Loop 157
Solanumとの会話は網羅したと思う。しかし、彼女(彼?彼の者という方が良いだろうか)の「量子の月は宇宙の眼を反射している」という発言の意味が気になっていた。翻訳が正しければ、あのウニのような外観が量子の月のどこかに投影されている可能性がある。いや、月というなら宇宙の眼そのものよりは小さいのだろうし、全体の投影は不可能だろう。しかし、もし一部でも宇宙の眼の外観が見られるなら、それは一度見てみたい。再度量子の月に飛んだ。
結果として、量子の月で調査ができるのは、Solanumと会った南極だけのようだった。「宇宙の眼を反射」という言い回しは、翻訳が不自然だっただけなのかもしれない。量子の月が他の惑星の近くに滞在している時のように、地質や環境全般が宇宙の眼と似通うことを表現していたようだ。自然な日本語だったら何と言うのだろう。射影?同調?たしかにわからない。
少ししょんぼりしたが、気を取り直して他の調査可能性がないかを探して歩いた。他の惑星状態の量子の月の北極の状態(助詞「の」が多い)を確認しておこう。祭壇に偵察機を置き状態を固定させて、各状態の量子の月を巡った。
木の炉辺状態の量子の月に足を踏み入れた。ここにも間欠泉がある。中に入れるだろうかと思ったが、底が塞がっており地下には入れない。そのまま様子を見ていたら、塞がった底から間欠泉が噴き上がり、落下して死亡した。
INFO: END - Loop 157 of Outer Wilds Ventures
Loop 158 - 161
残る大きな未調査事項は、Nomaiの船と宇宙の眼だ。特に船への道は、アンコウがたくさんいる赤いコアの中に入るしかなさそうだ。
考えればごく当たり前のことなのだが、このゲームで「何かがある」場所に入らずに終わるわけがない。危険性の低い迂回路がないか僅かな可能性に縋り、赤いコアに突入することを先延ばしにしていた。このゲームで自分の新たな一面に気付くこととなった。
それでもアンコウの中に突っ込んでいくのがいやで、まずは巨人の大海にいるGabbroにこれまでの調査結果を報告することにした。何せ量子の月に行き、Nomaiに会ったのだ。先輩宇宙飛行士の誰かは話を聞いてくれるだろう。
しかし、Gabbroからは新しい反応が得られなかった。残念ながらここからは孤独の旅だ。先延ばしはここまで、闇のイバラ天体に向かおう。
問題は突入の仕方である。Feldsparはアンコウについて、宙返りしてスピードを出しゃ撒けるだろ的な事を言っていた。全速で突入すれば逃げ切れるだろうか?やってみたが全速でアンコウに喰われた。奴らの反応速度が速すぎる。目は見えないはずなので、音や匂いに反応しているのだろうか。
探査艇の機械音に反応している可能性を考慮し、次は探査体を出て単身でコアの中に乗り込んだ。やはり最速でアンコウに喰われた。
音に反応するならばと、次は偵察機を飛ばして囮にできるか試した。これもダメだった。迷わずこちらに狙いを定めてやってくる。逃げてはみたがアンコウの方が探査艇より速い。周囲が暗くなり、目の前でアンコウの歯がガチリと噛み合った。
INFO: END - Loop 161 of Outer Wilds Ventures
Loop 162
降参だ。攻略情報を見ることにした。とても悔しいがはやくクリアはしたいので仕方がない。何せこのゲームは2月からやっている。
やはり、アンコウは音に反応している。しかしその回避方法は何かを囮にすることではなく、コアに入る前に加速し慣性で進めということだった。そんなことができるのか、いや宇宙空間だからできるのだ。これまで慣性に身を委ねず、全力で加速し全力でブレーキをかける乱暴な操縦をしていたことが仇となった。おそらく惑星への着陸時など、自動操縦解除後に放置していたら慣性でソフトランディングもできたのだろう。
コアに入り慣性に従って進みはじめたが、先ゆく道を見たくてうっかり偵察機を回収してしまった。進行すべき方向がわからない。思い当たる先に偵察機を飛ばしたところ、全力でアンコウが飛んできて喰われた。なんだ、偵察機の音も聞いているじゃないか。若干の理不尽を感じた。
INFO: END - Loop 162 of Outer Wilds Ventures.