Outer Wilds プレイ日記_15

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Loop 33

今回は量子木立のクレーターに向かった。

普通の空き地に見えたのだが、よく観察すると目を離したそばから木の生え方が変わる。そのうち例の量子ゆらぎの周波数を発する岩(石と言うには大きい)と木製の看板が出現した。

看板には詩が書かれていた。

The quiet shade / Across old dark / In the ancient glade / It's always dark

「静寂の陰 古き樹皮を越え 遥か昔の森の空き地で 常に闇に包まれて」

誰が書いて、何を示唆しているのかはまだわからない。

クレーターの底から樹上に延びるスロープがあった。スロープの上には看板があり、Chertが量子の月に似た信号を検知した記録が残されていた。Chertはいろいろなところに出かけて調査をしているようだ。

時間が余ったので灰の双子星へ向かった。道中、巨人の大海の近くに量子の月を見かけたので着陸を試みたが、着陸態勢に入り視点を切り替えた瞬間に見失った。やはりあのスペースシャトルでないと着陸ができないらしい。

灰の双子星には未調査の遺跡がいくつもあったので、興味津々で歩いていたら突然どこかに飛ばされた。紫色の床がワープ機構になっていたようだった。おそらく燃え盛る双子星にワープしたと思われる。ブラックホールやホワイトホールステーション以外でもワープができるのかと驚いた。どこに飛ばされるかわからないので、初回調査のときは紫色の床には乗らないようにしようと思った。

灰の双子星に戻り、探索を続けた。建物の入り口にNomaiの骨があった。倒れたままの形で、服もそのまま残っている。

下半身にボリュームがあるというか、足?蹄?が多そうな靴を履いている。これまでNomaiの骨はたくさん見てきたが、服が残っているものは初めて見た。まさか他の星では裸で過ごしていたわけでもないと思うが、時代とともに価値観が変わって身に纏うものも変わったのかもしれない。

部屋の奥にはNomaiの記録が残っていた。燃え盛る双子星の高エネルギー研究所で、灰の双子星プロジェクトに関する研究を行っているらしい。記録を読み終えたところでタイムアップとなった。

INFO: END - Loop 33 of Outer Wilds Ventures

Loop 34-37

引き続き灰の双子星を調査しようと思っていた。しかし灰の双子星は、ループ開始時点ではあらゆる遺跡が砂に埋もれている。時間と共に燃え盛る双子星に砂が移動して遺跡が姿を現すようだった。つまり、ループ開始からすぐに灰の双子星に向かってもできることがない。調査対象を燃え盛る双子星の方に切り替え、もう一度高エネルギー研究所を探すことにした。

燃え盛る双子星で高エネルギー研究所を見つけた。こんなに目立つ施設、今までなぜ見つけられなかったのだろう。入口が閉ざされており、太陽なき街から回り道をするよう書き置きがあった。Nomaiは石壁だけでなく、地面に直接記録を残すこともできるらしい。

太陽なき街は幽霊物質に阻まれて入れないのだが……幽霊物質は、いつか克服できるのだろうか。幽霊物質の攻略なしにこのゲームをクリアできるだろうか。そんなことを考えながら、高エネルギー研究所の屋上に登った。大きなワイングラスのような建造物があった。

いつか燃え盛る双子星のプロジェクションストーンで見た光景だった。あの映像の中でも棘だらけの多肉植物が蔓延っていた。この多肉植物にぶつかると宇宙服が破れる。

酸素と燃料が足りなくなってきたので、Chertのところにもらいに行った。あとから探査艇にも救急キットと燃料が積まれていたことを思い出したが、星の中の移動であれば徒歩の方が早い。

量子の月は太陽系の惑星のあたりを周回しているとのことだった。ヘイヘイみんな見てるー!?シュババと動き回る量子の月を想像した。煽り力が高い。量子の月は、ループ開始当初は砂時計の双子星付近にいる確率が高いように感じていたが、周回順が決まっているのかもしれない。

酸素と燃料を補給したので、探査艇に乗って灰の双子星へ向かった。そろそろ砂がはけているころだろう。

灰の双子星では、Nomaiがブラックホールの鍛冶場からワープコアを持ち帰ったこと、ホワイトホールステーションが灰の双子星プロジェクトで建設予定の塔の原型であることが記録されていた。プロジェクトの進捗の中に、たまにNomaiの日常が垣間見える。

公式記録上で口説くな……!

そしてめちゃくちゃに重いことを暴露されているClary。かわいそう。

灰の双子星にはほとんど砂が残っていなかったが、燃え盛る双子星との間を繋ぐ謎の砂の滝は、相変わらず空に向かって砂を巻き上げ続けていた。うっかり滝に巻き込まれ、燃え盛る双子星に流された。探査艇も無いし、灰の双子星に戻るにはジェットパックを全力噴射するしかない。何度か試行錯誤したものの、操作下手ゆえに崖に激突して視界が割れた。

INFO: END - Loop 37 of Outer Wilds Ventures.

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