Outer Wilds プレイ日記_38

hem
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公開:2024/5/27

Loop 140-142

船を追えばアンコウの卵塊に導かれ、アンコウの生態を追うも新たな情報は得られなかった。船の捜索に繋がるルートは一度途切れたと思う。いったん他の場所を調査することにした。到達済だが未調査である場所が残っている。太陽なき街の眼の祭壇と、太陽ステーションだ。まずは太陽なき街に向かった。

ものすごく今更だが、幽霊物質の傾向と対策がつかめたように思う。幽霊物質があるからといって、思考停止して回れ右をしなくても良い。迂回できたり、石が散らばっていても実は通れるルートがある。細かく偵察機を飛ばしていけば死亡する心配はない。

眼の祭壇地区には幽霊物質が発生していたので、避けながら祭壇のステンドグラス前まで進んだ。脆い空洞と同じ文句で歓迎された。

「中に入り、あらゆる可能性に心を開け」とのことだが、相変わらず「中」がどこなのかわからない。いや、脆い空洞よりはわかりやすくて、おそらく目の前の部屋の中だろう。ステンドグラスの前に3箇所、石を積むのがNomaiの信仰の流儀らしい。

特に新しい情報はなかった。宇宙の眼はこの宇宙よりも古い存在だという。やっぱりそれって矛盾してない?「宇宙より古い天体」でググった。私たちの世界でも実際、宇宙の推定年齢と最古と呼ばれる天体の推定年齢には矛盾が生じているらしい。勉強になった。

ここのNomaiも、脆い空洞のNomaiと同じく宇宙の眼について疑念を抱き始めていたようだ。宇宙の眼は誰かの手を必要としていて、それでいて必ずしもNomaiでなくともよかったのではないか、と。祭壇の前で信仰対象を疑うなど信じがたい行いである。そんな状態でよく灰の双子星プロジェクトを始められたなと思う。

時間が余ったので、眼の祭壇地区の近くにある居住区らしきエリアも調査することにした。以前来た時に、壁の中に入れず断念した場所だ。一段上のエリアから降りてこられそうだったので、偵察機ランチャーを駆使してルートを探り中に入った。ぱっと見わかりにくいルートも自力で探せるようになった。自分の成長に満足した。

居住区(仮)では、Pyeたちが太陽ステーションへの安全なルートを確立したと喜ぶ様子が記録されていた。おそらく灰の双子星にあるワーププラットフォームのことだろう。これも既知の情報だ。

酸素が切れた。

INFO: END - Loop 142 of Outer Wilds Ventures

Loop 143-144

太陽なき街の調査が一段落したので、太陽ステーションに再挑戦する。あまり成功イメージが見えていないが、試行を繰り返すことで見えるものもあるだろう。

問題は、ワーププラットフォームのある廊下から太陽ステーション本体にジャンプする箇所である。一度失敗したものの、本体入口部分にロックオンできることに気がついた。非常口から飛び出すと同時に入口をロックオンし、さらに同時に速度同調し、なんとか入口に泳ぎ着くことができた。ふふん。得意げな顔をした。

中はとても暑そうだ。壁と棚ばかりが見えていて、他には何もない。何をする施設なのか忘れかけるほどだった。向かって右の壁には、Pyeが超新星爆発への意欲を示す会話が記録されていた。Idaeaに同情する。

上のフロアには記憶の像があった。目は開いていなかった。それだけ。

下に向かう通路はかなり命知らずな構造だった。

眼下に見えるオレンジ色は太陽である。こんなの、重力壁があるとわかっていても嫌だ。通路を先に(下に)進むとステーション本体部分らしきフロアがあった。ここでもまたBGMが迫真の様子を帯びてきた。

この太陽は赤色巨星になりつつあり、太陽ステーションはまもなく太陽の膨張に飲み込まれるとのこと。それにしても膨張が始まってから22分で超新星爆発を起こすなんてせっかちすぎないか。ゲーム上の都合なのかもしれないけれども……。

灰の双子星プロジェクションストーンが落ちており、それに対応した壁には、太陽ステーションが超新星爆発を起こすことができずNomaiたちが落胆する様子が記録されていた。

反対側の壁には、記憶の像と壁画があった。ここの記憶の像の目も開いていない。壁画はNomaiが太陽と宇宙の眼を天秤にかけている絵だろう。Nomaiは天秤にかけるまでもなく宇宙の眼を優先したはずだ。太陽を犠牲にして宇宙の眼を探そうとしたほどに。

壁画の意味を考えながら太陽に飲まれた。

INFO: END - Loop 144 of Outer Wilds Ventures.

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