
わたしのことを知っている人にとっては、わたしにはキラキラしたイメージが無いだろうから意外かもしれないが、わたしはイルミネーションなどキラキラしたものも好きだ。
もっともイルミネーションやってるから観に行こう、などとわざわざ出かけたりはしないので、たいして「好き」とも言えないのかもしれない。
でも「光」が好きだ。これは人間が、誰かの意思が光らせているという事実が好きなのかもしれない。夜も行動できるようになった、文明が発展したのは人間が手軽に扱えるようになった「光」のおかげだろう。
イルミネーションが設置されるのは冬が多い。
冬の寒さと透き通った空気を楽しめるのもイルミネーションのいいところかもしれない。
寒さに縮こまって、下を向いて歩きがちな冬のわたしを上向きにしてくれるのは誰かが作ったイルミネーションなのだ。