猫まみれで考える、ひとり旅について

donco
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公開:2024/11/23

こんにちは。猫まみれで暮らす人間です。どのくらいかというと、このくらい。(今の視界を撮りました)

猫まみれは日常であり、今回の日記の本題はタイトルの通りです。

先日、お友達のひとり旅の記録を読んでから、頭の中に『ひとり旅』とふとしたときに浮かぶようになりました。あっここいきたい、とそこそこの遠さの地に対して思ったとき。ひとりで日帰りでさっと行く、ができるんだな……と。もやもやっとふわふわっと浮かびます。よぎります。大阪に住んでいて、新大阪駅もわりと近いです。なので、ある程度のところになら日帰りで行けるんだと気づきました。案外、この『新大阪駅までにかかる時間』は重要なのかもしれない。わたしは観光地に詳しくないし、ひとりなら、目的地の周辺を少し見て回って帰ってくることになるのかな、と思います。目的地ひとつ。買いたいものひとつ。くらい。それならきっとある程度の遠方でも大丈夫。

うちには猫がたくさんいるので、人に(母ですが)お世話を依頼せずに行けるとしたら、日帰りになります。だけどそこそこの遠方にせっかく行くのに、という気持ちから、『日帰り目的地ひとつ旅』にお友達を誘うのは正直申し訳なくむずかしい。先日の富山旅に一緒に日帰りしてくれたお友達には大感謝しています。観光ルートも組んでくれて、充実させてくれました。あんなに素敵でしっかりした旅ルートをつくることは、わたしにはできません。

それで、そのお友達が先日ひとり旅をしていて、その記録を読み、わたしの選択肢に『ひとり旅』がちらつくようになりました。以前から考えたりはしていたんですが、より明確になったというか。

今行きたいところが広島で、目的地はホロコースト記念館です。調べたら、新幹線様のおかげで日帰りのハードルがとても低かったんです。簡単。これ余裕で日帰りできる、と思いました。あと浮かぶのは「生もみじ饅頭のチーズ味を食べたい」です。目的地ひとつ、食べたいものひとつ。これは気軽です。少なくとも広島なら。(10月に行った福島県は流石に遠くて、夜行バスでしか無理でした。本州内の西のほうか、北陸あたりまでが可能範囲かな、と思います※わたしは飛行機に乗れません)

されど大きな問題が、楽しめるのか、です。果たしてわたしはお友達のようにひとりで満喫できるか。自信がないです。心許ない。おどおどとそわそわと動く不審な人間になってしまいそう。ひとり旅してます! たのしい! という心持ちでいられるのか。

ひとりでいるのが好きな人間です。むしろ人と過ごすことが苦手で、なのでひとりで生きてきました。会社でも、お昼休みはひとりでいるし、会議室への階を越えた移動なんかもひとりがいい。大人数が苦手で、会社での食べ飲み会はかたくなに不参加です。(一応考えながら、さすがにこれは…というものには参加すると思います、するつもりでは、います)入社したばかりで断れなかった初回、当日まで緊張し続けた結果体調不良になりドタキャン不参加、ということがあったくらい、体が拒否するレベルでだめなんです。余談でした。

そんなわたしですが、知らない遠い地は心細いです。馴れない相手と一緒か、それともひとりか、なら当然ひとりを選びます。が、この今年後期の旅行数回で、お友達と過ごす旅行の楽しさをしっかり覚えてしまいました。ちょっと入りにくいお店なんかにも、お友達となら飛び込める。待ち時間がちっとも退屈じゃない。ハプニングさえ好転する。それはひとりじゃないからこそのものかなあ、と思ったり。

そわそわしてうまく歩けない、とか、お店に入れず食いっぱぐれる、とか、なりそうで心配です。新幹線での移動は平気。目的地が博物館なら、するのは展示を見ることだから大丈夫かな。でも寂しいかな。共感共有したくなるかな。などなどなど、ぐるぐるとまだ悩み揺れているところです。結果楽しめても、それでもやっぱり一緒に見たかったな……となる気しかせず。

9月に東京のお友達が泊まりに来てくれたのを皮切りに、静岡旅、福島旅、空港遊び、富山旅、とたくさん知らない場所に行きました。楽しかった。2024年の後半の濃さに驚きます。この旅たちはすべてお友達とでした。来年はひとりで、も追加されるのかどうか。でも旅行はお友達とが好きなのかもしれないな。それを知るためにも一度はひとり旅もしてみるべきか。


最後に、近況として今朝の怒り猫たち。

ひとりずつ順番に怒ってくれました。壁がすごいことになっていますね。ここは猫の巣と化した旧クローゼットの上段。これが猫との暮らしです。ちなみに左側の最も怖そうな怒り猫は、なんと撫でることができます。

@donco
こんにちは。ねことわたしの話をします。