ほぼノンアルコール生活を始めてから数ヶ月が経った。
これまで毎日晩酌していたのをノンアルコールビールに切り替え、問題ないと実感が湧いてから、ノンアルコールビールを買うのもやめた。晩酌の代わりに家で作った麦茶を飲む生活が続いている。毎日書く日記にも飲まなかった日にはその旨を記載し、習慣化に向けてログを残し続けている。
「ほぼ」ノンアルコール生活、と書いたのは、完全に禁酒をしたわけではないからだ。飲みたいと思った日や外出して食事をするときには、アルコールを飲むこともある。断酒はハードルが高いので、少しだけ余白を持たせるようにしている。
数ヶ月この取り組みを継続してみたところ、月当たり最大5日ほどアルコールを飲むことが分かった。毎日晩酌をしていた頃と比べたら、大きな進歩である。
そして、このほどさらなる変化を体感した。久々にハイボールを飲んだ時に、おいしさをあまり感じられなかった。
これには驚いた。あれだけ好きだったハイボールなのに、飲んでも満足感が得られなかった。拍子抜けだった。この感覚はしめたもので、あまりおいしくないという経験が1つでも生じれば、次にアルコールを摂取するタイミングでその経験がよみがえり、抑制効果が働く。
アルコール以外の悪習慣を断ち切る時も同じように「経験からの抑制効果」を感じることは、過去の経験則からわかっている。アルコールを断ち切るという次のフェーズに進める状態であることが実感できた。
ほぼノンアルコール生活を始めてから、体調はすこぶるいい。しんどさを感じることが少なくなったし、眠りも深い。逆に飲んでしまった日は、眠りが浅く、夜中に何度かトイレに行くことも多かった。安眠や体調のためには、飲まない方がいいのは明白である。