こちらは栄のミュージック・ファーストで購入…って、ここ最近、この店以外でレコード買ってないですね。なんか、探しがいがあるんですよこの店。
オムニバス盤『El PalaCio Del Tango Vol.3』
そもそもですね、洋楽コーナーをてきとーに見てたら、よく見知った『バットマン('89)』のジャケを見つけたんですよ。ダニー・エルフマンのサントラなら欲しいなと思い、手に取ってみたら何やら妙に重たい。まあ、LPじゃなくてLDだったというオチなんですが。
そのLDの隣の列にいたこのLPに目が止まりました。印象をそのまんま正直に言うと、ジャケがペナペナでボロかったからです。バーゲンコーナーの中でも一際目立っておりました。

タンゴのオムニバス盤です。タンゴの歴史のどの時代に流行したものなのかとか、どれぐらい有名な方々の曲なのかなど、何一つわからんので何一つ語りようがありません。よく分からないけど情熱的な音楽が聴きたくなった時に聴こうと思います。
武川雅寛『恋はPush!Push!Push!』
武川さんの前作『とにかくここがパラダイス』同様、既存曲のカバーと、書き下ろしのオリジナル曲が交互に収まっています。
ムーンライダーズファンが聴くと反応してしまう部分がそこかしこにあって、一番わかりやすいのはB-3「テルスター」でしょう。オリジナルは1962のトルネイドースの曲ですが、この曲もまたベンチャーズのカバーが有名です。
ベンチャーズにしてはギターよりもキーボード(オルガン)が全面に出ている曲なんですが、この武川さんのアルバムではオルガン部分を「ヤーヤーヤー」という男声コーラスに置き換えています。はい、どう聴いても「スカーレットの誓い」です。
しかしながら、このアルバムの発売日が1982.11.21、ライダーズの『MANIA MANIERA』が(CDのみで)発売されたのが同年の12.15というわけで、「スカーレット」のコーラスよりもこちらの初出の方が早いんですね。ライブ盤『The Worst of Moonriders』に収録されている「スカーレットの誓い」は『MANIERA』リリース前のライブだったという話もあり、「ヤーヤーヤー」コーラスの初出をどことするかはなかなか難しい問題です。どうでもいいっちゃいいんですが。
他にもB-2「カーニバル」(作曲は鈴木博文・美尾洋乃のMio Fou組)のメロディーは、比較的最近のムーンライダーズのライブ『アンコールLIVEマニア・マニエラ+青空百景』の曲と曲の間のつなぎとして、口笛を吹いているようなアレンジで使われてました。
B-6「トーイ・ボックス」の中盤から入ってくる金管楽器が暴れるようなフレーズは『The Worst of Moonriders』の曲のつなぎで印象的に使われています。
『青空百景』のライブでも使われてたよな〜と検索してたら、オフィシャルがアップしている動画を見やすくまとめているサイトがありました。ありがたい。
実際の曲自体の感想よりも、「あっ、あのフレーズの元ネタ、このアルバムからだったんだ!」みたいな話になってしまいましたが、まあ、それはそれで。