Loop 132-135
闇のイバラ天体でNomaiの「船」を探した。しかし辿り着けなかった。
あるループでは原因不明の爆発で探査艇が大破し、自分も死亡した。イバラにぶつかったので、いつものように修理しようと船外に出た矢先のことだった。そういえばFeldsparも「墜落したときに探査艇が内部から爆発しそうになった」と言っていたっけ。またあるループでは、コアに入った瞬間ブラックアウトして死亡した。アンコウに待ち伏せされていたのかもしれない。
脱出ポッド3から光の痕跡を追い、種に偵察機を飛ばし、重複信号を追った先は赤い光を帯びたコアだった。偵察機を回収して再度赤いコアの中に飛ばし、やはり中はアンコウだらけ、奥に卵塊らしきものがあることを確かめる。船は見当たらなかった。
本当にこのルートか?疑いながらも中に入ると当然アンコウに襲われた。一度別のコアを経由して赤いコアに変化があるか試したが、やはり指針なく選んだコアの中はアンコウだらけだった。
赤いコアの中に偵察機を飛ばし、重複信号の出た赤くないコアを追う方法も考えた。しかしそういう時に限って重複信号が出なくなる。どうしても卵塊に導かれてしまう。赤いコアに複数開いている入り口をすべて確認したが、中身が変わるわけでもない。子育てのために餌を引き寄せるよう、アンコウがこの空間を支配しているかのようだ。
あと思いつくのは、種を目指すか、コアに入らずできるだけ奥に進むか、遭難ビーコンでもFeldsparでもない安全なコアを消去法で探すかだ。これまでの航行経験からするに、任意のコアから出ようとするとあらゆるルートをすっ飛ばして宇宙空間に出るらしい。それが出来ていないなら、船と脱出ポッド3は「同じコア」の中にいる可能性がある。
探査艇を出てひとりで進む方がアンコウに見つかりにくいかもしれない。しかし、船のビーコンが受信できない状態で実行するにはいずれもリスクが高い。あれこれ考えたが、何にせよ船を捜索するには情報不足だ。燃え盛る双子星のアンコウの洞窟に再度行った方が良いと考えた。
INFO: END - Loop 135 of Outer Wilds Ventures
Loop 136
必要性は理解しているものの、すぐに燃え盛る双子星に行く気にはなれなかった。あそこの閉塞感は苦手だ。他の惑星にいるHearthianたちにFeldsparが見つかったことを報告することにした。
Esker→Chert→Gabbro→Riebeckと回ったが、誰一人としてFeldsparに触れなかった。いやGabbroは反応しなさいよループ事情がわかってんだから。
Feldsparとは関係ないが、Chertとの会話の選択肢には面食らった。隠れた惑星とは何のことだ?宇宙の眼のことだろうか。発言しているはずの私自身が理解できていない。いつの間に宇宙の眼が惑星だと確定したのだろう。
わからぬまま、Riebeckと青い光を眺めた。
INFO: END - Loop 136 of Outer Wilds Ventures
Loop 137-139
重い腰を上げて、燃え盛る双子星に向かった。アンコウに関する追加情報を探しに行く。
アンコウの化石の上のフロアにあった扉の先が気になっていた。無事に辿り着いて扉を開けると、ただ外の景色が広がっていた。期待していた追加情報は得られなかった。今から太陽なき街に戻っても何も出来なさそうなので、思いつきで空洞のランタンに向かった。
空洞のランタンは、航行記録がずっと埋まらなかったので気になっていた。以前に無理やり着陸しようとして溶岩にジュッとされた天体である。脆い空洞から遠目に見たとき、時間が経つほど溶岩が少なくなっていく気がしていた。今なら着陸できるのではないかと思ったのだ。
いざ着陸しようと速度同調してタイミングを測っていると、火口の中にNomaiの遺跡があるのが見えた。慌てて着陸し問題の火口を探した。空洞のランタンは重力が小さく、火口近辺での移動がしにくい。なんとか火口に辿り着くと、木の炉辺の採掘場との通信記録が参照できた。
しかし採掘場2bには、空洞のランタンとの通信記録は無かったはずだ。プロジェクションストーンで参照した先、見た目も採掘場2bによく似ているが、その割に残置物が少ない。私が見落としただけか、2b以外の採掘場があるのか。
火口の外に情報がないか探そうとしたところ、溶岩だまりに気になる影があった。
煙か燃え滓か?目を凝らした。
うわ!ヒトの形してる!!
でも、なぜ溶岩で融けてしまわないのか。アレはNomaiなのか、それとも他の生き物なのか。自分の影という可能性もゼロではないが……また別の機会に探してみることにしよう。
超新星爆発が始まった。
INFO: END - Loop 139 of Outer Wilds Ventures.