みんなでいいプロダクト作りたいんだから

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yigarashiさんのこの記事を11月に読んで、それなそれな〜、と思った。

その後加筆修正されたみたいだけど、基本の主張は変わってないと思う。

最初から技術的な前提を組み込んで議論することで、不確実性を効率良く下げていくことができる

のとこかな。

年末にはしいばさんのこの記事を読んだ。

そうすることで、PdMと同じ場所に立てる。一緒にプロダクトのことを見て、それぞれプロダクトの専門家と技術の専門家として意見を交わしてプロダクトを前に進められる。そういうのが良い。

せやねんせやねん〜〜〜!!

そして昨日、ばやしさんのこの記事。

ちょっとバシッと端的に引用しやすい場所がないんですが、このへんかな。

こうしてプロダクトマネージャーとデザイナーとエンジニアがそれぞれの専門領域を共有しながら、全体で最もコスパの良い機能を決められましたとさ、めでたしめでたし。

それ〜〜〜!!!

てな感じで、僕が12月に書いたこの記事で言いたかったことも、それだったんだよな、という感じ。

いわば、「プロダクトマネージャーをチームの一員にする」理由。記事の中では端的に明言はしなかった(というか、考えがきれいにまとまってなくて、できなかった)んだけど。

yigarashiさんとばやしさんの記事の議論は、経済性、効率性、効果性みたいなところが主眼になっているのかな。

しいばさんの記事はそこまで具体性や利益の議論に踏み込んでなくて、プロとしての心がまえ、こうありたい、みたいな感じ。(でも、一歩進んでる感じもして、ごめんなって言えるあたりすごく大人)

で、いま僕の言葉でまとめるなら、「みんなでいいプロダクト作りたいんだから、それぞれの持ってるものが最大限活かされるような働き方しようよ」かな〜。

ただ、「プロダクトマネージャーをチームの一員にする」の記事には、言いたいことがもう一つあるなということにも気づいた。「エンジニアがもっと、ユーザを含む現実世界と触れ合えるようにしたい」だな。その方がもっといいプロダクト作れるように「なっていく」と思うから。

で、逆もあることに気づく。プロダクトマネージャーやデザイナーがエンジニアリングについて学ぶことで、もっといいプロダクト作れるようになっていくはず。あ、これがばやしさんが書いてるこの話か。

トレードオフを踏まえる領域を全体に広げて、全員でベターな選択をするようにしたいなと思いました。 そのためには相手の領域への理解が結構必要かなと思うのですが、それは学んでいくしかないかなと思ってます。

それぞれの持ってるものが最大限活かされるようにしていくことと、エンジニアがもっとユーザを含む現実世界と触れ合えるようにしていくこと。どっちもがんばろう。

そして、エンジニア、プロダクトマネージャー、デザイナー、お互いがお互いの領域から学び合えるようになって、もっともっといいプロダクト作れるチームになっていけたら最高だな。