2025年最後の月の読書記録です。
唐突ですが、今月から漫画の紹介は最後にダイジェストで行うことにします!
11月全く本読んでないにも等しかったので、反動で12月は面白い本をたくさん読みました。楽しかったですね。
月10冊読むことを目標としているのですが小説だけで達成することはあんまり無いので珍しいですね。
好き勝手感想を書き散らかしていくので、ネタバレされたくないという方は気をつけてくれよな。以下が読んだ本です。
あと何故か横溝正史の「夜歩く」のネタバレもある。

花物語 下
少女たちの輝くような青春、一瞬の物語です。上巻に引き続き少女たちの物語を追っていました。
特に日陰の花、浜撫子、黄薔薇、龍胆の花、スイートピー、桐の花、玫瑰の花が好きですね。日陰の花は仄暗いエロティシズムがとても印象的でした。江戸川乱歩といい昔の小説の仄暗いエロはなんでこう魅力的なんでしょうね。
プロジェクト・ヘイル・メアリー
友達がおすすめしていた小説。2025年おすすめしたい本10選でもうほとんど書きたいこと書いちゃったので開き直り、ネタバレをします。
ファーストコンタクト物とは聞いてない!!!!!!! 最高!!!!!!!!!!!!!!!!!
私は宇宙人(というより未知)との邂逅物語が大好きなのでもうずっと最高って言ってました。
しかもグレースと出会う宇宙人のロッキーがいいキャラなんですよね。すごい技術を持ってる種族で大変にタフ(なんせ岩ぽいしね)なのに相対性理論は知らない。フィジカルで相対性理論知らなくてもなんとかなったの凄すぎ。
地球人と出会う宇宙人はほとんどがめっちゃ高度な知性体ばっかりなので、人類が大好きな私としては「そんな卑屈になるな……!」と歯痒い思いをしてきました。しかしロッキーはグレースとお互いの欠点や不足している知識、技術をカバーし合い過酷な宇宙を生き抜く! 最高ですね。
お互い自らの技術を用いてコミュニケーションを取ろうとしたり、お互いの孤独やトラウマに触れて相互理解をしようとしたところがとっても好きです。上司に無理やりロケットにシューッ! された過去編があるので余計にね。
また、グレースが教師であり、子どもたちの未来のために行動していたこと、すごく好きです。駄目だ、好きしか言えん。とにかく読んでよかったです!
イラスト、漫画のための構図の描画教室ミニ帖
絵の技術を知ることができればもっとよりイラスト・絵画鑑賞を楽しめるのでは? と思い何となく手に取った本。
色んなイラストレーターさんのイラストを参考に構図が紹介されていました。私はほぼ絵を描かないので基本的な構図しか知りませんでしたが世の中にはたくさんの魅せ方があるんだなぁと思いました。
一次元の挿し木
ミステリを嗜む母から借りた本です。
古典ミステリが好きな母は難色を示していましたが、私はこういうラストが大好き! 好きな人が同じ男女っていいよね。その男女が恋愛的にはくっつかないのもっといいよね。こういう関係性もっと増えろ。
とにかく導入のシーンがとても不気味で読んでてわくわくするんですよね。彼らは何者なんだ? なんでこんなところにいるんだ? これから何が起こるんだ? 読んでいる間ずっとこれどうなっちゃうんだろう……とドキドキしてました。
ミステリとして見ると「いや犯人はどうやってカメラから消えたんだよ!」みたいなところが多いんですが(正直ミステリではなくSFとして読んでた)、やっぱり私はラストのシチュエーションが好きなので、それだけで最高でした。主人公あっさりしてるね? とは思ったけども。
ちなみに母とこの本の感想を言い合ってる時に「やっぱり犯罪動機にも人のぬくもりが無いとダメ!!」「人と人との感情が関係が確執が事件を生むべき!!」と言い出し、今までで一番強く血の繋がりを感じました。
明日もいっしょに帰りたい
恋愛小説は私にとって長らく鬼門なので、気になった恋愛小説は積極的に買うようにしています。表紙のイラストが好き。かわいい。
読んでみて思ったんですが、私は結ばれない恋愛に異常ドーパミン分泌させる異常人間なだけかもしれないです。二次創作でGLやBLを比較的読んでいたのも単純に悲恋の確率が高いからかもしれないです。
恋愛と友情の境目ってなんだ? なにが愛で何が恋で、どうして恋愛は特別なんだろう……?
もしかしたら「相手に特別だと思われたいという欲求」はその答えの一つなのかなと思いました。
変温動物な彼女が一番好きです。
プロだけが知っている小説の書き方
小説の書き方わからないしこれまでほぼ独学で書いてきたので、さすがに体系的に学んだほうがええやろ、と思い読みました。
基礎的なことからプロットの書き方、著者の森沢明夫さんが実践的に行っている物語の組み方など、読んでいてためになる。創作を組み立てる段階で早速実践しようと思います。
一問一答形式になってるので、通しで読むよりも悩みがあった時にページを開く方が良いのかも。
ほうかごがかり 6 あかね小学校
あかね小学校編は第一部よりも「これ良いの!?」というような展開が多かったですね……。そして第二部でこの怒涛の展開を見せつけられると第三部以降どうなっちゃうんだ……、と今から怖いです。
海未には生き残って欲しかったですね……。この双子、最後まですれ違っていて良かった。
シャーロック・ホームズの帰還
前の月にシャーロック・ホームズの思い出を読んだので、次は「空家の冒険」が収録されたシャーロック・ホームズの帰還を読みました。なんか……思ったよりぬるっと帰ってきて驚きました。そしてぬるっと退治されるモリアーティ残党。モリアーティもモリアーティ残党も思ったより出番無いぞ!?
ホームズとワトソンが共謀して一蓮托生だと突き進む「犯人は二人」が好きです。ホームズみたいな頭良くてなんでもできるやつが人間的に優しいキャラクターを気に入っているの大好きです。
アクロイド殺し
アガサ・クリスティーの名作ですね。当然名前だけは知ってました。
関係者全員隠し事してますね? の時点で語り手であるシェパード医師が犯人じゃろこれ、と思ったんですが(なんせ他の人が全員怪しいんだもん……)、このテキスト自体が手記であるという点には気がつきませんでした。
横溝正史の「夜歩く」でも見られた手法ですけど、アクロイド殺しが初めてですかね? 「夜歩く」は良いぞ。ここでネタバレしちゃってるけど。
アガサ・クリスティーは今のミステリにもよく使われる叙述トリックの基礎を築いた人なのかなと感じました。もっと読みたいですね!
断章のグリム完全版 Ⅳ 金の卵をうむめんどり
書き下ろしの「田舎のねずみと都会のねずみ」で八純啓という登場人物が出ましたが、彼はほうかごがかりの啓なんですかね?
調べてみたら初出はmissingらしく……。missingも学生時代に読んだはずなんですけどあんまり覚えていないので、改めて買って読んでみようかなと思いました。
表題の金の卵をうむめんどりは風乃お姉さんの主役回なんですが、私はこの話が一番苦手で、読み返すのがとても辛いんですよね。あんまりにもあんまりすぎる……。誰も幸せになってない……。いや断章のグリムで幸せになった人探す方が難しいけども。
ではここから読んだ漫画を挙げていきます。
ドカ食いダイスキ! もちづきさん3
ウマ娘シンデレラグレイ 20〜22
漫画は続き物を読むことが多いこと、いっぺんにたくさん読むので感想書いてたらしんどくなりそうなのでこう言う形にしました。よろしくなぁ!