関西移住の地を探す。「決め手に欠ける」を現地で体感できたことが1番の収穫

ficas
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年末年始にかけて、関西移住のための住む場所を探している。個人的に気になった場所や知人からお薦めしてもらった場所を中心に、なるべく多くの場所を訪れて、この場所に住むべきかどうかを実感してみたいと思っている。

元々関西出身で、社会人になって初めて東京に出た。就職先の勤務先が東京のみだったこともあり、東京で暮らしをすることになった。元々東京や関東に大きな憧れがあったわけではなく、行きたいとも思っていなかった。仕事の関係で関東に住み始め、長い時間が経ってしまった。

社会人生活もそれなりに長くなった。会社は在宅勤務ができる最良の環境であり、平日はほぼ家で仕事をしている。出社するのは月に1度あるかないか。出社縛りがない状態であり、仕事はどこでもできる。昨年にパートナーが仕事を辞めたことで、関東に居続ける理由がなくなった。「いつかは関西で暮らす」を実現するタイミングが来たと言える。

年末年始で、住む場所の候補として挙げていた場所に複数訪れてみた。回った箇所は合計10箇所ほど。結論、決め手に欠けた。どの街でも暮らそうと思えば暮らせる一方で、その街に住もうと思う明確な理由は見つけられなかった。

今回の引っ越しは、終の住処を見つけるためのネクストステップであり、関西で暮らしを続けながら、最終的な住む場所を定めたいと思っている。そのため、ベストではなくベターな場所でいい。それくらいの熱量だと、決め手を見つけるのは難しいかもしれない。

収穫としては、だいたいどこに住んでも暮らしていけそうという印象を持てたことだ。自分のニーズを満たす条件としてはこんなところだ。

  • 適度に都会であり、栄えている駅に自転車で行ける

  • 民度が高く、治安がいい

  • 最寄り駅や最寄り沿線を使っている人を見て、ここなら問題なさそうと思えるか

  • 駐車場込みの家賃を今から4万円削減できるか

  • 歩いていける場所にサウナや銭湯施設があるか

  • ペットの散歩ができる空間や場所、自然があるか

  • オフィスまで40分以内で行けるか

結論、これらのいくつかを満たすものであれば、あとは大きくこだわる必要はない。自分の中で確固とした優先順位が見えないとも言える。あとはパートナーのニーズにまかせてみようと思えた。

しかし、賃貸のペット可の物件となると、選択肢がとたんに少なくなる。間取りもだいたい同じで、理想としている住環境とは乖離がある。平屋の家を建てたくなってきた。建てるにしても、どこに建てるかが一番の問題になる。関西方面の住まい探しはまだまだ終わらない。