Outer Wilds プレイ日記_12

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次の目標を考えていた。

Gabbroは「まあなんかよくわからんけど楽しくやろうや」というスタンスだった。いま会えるHearthianにはすべて会ったはずだが、結局自分の使命はわからぬままでいる。

ループを抜ける方法を探るならば、Nomaiの情報を追っていくのが良いだろう。あらためてFeldsparを探すなら、木の炉辺の未到の地を探索するのも良い。闇のイバラ天体には行きたくないが。もしくはRiebeckに会える可能性を期待して、脆い空洞に戻っても良い。

全体の俯瞰という意味なら、まだ行っていない天体に行く選択肢もある。軌道傾斜角が直角の天体があったはずだ。

次の目標は、マップ上の全天体を巡ることとした。

Loop 23

今回目覚めたときは、軌道探査砲から発射された物体が木の炉辺の地平線に消えたように見えた。前回と発射方向が異なっている?これまでのループで、毎回挙動が変わるものなどあっただろうか。あったとしても、毎回違う場所に向かっていたので気が付かなかったわけだが……

航行記録を確認したが、あらたな情報の追加はなかった。軌道傾斜角が直角の天体(はやく名前を知りたい)に向かう。宇宙に出て、しばらく見渡して、ようやく小さな小さな赤い点を見つけた。

近づいてみると、赤い点は人工衛星だった。しばらく逡巡したのち探査艇を出て、触れる距離まで近づいた。中にHearthianが入る余地はなさそうだ。「深宇宙通信」という意味深な信号を発している。こちらから取れるアクションは無いので、カメラと思しき窓に張り付いて自己アピールをしておいた。

この深宇宙衛星は誰が作ったのだろう。この外観、というかほぼ樽、Nomaiは三角形や六角形の意匠を好むので違う気がする。木材と金属の使い方がHearthianぽい。HearthianでやるとしたらSlateとMicaだ。木の炉辺でモデルロケットの大規模な試験をして電波塔を壊していたじゃないか。次点でHornfels、彼がこっそり太陽系全天体の監視をしていたら笑う。観測所どころの騒ぎではない。次のループでは彼らに話を聞きに行こう。

まだ時間があった。次は「侵入者」という名の彗星にターゲットを定めた。

着陸してみたが、岩盤と氷に覆われた何もない天体だった。しかしあとから気がついたのだが、彗星の尾と青いガス(?)の噴出する方向が微妙に異なっている。

次。灰の双子星に向かう。ここで、全天マップから自動操縦の行き先を決められることに気がついた。めちゃくちゃ便利じゃん……!今更だ。今まで律儀に目視で行き先を探していた。

灰の双子星には、Nomaiの遺跡がいくつもあった。

ある塔には、PyeとIdaeaという名のNomaiが太陽ステーション計画を進めているという記録が残っていた。探知機や探査砲を造る記録は見てきたが、太陽ステーションとは?宇宙の眼は見つかったのか?

しかも若干仲間割れをしている。太陽ステーション計画には推進派と慎重派がいるようだった。

その塔は複数の階層があったのだが、別階層へ行く扉は、巨人の大海の彫像工房と同じく扉が閉ざされており入ることができなかった。壁が崩れたところには、棘だらけの多肉植物が詰まっていた。

さまざまな遺跡を、思うままに見て回った。

難破船の残骸と脱出ポッドのビーコン光が見えたのだが、すでに砂に埋もれてしまっていた。もう少し早く来ていたら埋もれる前に信号が検知できたかもしれない。他にも大扉を目にしたが、同じく砂に埋もれて入り口が塞がれてしまった。

南極の遺跡にはChertの記録が残されていた。Chertは自分で「(燃え盛る双子星の)北極から出たことがない」と言っていたが、砂の双子星もしっかり調査をしている。

ここで、ついに自分の存在意義に関する言及がなされた。先輩たちは皆Nomai語の翻訳ができるようだったので、翻訳ツールは不要なのではないかと懸念していた。Nomai語の翻訳は、Hearthianにとってそれなりに時間のかかる作業なのだろう。自分、やれます。Chertが言及している装置に向かった。

装置の各部の意味は私にもさっぱりわからなかった。翻訳ツールも反応しなかった。ツールが動かなければ無力である。アトルロックの眼探知機で、この太陽系の惑星とNomaiの絵との対応はだいたい覚えた。しかしオレンジ色のアイコンは初見だ。たぶん。

太陽が収縮を始めた。手に握ったスクロール(三角柱の石)は結局使われないまま最期を迎えることになった。

スクロールってなんだ、とずっと思っていたが、巻物の意のscrollか。ひとつ記録を読み逃したことになる。勿体ないことをした。まあでも今回のループは3箇所を回れたし、成果は上々だろう。青い光が迫ってきた。

INFO: END - Loop 23 of Outer Wilds Ventures.

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