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つらつらと思いついたことを書いているので、時系列はむちゃくちゃです。
アニメ39話視聴。
改めてすごい話だな。
まだ序盤だけども。
ロイドさんて、ずっと生き残ったことへの贖罪で任務を遂行してるのかなとも思ってたんだど、それだけでは無いかもなと、昨日のアニメを観て思った。
贖罪の先の救いを求めてないというか。
贖罪したところで、赦しと精算を与えてくれる世界そのものをもう信じていないのでは?と。
「世界から」裏切られた子なんだな。
だから第三国や平和な国へ「逃げる」って選択肢がなし、逃げたところで……って心境になっているのかもしれない。
「理由なんてない」という台詞もそうだけど、あれも斜に構えてるわけでもなくて、本心だと思う。
最初、「こどもが泣かない世界」を作りたいと言ってるなら、政治家とかの道もあったんでは?とも思ってたんだけど、世界を信じられない人がその内側には入れないよね。
そして、もともと俯瞰的な性格もあって、世界というのを「居場所」ではなく「対象」として捉えてしまっているのかなぁと。
何回も言ってるし、フォロワーさんとも共通認識のようになってるんですけど、彼の目指す「子どもが泣かない世界」に、自分は入ってないんだろうなと思ってる。
でも彼は動くんだな。
信じられない世界であっても、泣いている子供を見たくないから。
信じ合えなくても、歩みを止めると自分のようになると知ってるから。
そこには、贖罪とか赦しとかそういう観点じゃなくて、ただただ傍観することに耐えられなかった人がいるだけだな。