Loop 128
根拠はないがなんだか行けそうな気がしたので、再度闇のイバラ天体を調査することにした。前回は何も考えずに航行したが、今回は遭難ビーコンを頼りに進んでみる。
ビーコンの反応が重複したら偵察機ランチャーを飛ばし、安全そうな先を選んで進む。これを繰り返してビーコンを追ったところ、Nomaiの脱出ポッド3を見つけた。

Nomaiも「重複信号」に悩まされたようだ。切羽詰まった彼らは、やむなく近い方のビーコンを追って船を目指したらしい。光る道標を残してくれたので、私もそれを追いかけた。

結論、このルートは「はずれ」だったようだ。道標の先には無念の遺体が複数浮かんでいた。最後の賭けに敗れた彼らの絶望たるや。生き残ったNomaiは、船のワープコアを回収しにきたはずだ。この遺体には会えたのだろうか。
種の中に偵察機を飛ばしたところ、船らしきものが見えた。ここから偵察機の信号を追ってみれば船に辿り着けるかもしれない。種が見えたルートは偽物と考えれば精度は上がるだろう。
タイムアップになった。
INFO: END - Loop 128 of Outer Wilds Ventures
Loop 129
Nomaiの船を探す前に、Feldsparのハーモニカを追う。遭難ビーコンも追えたので、同じやり方でうまく行くかもしれない。

何やら重複エラーがひとつやふたつでは足りなくなってきた。明らかに重複信号が増えている。偵察機ランチャーを飛ばし、種があるルートははずれとして選択肢から除外し、慎重に進んでいく。2回ほどコアをくぐったあたりで、偵察機のカメラにアンコウの口が映った。中に木が生えている。Feldsparのキャンプだ!
はやる気持ちをおさえ、探査艇を出た。少し泳いでキャンプに着地する。Feldsparがハーモニカを吹いていた。

ウワー!本物だ!!嬉しい!!
……なんというか、もっと早く見つけられたような気がする。闇のイバラ天体を放置していたのは私自身なので仕方がない。なんかすみません。
シグナルスコープを使うとFeldsparの後ろにワープするバグがあり、早く話したいのに焦らされた。Feldsparは突然の来訪を歓迎してくれた。


やたらとひよっ子呼ばわりしてくる。しかもなんだかしみじみしている。イケオジムーブだ!やっと会えて嬉しいのもあるが、あまりにイケオジ感を滲み出してくるのでテンションが上がってしまった。
巨人の大海のコアへの行き方を尋ねたところ、ずるいぞーと言いながらヒントをくれた。優しい。


しかし、ヒントの意味を勘繰ってしまう。たしかにFeldsparの探査艇の近くには巨大なツルがあった。中が空洞のツルは海上のイバラ島にもあった。比喩表現なのか、もっとダイレクトなヒントなのか。これはあとで考えよう。

Feldsparは偵察機の重複エラーについても言及していた。近くにあったイバラの種に偵察機を飛ばしたところ、明後日の方向から戻ってきた。これを見るに、イバラの種やコアは任意の空間を再呼び出しするらしい。ただし無限にループが続くわけではない。不思議だ。

宇宙飛行士のエースだったFeldsparは、人知れずプレッシャーに耐えていたらしい。優秀で、調子の良い態度の合間に見える弱み。これまたイケオジムーブだ。あぶない。

ド、ドキーッ!なんだこの感情は……アンコウへの恐怖の中、ずっと頭の片隅にあった存在と邂逅できて、さらにイケオジムーブにやられたのかもしれない。そうだ、これはきっと吊り橋効果というやつだ。というかオジかどうかすらわからん。
たっぷり会話を2周したところで、青い光が降ってきた。Feldsparは、太陽の爆発直前でも取り乱さなかった。

INFO: END - Loop 129 of Outer Wilds Ventures.