
行きつけの喫茶店(以前、きゅうりアイスのお話を書いた時のお店です)のテーブルに可愛らしいものが乗っていた。小さいガラス容器にたっぷりのお水が入っており、そこにちょんと刺されている水耕栽培の植物たちである。
お店で生きている植物の気配を感じると、なんだか嬉しいというか、にこにこしてしまう。ここは植物が生きていける環境なんだなって。もりもりと植物が群生していなくてもいい。鉢植え一個でも構わない。お店という空間に溶け込んでいる命の気配は心地よい。
植物がたくさんあるお店は、それはそれで良い。植物の方が勢力が強いんだなあなんて思ってしまう。人間やご飯、雑貨などではなく、植物が主役の場所というのは自分の存在はどこまでも曖昧になっていく。
自宅でも最近、水耕栽培もどきをしている。増えすぎた観葉植物の一部を何となく水耕栽培に移行させたらもりもりしているのだ。相変わらず強い。根っこももりもりで、新しい葉っぱも生えてきた。元の生命力が強いだけじゃなく、置いている場所も良いんだろうな。程よい日光が入るからね。そんなこんなで、水耕栽培されている植物には勝手に親近感を覚えているのです。
喫茶店にいた植物はミントっぽいものと、多分サツマイモっぽいもの。Googleの画像検索って本当に便利だね。知らない植物はすぐに画像検索です。てか、サツマイモって水に突っ込んでもすくすくするんだなあ。植物の生命力にはいつだって驚かされる。
さて、次に来店した時も植物達が元気か確認して、美味しいコーヒーを頂こう。