する事例である。

本屋としての機能が、他の手段で代替され変わってしまった。

その時代とお客の行動変化に、制度や経営の手法が対応ができていない結果でしかないのではないか?人々が本を読まなくなったのは、今や学習の代替手段があふれているからでもある。

だとすると、今何が求められているのか?

それを実験するためのプロジェクトを動かしていきたい。

◆その他ポイント

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本居宣長

「考える」とは、「交わる」

考えて、考えて、自分との区別がつかなくなるぐらい考える。

それはもはや対象と自分が「交わる」行為であり、そうしたときにやっとその対象のことが分かるのだ。

→人間のことだけではなく、他の生き物を同じ地球で生きる当事者として考える。(人間と人間以外を分けるのではなく、同じ生命として捉える)37.5℃

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「その問題は本当の問題なのか、解決すべき問題を扱っているのか?」

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ピーター・ドラッカー

最も成果をあげる者は、自分自身であろうとする者だ。

成功や成果が第一目的ではなく、我が人生における納得度あるいは精神の成長・成熟こそを目的とする。

→人生において自分が心から大切にしていることの実現

→内側から沸き起こる問いにこと、精神と人格は磨かれ成長する。

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個別が全体である事実

→優れた芸術作品。表現者個人の魂の域での己の深堀りが、世界で受け入れられる。

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@37_5sasa
静かに更新します。 ====== 未完成の状態でアップして随時編集をしています。 個人の思考場と考えてください。 ====== 田舎移住と古本屋を立ち上げようとしています。 現在は新宿の会社でリモートで働くデジタルマーケティングコンサルタント。 大事にしたいこと 「面白いお爺さんになる」「和を広げる」「自然と人を繋ぐ」「」(更新の余白) 着地点:人を幸せにする、自分らしい在り方で。