Outer Wilds プレイ日記_44

hem
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公開:2024/7/12

Loop 164-165

やることは決まっている。灰の双子星プロジェクトに行き、ワープコアを入手する。闇のイバラ天体に移動し、船に辿り着く。船の入力デバイスに宇宙の眼の座標を入力する。おそらく宇宙の眼に到達する。その後のことはわからない。問題はそのプロセスをミスなく実行できるかどうかだ。

これまで抱えてきた疑問は解消する気配がない。自分の中では、このゲームにおける最終目標は太陽の超新星爆発を阻止することとしている。しかし、本当に超新星爆発を阻止できる可能性は高くない。予想もしていなかったエンディングを迎える可能性もある。

しかし、今できることはこれしかないように思えた。最初から目的なんて提示されないミッションだ。今はただ好奇心のままに進んでいた。

灰の双子星プロジェクトについた。ワープコアを入手したあと、重力装置を起動するときに誤って踏み外してしまった。通路の外側でしばらく引き摺り回され詰んだかと思った。

遠心力と格闘し、やっとの思いでワープ受信機に戻ったが今度は戻りワープができない。どうやら、灰の双子星プロジェクトに偵察機を置いたままだと戻りワープができないようだった。ここでかなり時間を浪費してしまった、急ぎ船に向かわなくてはならない。

闇のイバラ天体の中で、慣性航行の途中にアンコウにぶつかってしまった。さすがにぶつかると反応されるらしい。即座に喰われてしまった。何もうまくいかないループだった。

次のループでもう一度同じプロセスを踏み、闇のイバラ天体に入った。慣性で航行するところで何かを間違い、アンコウの卵塊に辿り着いてしまった。卵塊の中でもだもだしたものの完全に停止したため、諦めてエンジンをふかして脱出した。おや、意外とアンコウが寄ってこない。調子に乗って卵塊を出た後にもほんの少しだけ加速してみた。即座にアンコウが飛んできて喰われた。やはり色気を出してはいけないのだと学んだ。この世界では自分の心の弱さが露呈する。

INFO: END - Loop 165 of Outer Wilds Ventures

Loop 166

もう一度同じ手順で、今度は船にたどり着いた。やはり時間がない。座標入力デバイスを呼び出した。

探査機追跡モジュールで宇宙の眼の座標を見たとき、いつかどこかでこれを入力する機会が来るなとは思っていた。しかし、入力順序固定だとは思っていなかった……。簡単そうな部分から入力するということができない。

記憶の底から宇宙の眼の座標を引っ張り出した。航行記録にも画像が表示されていたので、裏表に誤りがないことはわかっている。入力を始めたが、やはり難しい。Nomaiの遺跡にあった扉のように、視線で玉を動かして入力する方式だ。六角形をしたデバイスの各頂点に入力ポイントがあり、そこに玉を触れさせることで線を繋いでいく。そもそも慣れない方向のスティック入力(なぜかリバースで身体が慣れてしまっている)に加え、視点感度が良すぎる。操作性…操作性……ッ!!!このゲームでいちばんストレスを感じた時間だった。こんなに面白くて最高のゲームなのに、最後の最後に操作性でこんなにイライラすることがあってたまるか。

そうこうしているうちに超新星爆発が始まった。タイムアップだ。手が汗で湿っていることに気がついた。少し休憩をしよう。

INFO: END - Loop 166 of Outer Wilds Ventures.

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