Outer Wilds プレイ日記_21

齧歯目
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Loop 58-64

侵入者で氷漬けになっていたシャトル内の記録では、PyeとPokeが降りていった裂け目は太陽の側にあるとのことだった。前回までのループで、侵入者表面上の氷は太陽に近付くと解けることもわかっている。

解けた氷の下から道が出現するだろうと推測し、侵入者の地表、岩の裂け目に氷が張っているところで待機した。予想通り、太陽が近づくと氷が解けて地下通路が現れた。

どの通路も幽霊物質の破片がくっついている。これではどこにも進めないじゃないか。

以前、Slateからバッカモーン!と怒られたことを思い出した。

「幽霊物質に殺され続けている」という話題を選択してみたところ、偵察機ランチャーを使えとアドバイスをしてくれたのだった。ところで今度から磯野さんって呼んでもいいですか。

Slate改め磯野波平氏のアドバイスに従って、全ての穴に偵察機ランチャーを投入してみた。だいたいは奥の方で「危険」アイコンとともにシュワッ……という音がする。おそらく致死量の幽霊物質がある合図だろう。しかし、ひとつだけ「危険」アイコンが付かない穴があった。ここは通れそうだ。なるほど、偵察機でこういうルートを探しながら行けということだな。「危険」アイコンさえ無ければ幽霊物質の近くを通れるなら、他にも行けるところが増えるかもしれない。

ある程度進んだのだが、どうしても途中で幽霊物質に当たって死んでしまうようになった。偵察機ランチャーを飛ばしても「危険」アイコンが出たり出なかったりする。ついには偵察機だけが最深部に到達し、航行記録が更新されてしまった。氷のトンネルの途中でルートが分岐しているのだろうか。視界が悪くてよくわからない。

何度目かの死亡を繰り返した。幽霊物質による死亡が5回目を数えたときに、攻略情報を見ようと決めた。

INFO: END - Loop 64 of Outer Wilds Ventures

Loop 65

攻略情報を見ると決めたものの、うかつにネタバレをくらうのも避けたいので、安心と信頼の砂義さんヒント集にお世話になる。

侵入者内部への行き方を見て実行してみたところ、スルッと最深部に到達した。ヒント集ありがたや。

最深部手前にはNomaiの遺体があった。仮に服の中が白骨化していたとしても、数千年前の遺体にしては保存状態が良すぎやしないか。遺体から青緑色の石が生えている(刺さっている?)のも気になる。

胸の中で合掌して最深部に向かう。

最深部は青緑色の宝石のようなものに覆われた空間だった。先行して更新された航行記録によると、丸い石のケース(コア)に収まっていた物質が爆発した結果であるとのこと。この青緑色の岩石は、幽霊物質のそばに散らばる石ととても似ている。しかし、この空間にいても私は死んでいない。そもそもあの石のかけらが何なのかわかっていないが。

同じ空間にNomaiの遺体が浮かんでいた。近くにあった記録から察するに、先ほど上の階層で見た遺体がPoke、ここにある遺体がPyeであるようだ。記録には、彼らが爆発前の「エキゾチック物質」を調査しようとした様子が残っていた。Pyeは「彼ら(残っているNomaiのこと?)ならシェルターを作れるはず」と言っていた。いまシェルターと聞いて思い浮かぶのは、灰の双子星プロジェクト(地殻を木の炉辺の鉱石で隙間なく覆う必要があった)と、燃え盛る双子星のシェルターサイトのふたつだ。

しかし、YarrowとPoke、Claryが会話したのは灰の双子星プロジェクトが発足した後である。Pyeのいう「シェルター」が灰の双子星プロジェクトだと仮定すると、時系列が整合しないケースが出てくる。ここにある遺体がPyeとPokeなのは確定であるから、PokeとClaryがホワイトホールステーションで何かを発見する→灰の双子星プロジェクトが発足する→(PyeとPokeが侵入者のコアを発見する)→侵入者のコアが爆発する→PyeとPokeが死亡する、の時系列になるはずだ。

そして、この空間は無重力である。なぜだ?調べたところ、惑星の中心部が空洞である場合、理論上その中心部は無重力になるという。自転公転や地形の影響を考えるともう少し複雑な話になるかもしれないが、物理学天文学はまったくの門外漢だ。ネットの記事を鵜呑みにしておく。

木の炉辺の無重力洞窟内でも不思議に思ったが、あの洞窟も木の炉辺の中心部なのだろうか。同じくらい深いと思われる採掘場2bが無重力でないのが不思議だ。

ひととおり記録を取ったところで酸素が切れた。

INFO: END - Loop 65 of Outer Wilds Ventures.