ども、Aritakaです。Kodak FZ55を購入して3ヶ月ほどが経過しました。
ここ最近では毎日のようにFZ55で写真を撮っているので、しばらく使ってみての感想を写真と共に共有できればと思います。
FZ55を購入したきっかけ
僕がFZ55を購入しようと思い至った理由は以下です
社会人になって写真を撮る機会が減り、大きなカメラを持つのを億劫に感じていた
手持ちのコンデジとしてX100Vがあったが、ポケットに入れられるサイズではなく、それが理由で家に置いていくことが多かった
写真家 西田航さんの動画を見て、やすいコンデジいいやんってなった
学生時代は若かったし、学業そっちのけで写真を撮っていたので、重かろうがデカかろうがどこへでもカメラを持って出かけていたんですが、社会人になって写真にさける時間が限定的になると、なかなか「カメラを外に持ち出す」ことのハードルを大きく感じるようになりました。
それを乗り越えられるような小さくて軽くて邪魔にならないカメラが欲しい、と思って購入したのがFZ55でした。
FZ55の基本スペック
FZ55の基本スペックは以下です。(KODAK PIXPRO Digital Camerasを参照)
有効画素数:1635万画素
焦点距離:28mm ~ 140mm(35mm換算)
解放F値:F3.9(Wide) ~ F6.3(Tele)
フラッシュ:あり
撮影枚数:約200枚
質量:106g(本体のみ)
サイズ:9cm x 5.5cm x 1.5cm
なんといっても106gの軽さとコンパクトなサイズが個人的にはめちゃくちゃ最高でした。ポケットに入れていても入れていることを忘れるくらいなので、とりあえずカメラを持ち出す習慣をつけたかった自分にはピッタリでした。
FZ55の気に入ったところ
そんなFZ55、長く使って感じた良い点が3点ほどあります。
1点目が先ほども触れましたが、とにかく小さくて軽いということ。特に奥行きが1.5cmなのが本当に良いです。ポケットに入れても全く嵩張らず、とりあえずポケットに入れて出かけて、いいなって思ったらすぐ取り出して撮ることができます。
X100VだとFZ55と比べると2回りは大きい(性能の差がちゃんとあるのでこれは当然なんですが)ので、ポケットには入れず結局カバンの中に入れがちです。カバンの中に入れてしまうと、ふとした時にいいなって思ったものを「わざわざ撮るまでもないか」とスルーしてしまったりします。
この「いいな」と思ったものをスルーしてしまった罪悪感というか、後悔のような気持ちがFZ55によって解決されました。
2点目は、想像以上にバッテリーが持つことです。僕のように毎日のように持ち出して、大体1日平均30枚くらい写真を撮る、みたいな使い方をしていれば、1週間は全く充電しなくても持ちます。
せっかく持ち出したカメラがつけてみたら全然充電がなく、しかも減りも早いのですぐ撮れなくなってしまった、みたいなことがないので、ここでも写真に対するモチベーションを維持しやすい要因になっていたなと感じます。
上記で紹介した通り、仕様上は撮影枚数約200枚となっていますが、感覚的には400枚くらいは軽く撮れるんじゃないかな?と思ってます。
最後3点目はファイルサイズが小さい(JPEGしか撮れない)ことです。これは撮った写真の編集を気軽にスマホでやる上ではとてもメリットとして働いたなと感じています。
僕も大学を卒業するまではほぼ毎日のようにRAWファイルで撮った写真をPCのLightroomで編集するような毎日を送っていた人間なので、もしRAWで撮れるならRAWで撮りたくなってしまうし、もしスマホでの編集でストレスを感じたらPCを持ち出してしまっていたことでしょう。
しかし、RAWは取れずJPEGのみで、ファイルサイズも1枚あたり約4MBと軽量なため、スマホでの編集作業でストレスを感じることはありませんでした。結果として、撮った写真をすぐスマホに移してスマホでサクッと編集するサイクルが最小で回るようになったなと感じています。
FZ55の気になったところ
ここからは気に入ったところだけじゃなく、使っていて気になった部分もお伝えしていければと思います。(どれもそこまでクリティカルな欠点ではありませんし、安価なカメラなので、そういうものだと割り切れるものではあります。)
1つ目はフラッシュの位置です。FZ55には簡単なフラッシュが付いており、それをつかって写真表現の幅を広げられるのはもちろんメリットなんですが、位置が悪く、自然に使っているとフラッシュに手が被ってしまいます。

向かって左側上部についているのがフラッシュなのですが、右手でカメラを持つと中指がフラッシュに被ってしまうことがよくあります。
CanonのG9などはそれを避けるためにカメラの右側上部にフラッシュを配置するなど工夫があるため、FZ55でもそういう工夫が見られると嬉しかったな、と思います。
2つ目は想像以上にブレることです。これは思ってもみなかった写真が撮れる、という意味では個人的に面白さも感じている部分でもありますが、晴れた昼間に撮ったとしてもシャッターを押す瞬間、ちゃんとカメラを止めることを意識しないと簡単にブレます。
これはスマホやここ最近の手ぶれ補正機能の追加カメラを普段使い慣れている人からすればかなり驚く点かと思います。
3点目はSDカード・バッテリーを入れる部分の蓋が開きづらいことです。蓋はスライド式になっており、ずらすと開く仕組みになっているのですが、手汗をそれなりにかく僕のような人からするとこれが結構難しいです。

うまくカメラを挟んで力を入れたいところなんですが、反対側上部には電源ボタンがあるため、頑張って開けようとしたら電源がついてしまうこともしばしば。若干の凹凸があるにはあるんですが、もう少し開けやすい蓋だと個人的には嬉しいなと思いました。
最初に言いましたがどれも細かい話∧そもそもの値段が安いカメラなので、そういうもんだと思ってしまえばそこまで気にならない内容かなと思ってます。
まとめ
TikTokで人気になったらしく、品薄で定価で買うことが難しくなってしまったFZ55。今は定価より1万円以上高く取引されていそうです。
価格.com - コダック PIXPRO FZ55 価格比較
約3万円といわれると高く感じてしまうのが正直なところではありますが、カメラを買ってみたけど、カメラが重くて写真を撮らなくなってしまった僕のような人には強くお勧めしたいカメラです。同じような価格帯の別のコンデジを狙ってみるのもありかもしれません。
僕はこのFZ55でまた毎日のように写真を撮るようになって、また写真を少しずつでも真剣にとっていきたいなと思えるようになってきたので、とても良い買い物だったと感じています。
最後に作例を乗っけて終わりとしようと思います。ではまた。
作例
※撮って出しではなくVSCOやLightroomで編集しています

























最後まで作例を見ていただきありがとうございます。とった写真は基本ThreadsやInstagramに投稿しているので、気が向いたら見にきていただけると嬉しいです。