新NISAに向けた準備が後手に回っていた。2023年まではマネックス証券の口座でNISAを購入していたが、2024年からは楽天証券に変更することにした。マネックスはどうも使い勝手が合わないことに加え、NISA以外の投資信託は楽天証券経由で購入していた。
投資はほぼインデックス投資であり、ポートフォリオは複雑にはしたくない。複数の証券会社で運用すると、運用管理に手間がかかる。これらの点をかんがみ、証券口座も1本化するのが得策だと考えた。
年明けにマネックス証券のNISA講座解約の手続きと、楽天証券の新規NISA口座開設の手続きを進めた。楽天証券の新規NISA開設にあたり、必要書類を送ってから10日ほどで税務署の審査が降りた。
こういった変更手続きはリアルタイムでは実現せず、手続き完了までに相応の時間がかかることを忘れていた。今後もしこういった手続きがある場合は、すぐに手続きを進めることで、待ち時間のロスタイムを減らしていきたい。
さて、念願の楽天証券で新NISAの買い付けができる状態になった。今年は現金に余力があるので、投資信託や株を売ることなく、買い付けを進めることにした。eMaxis Slimのオールカントリー、S&P500、先進国株を均等に買うことにした。
これらを分散して購入している理由は、気休めである。数年前からこれらを継続して購入しており、オールカントリーが今ほど人気じゃない時からこの構成だった。投資成績としては上々なので、そのまま継続することにした。
現金に余力がある点は、考えものだ。余力があれば投資信託をすぐに購入してもよかった。Just Keep Buyingの原則に沿えば、余力はすべて株に投資することが一番効率が良い。それにもかかわらず、2023年に現金余力を残しておいたのは、2024年の新NISA開始のタイミングで、満額投資をしたかったからだ。
この点、合理性に欠けた投資であることは自覚しているので、これからは必要なお金以外はすべて投資するスタンスをまっとうできるようになりたい。
来年以降、新NISAを埋める場合は、現金から買うことはできなくなりそうだ。そのため、投資歴7年で初の取り崩しを実行する予定である。投資を始めた1年目で購入した株は、ほったらかしにした状態でしっかり株価が上がっている。あと4年かけて新NISAは満額で投資枠を埋め、ほったらかしを継続したい。