Loop 2
INFO: START - Loop 2 of Outer Wilds Ventures
(スタートログ表現は冗長な気がするので今回限りにする)
今回は木の炉辺でFeldsparのハーモニカを追いかけることに決めている。調査対象の候補は、無重力洞窟(前回の記録まで、英語の表記もゲーム画面と異なっていた。今回から表記を日本語に統一する)と、間欠泉の地下だ。
無重力洞窟まで、シグナルスコープでハーモニカの音を探しながら向かった。音の発生源の高度はこの洞窟よりも上であるようだった。なるほど。検証が済んだので次は間欠泉に向かう。
間欠泉の地下にも無重力空間が広がっている可能性を考慮し、宇宙服を着たままで歩き出したが、無重力洞窟から出るリフトに乗った瞬間自動で脱げてしまった。
間欠泉の吹き出し口は直接登れる高さではなかった。隣の足場から助走をつけて飛び乗る。行けた!勢いのまま穴に飛び込んだ。落ちていく自分の目に、薄明るい空間と木の根のようなものが映る。ウッとかモッとか言う声が聞こえる。誰かが話している声だろうか。この世界で誰かの声を聞くのは初めてな気がする。
目の前に、例のNomaiのシンボルのようなものが現れ、視界が暗くなった。
INFO: END - Loop 2 of Outer Wilds Ventures
Loop 3
ヴア゛ア゛…… という声と共に目が覚めた。喋った!!!!一気に鳥肌が立つ。話し声や息の音が聞こえるゲームだとは思っていなかった。
間欠泉の地下もダメだった。シグナルスコープを抱えて、集落の中を歩き回った。あちこちでハーモニカの音を探す。側から見たら相当な異常者に見えていたことと思う。
シグナルスコープの反応を観察した結果、ハーモニカの音の発生源は
無重力洞窟より上、壁の向こう側
焚き火近くのリフトより下
集落中央の間欠泉より下
にありそうだった。ただし、この星は相当に小さいようなので「下」というのは惑星の中心方向を意味しないだろう。「地平線の向こう側にありますね」くらいの意味だと考えると、この集落の外側にヒントがあるかもしれない。宇宙船に乗り込んだ。
偵察機ランチャーのおかげで、集落の外側に林やクレーターがあることはわかっている。離陸直後、集落を出たあたりで適当なところに着陸し、シグナルスコープを頼りに音の発生源を探した。ほどなくして煙が上るクレーターを見つけた。誰かがいる。Feldsparと会えることを期待してクレーターの中に飛び降りた。
クレーターの中でラフレシアのような植物と向き合っていたのはTektiteというHearthianだった。「見たところ植物の種のようだ」などと言っている。種どころか花が咲いているように見えるんですが……とにかくこの種から根が生えて、この集落全体に蔓延っているらしい。まずいよそんなの放置しちゃ。
きもちわるう……
ハーモニカの音は、明らかにこの種(?)の中から聞こえている。Tektiteに報告した。「Tuffが古い偵察機ランチャーをここに運ぶのを手伝ってくれるだろう」「種の中に手を突っ込みたくない」とのこと。博物館近くの偵察機ランチャーはこのクレーターを飛び越していってしまったんだよな。Tuffに会えば話が進むだろうか。Tuffを探しに行くことにした。
そうとなれば、ここから出なくてはならない。デスルーラでループを消費することを惜しく感じ、倒木を渡って外に出た。
宇宙船に戻り航行記録を見ると、先ほどいたクレーター近辺に「探検できる場所が残っています」と表示されていた。倒木を渡るのが大変だったので、次は宇宙船で直接クレーターに乗り付けよう。
それより、先ほどの種が「闇のイバラの種」と表記されていることが気になる。「闇のイバラ」とは、木の炉辺より外周を公転する天体の名前ではなかったか。たしかに歪な形をしていたが、あの天体が植物のような生命体である可能性があるのだろうか。
しばらく歩くと大きな電波塔を見つけた。火災損傷により閉鎖されている。「並外れて強力なモデルロケットの無許可の飛行試験のせいで、残念ながら現在は閉鎖中である。」ドアの張り紙から博物館館長の苦労が伝わってくる。振り向くと青白い太陽が迫ってきた。
そういえば私も、モデルロケットを周回軌道に乗せるほど遠くに飛ばしたのだった。電波塔の閉鎖が自分のせいでないことを祈った。
INFO: END - Loop 3 of Outer Wilds Ventures
Loop 4
……目が覚めた。わずかながらうめき声が聞こえる。これまでのループでも自分の声は出ていたのかもしれない。認識できていなかった。
偵察機ランチャーを手配してもらうため、Tuffを探す。
集落じゅうを歩いて、最後の最後にTuffを見つけた。鉱石を掘っている。無重力環境が苦手らしい。
ひととおりTuffの話を聞いたが、一向に偵察機ランチャーの話をしてくれない。そのうちに話しかけても「ふぅ」しか言わなくなってしまった。ごめん。どうぶつの森の、執拗に話しかけると悲しげな顔をして立ち去るどうぶつたちを思い出した。
このループでは偵察機ランチャーの搬入が難しそうだったので、Tuffに会いに来たついでに無重力洞窟にもう一度潜ることにした。ハーモニカの音の発生源ではないが、何か他の情報を得られるかもしれない。
結論、特に収穫はなかった。訓練用の衛星のすぐ真下に地面があった。横穴等もなさそうだった。
無重力洞窟の天井には木の根がのぞいていた。自然のものかと思っていたが、位置的にこれも闇のイバラの種から出た根である可能性がある。
洞窟の外に出て、幽霊物質の近くにいた少年と話した。「Tektiteが片足を失ったのは幽霊物質のせい」らしい。スクリーンショットを見直すと、たしかにTektiteは義足を付けていた。
少年との話が終わると、青く膨張した太陽が間近にあった。宇宙船に乗らなくてもループの時限は来るのだな、タイマーのトリガーは宇宙船乗船と宇宙服着用のOR条件で発動するのかもしれない、などとぼんやり考えた。
INFO: END - Loop 4 of Outer Wilds Ventures.