行きたいところへは行けるうちに行こうと思ったはなし

ayan
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個人ブログに2023年の旅ふりかえりを書いた。年始に書こうと思っていたのに、2月に入ってしまった……けれど、下書きのままお蔵入りにするのではなく、とりあえず公開できてホッとしている。

2023年に旅したところはこんな感じ。

クライアントがおらず締め切りのないブログ記事は、仕事が忙しいとついつい後回しになってしまいがちだ。でも、ふりかえってみると、改めていろいろなところを旅したことがわかったし、自分が旅が好きなことを再認識できた。

月日は驚くようなスピードで流れ去っていくし、そのときの気持ちもどんどん忘れていってしまうから、こうやって書き残しておくのは大事だな。

私はフリーライターで、もともと(コロナ禍以前)はトラベル関係の執筆が多かったけれど、最近はインタビュー(ビジネス系メイン)やコラムが中心だ。

旅は大好きだし、国外国内問わず、旅をして記事を書くことは私にとって喜びの多い仕事だと思っている。とはいえ、会社に雇用されているわけではないから、旅に出ている/取材に行っている最中は基本的に稼ぎが発生しない。

もちろん、取材旅行後に書いた原稿に対して原稿料は発生するけれど、書くためには(旅とは別に)執筆のための時間がかかるわけで、長距離移動や宿泊を伴うトラベル記事は決して“コスパがよい”仕事ではないのだ。

費やす時間と稼ぎのことだけを考えるなら、オンラインでインタビューをしたり、あるいは別の方がインタビューした音源をもらって、家から一歩も出ずに執筆をしたりするほうがずっと効率がいいと思う。

それでも私は旅に出たい。プライベートでも旅に出たいし、仕事で行けるものなら(交通費と宿泊費を出してもらえるのなら)なるべく行きたい。

ライスワークとライフワーク。どっちも大事だから、バランスをとってやっていきたい。英語力も体力も気力も年齢とともに低下しているけれど、旅に出て新しいものに触れることで、自分の中の好奇心を絶やさずに済んでいる。

経済的、時間的、体力的、すべてがパーフェクトに準備が整うことなんてないけれど、行きたいところがあるなら、「いつか」じゃなく、行けるうちに行きたい。老後のための資産形成も大切だけど、今しかできないこともきっとあるはずだから。

↓今日書いたブログ記事

2023年 ayanの旅ふりかえり|行きたいところへは行けるうちに

↓この記事の続き

行きたいところに行くには、日にちを決めてチケットを予約してしまうこと

@ayan
愛知県在住フリーライター @warashibe