どうやら自分で思っているより苦手らしい、「人の話をそのまま聞く」「書いてあることをそのまま読む」こと。
「書いてないことを読み取るな」という指摘をされることが相次いで、気になっている。言った人・書いた人は「そんなことはどこにも書いていない」という。言われてみれば確かに書いていない。
私がかってに付け加えた情報や、裏を読んだつもりでゆがんだ情報を受け取ってしまっていることは確かにありそうだ。だからまずは、書いてあることをそのまま。言われたことをそのまま。そのまま読んで飲み込んで、自分の記憶に収める訓練をしたい。
ただし、それと同時に思うこともある。
勝手に情報を付け加えた私が100%悪いわけではなく、裏を読んだり言外の何かを感じ取ってしまった私が悪いわけでもなく、それはそれで必要なシーンもあるということ。
私の読み取り、記憶、行動に対して「自分はそんなことを言っていない」と指摘してきたひとは「自分は言ったこと・書いたことしか本当に考えていないし、それ以上でもそれ以下でもない」というし、その通りなのだろう。
しかしその通りでないひとや場合のほうが多くはないだろうか。 私がついつい裏を読んだり忖度したり情報を盛ってしまうのは、どちらかというと「言いたいことは言ってないので、察して補間して読み取って行動してくれ」という状況を多く経験してきたからだと感じる。
私はこれから「文章や言葉をそのまま受け取る」訓練をしよう。
そして、「文字通りに」言葉を扱っているという人は誤解のない・振れ幅の少ない表現を心掛けてほしいし、できれば裏はないと折に触れて宣言してくれるとありがたいし、裏を読みすぎる・ねじれた読み取りをする人にもちょっとだけ優しくしてほしい……私のために……私にやさしくしてほしい……これから練習するところだから。練習にあたって「それはこういうことですか。私の読み取りはこれで合っていますか」と尋ねることもあると思うので、呆れないでくれたら幸い。
あと、混乱のもとになるので「そんなことどこにも書いてありませーん」「だれもそんなこと言ってませーん」と、一字一句同じじゃないことを指摘してはぐらかすのはよくないのでやめよう。そんなことする人がこれを読んでやめるとは思えないが……
◆上記は下記を実践したりよく考えてみようと思って、メモするための文章であった。