Outer Wilds プレイ日記_20

hem
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公開:2024/4/16

Loop 49-53

虚無&詰みループだったのだが詰み方がちょっと面白かったので記録しておく。

あーあ もう乗れません

探査艇が木に引っかかり、進むも戻るもできない。やむなく探査艇を脱出し、木の炉辺を散歩することにした。

村の外の電波塔から深宇宙通信の信号が出ていることを検知した。深宇宙衛星を飛ばしたのはやはりHearthianだった。しかしHornfelsもSlateも、Micaもだんまりを決め込んでいた。

ほか、脆い空洞にアタックしては収穫無く散ることを繰り返した。南部観測所に行きたいのに届かない。

INFO: END - Loop 53 of Outer Wilds Ventures

Loop 54-57

脆い空洞での収穫がなかったので、ターゲットを砂時計の双子星に切り替えた。しかしそこでも同じく、アタックしては収穫なく散ることを繰り返していた。わかったことは、灰の双子星の地表が、たしかに木の炉辺の地下と同じ星空のような鉱石で覆われていることだけだった。

虚無ループを重ねすぎたため、半ばヤケクソじみた気持ちで侵入者に向かった。何も見つからなかったら、あの彗星とともに太陽にジュッとなってやるんだ。

天体と正面衝突する形で着陸したため、速度同調が間に合わず地表に激しく衝突した。あらゆる箇所が破損している。まあ良い。旅の恥はかき捨て、探査艇は乗り捨てだ。

探査艇を降りて氷の上を滑っていると、見慣れない機械を見つけた。

Nomaiの遺物かと一瞬心が躍ったが、どうやらこれは私の探査艇の破片(というには大きい)のようだった。ここ外れるんだ……

太陽に近づくと地表の氷が溶け地面が剥き出しになり(氷で覆われてはいるが氷だけの天体ではなかった)、太陽から離れるとまた凍っていくさまを見ていた。しばらく歩いていると、そびえ立つ石柱の中に機械が氷漬けになっているのを発見した。 

前回あんなに歩き回ったのに、これを見つけられなかったとは探し物が下手すぎる。侵入者は燃える尾を引いて飛んでいるのではなかった。彗星の尾のような石と氷の中に、こんな遺物を隠していたのだった。

地面にはNomaiの記録媒体が落ちており、氷の中にあるのはスペースシャトルであること、燃え盛る双子星の重力砲でシャトルを呼び戻せることが記録されていた。記録に従って、燃え盛る双子星の重力砲に向かった。

以前調査したときは壊れた通路と砂以外何もなさそうに見えたのだが、燃え盛る双子星の重力砲は生きていた。機能は脆い空洞の重力砲と同じであるようだ。侵入者で氷漬けになっているスペースシャトルを呼び戻し、乗り込んだ。

中にはNomaiの記録と宇宙服が残されていた。銀色で、西洋の甲冑みたいだ。画像左下にあるのはNomaiの遺骨だろうか。

記録はシャトルに残ったClaryが遺したものだった。Claryと同行していたPyeとPokeは、侵入者の地表面にある亀裂の下に入ってから連絡が取れなくなったらしい。Claryはシャトルに残って機体が氷漬けにならないよう対策を講じていたはずだが、何らかの原因によって結局シャトルが氷漬けになり今に至る。そうすると、近くに落ちている遺骨はClaryのものだろう。いよいよ時系列がわからなくなってきた。

ClaryはPokeの妹で、Yarrowと良い仲であったはずだ。以前に見た灰の双子星のスクロールウォールには、ClaryとPokeがホワイトホールステーションで見つけたものがきっかけとなり、灰の双子星プロジェクトが発足したことが示されていた。会話の後、Claryがブラックホールの鍛冶場へ向かう記録もあった。

灰の双子星プロジェクトはこの太陽系におけるNomai史の終盤と思われるから、ClaryたちはNomaiの中でも比較的若い世代なのだと推測していた。一方で、シャトルに残っていた記録から、ClaryたちはNomai史の初期段階で侵入者の調査を開始し、犠牲になったようにも見える。

しかも、Nomaiには記憶バックアップの機構がある。それが実用化されていれば、遺骨があっても当該Nomaiが死んだとは限らないのではないか?いや、もしそうなら私やGabbroが自分の死体と出会っていないと辻褄が合わない。やはり今の時点では、遺体があるNomaiはそこでNomai史から退場したと考えたほうが良いだろう。タイムパラドクスみたいなことを考えるのは苦手だ。

そろそろまたProject Review回をやった方が良いかもしれない。そんなことを考えながらシャトルに乗り込んだ。出発した直後、双子星の間を流れる砂の滝に撃ち落とされて死亡した。

INFO: END - Loop 57 of Outer Wilds Ventures.

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