多くの人が使っているシャープペンシルの芯は「0.5」だと思うが、わたしは子どもの頃から0.9などのいわゆる太芯シャープが好きだ。
中学生のころ机の引き出しから見つけた父の製図用シャープが0.9ミリ芯で、それを気に入って使ったのがきっかけだ。
わたしはペンを「正しく」持てず、握るように持つせいもあって筆圧のコントロールが難しい。絵を描く時はチカラを入れたり抜いたりというコントロールを意識的にしているが、字を書くときにはおろそかになる。
筆圧が強いとシャープペンシルの芯は折れやすい。子どもの頃はポキポキ折っていたので、かわいいデザインのものや、大人っぽくて憧れたシャープペンシルも実用に向かず、結局鉛筆にもどっていたのだ。
太い芯のシャープペンシルなら滅多なことでは芯は折れない。0.7でもなかなか頼りになる太さだが、0.9ともなるとかなり強い。
Bなどの濃い芯ならさらにくっきりかけるので好みだ。
今も持ち歩いているシャープペンシルは太芯タイプのものである。