Outer Wilds プレイ日記_33

hem
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Loop 121

前回は迂闊にループを止めてそのまま死亡してしまった。

死亡前のセーブデータをロードして再開可能だったのでそうした。ループ回数のカウントもこのまま続けてみよう。

おそらく最後のループで得た情報はセーブされていないだろう。ひとまず航行記録のためにもう一度灰の双子星に行くか……と思ったら航行記録は更新・保存されていた。ありがたい。これからどうしようかと考えた。BGMの迫真さから言って、灰の双子星プロジェクトのコアを手にすることが最後のアクションのひとつであることは間違いない。しかし今の私では手持ちの情報が少なすぎる。

とりあえず誰かと情報を共有したい。Gabbroに会いに行った。

Gabbroは、めずらしく予想通りの反応をしてくれた。

Nomaiがどのような計画を立てていたのか詳細な裏取りはできていないが、ループを無限に繰り返すことは望んでいなかっただろう。「ループを止める」「太陽の超新星爆発も止める」、「両方」やらなくっちゃあならないってのが「期待の新人」のつらいところだな。ところでFeldsparはどこにいるんですかね。いや、私が闇のイバラ天体を避けているだけなんだが……

Gabbroに会って少し落ち着いた。巨人の大海に来たついでと言っては何だが、軌道探査砲に着地できるかもう一度試すことにした。竜巻に乗って宇宙空間に出ることを繰り返し、運良く軌道探査砲にフォーカスロックができた。追いかけたり速度同調したりして無理矢理着地した。やればできるものだ。

軌道探査砲は3つのスペースに分かれていた。コントロールモジュール、発射モジュール、探査機追跡モジュールだ。最後のひとつは、灰の双子星プロジェクトで見た記憶の像へのデータ送信元だ。送信された他の像の記録も見られたら良いのに。

実際に中を調査できたのはコントロールモジュールだけだった。AvensとMallowのカップルが、軌道探査砲についてチームから指定された上限値を超える出力設定を画策している記録が残っていた。イカれたペアである。そんなんだから砲が破損するのだ。

コントロールモジュールの中には、砲発射プロセスにおける段階毎のログ表示と、その時点の立体モデルを構築する機構があった。

しかし、私が見たときにはすでに砲の発射から21分が過ぎていた。1ループは22分だ。時間がない。

木の炉辺から見えた通り、軌道探査砲はランダムに選ばれた軌道で発射されていた。とすると、おそらく宇宙の眼が見つかるまで異なる軌道で発射とデータ収集をループするつもりだったのだろう。

まもなくして太陽の爆発が始まった。

INFO: END - Loop 121 of Outer Wilds Ventures

Loop 122

前回のループで未完であった、軌道探査砲の調査を進める。

発射モジュールの入口は破損しており、偵察機ランチャーで中を撮影することしかできなかった。窓が割れており、中の残置物が真空に揺れている。

探査機追跡モジュールは完全に外れていた。どこに行ってしまったのかはわからない。

軌道探査砲の外に出てみた。軽く外を回ってみたが、これといって調査対象は見当たらない。外れた砲が漂っているが、あそこまで行ったあとに戻ってこられるだろうか。探査艇に戻り航行記録を見ると、軌道探査砲の発射モジュールと探査機追跡モジュールが「?」マークのままである。まあ入れないのだから仕方がない。疲れたし巨人の大海でチャプチャプして終わろう。

太陽の爆発が始まった。降り注ぐ青い光を見ながら思い出した。

発射モジュールは真空暴露状態とログが残っていた。つまり、外から発射モジュールに入ることができたはずだ。また軌道探査砲に行かねばなるまい……海で遊んでいる場合ではなかった。

INFO: END - Loop 122 of Outer Wilds Ventures

Loop 123

引き続き軌道探査砲の発射モジュールを調査する。慣れたのか、一発で軌道探査砲に着地できるようになってきた。砲の外を回り、割れた窓から発射モジュールの中に滑り込んだ。

中には、探査機追跡モジュールプロジェクションストーンとコントロールモジュールプロジェクションストーンがあった。探査機追跡モジュールとの会話記録を参照すると、

  • 軌道探査砲を発射するのは一度だけ

  • 軌道探査砲にはPrivetが乗り込む

とのことだった。

前者については、おそらくループを繰り返したとしてもそのループで砲を発射するのは一度だけ、という意味だと思う。

Privetはアトルロックに眼信号探知機を建設したFilixの弟子だ。もし探査機追跡モジュールに辿り着けたら、Privetの遺骨と対面するのだろう。

プロジェクションプールで見ると、探査機追跡モジュールは明らかに巨人の大海のコアの中にあった。窓の外に大きなサンゴが見える。つまり、巨人の大海のコアは、ただ穏やかなだけの空間では無く調査対象なのだ。たしかにCassavaたちが落としたパーツも無い。コアの中にいろいろなものが溜まっている可能性がある。

発射モジュールの調査を終えたので、巨人の大海のコアに向かった。周囲をグルグル回って、偵察機ランチャーを無作為に投げてみる。全て危険アイコンとともに弾かれた。唯一クラゲがコアに沈む時に弾かれる力が弱まった気がするが、確信はない。もっと確実に中に入る方法があるはずだ。クラゲの中に隠れたら電気から守ってくれるだろうか?Nomaiすら侵入したことがないエリアだと思われ、Nomai遺跡でのヒント取得は望めない。困った。

タイムアップになった。

INFO: END - Loop 123 of Outer Wilds Ventures.

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