Outer Wilds プレイ日記_9

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Loop 17

今回も再度Riebeckを追って脆い空洞に向かった。

遺跡の中に、前回の着陸時に見た煙の発生源を見つけた。近くの壁には、おそらくRiebeckのものであろう記録が貼ってある。記録の主も地下の遺跡に入ったようだった。Riebeckが地下にいる可能性がある。私も再度地下の遺跡に向かった。

壁画がフロアガイドになっている。下に描かれているのは北極で見たドームだ。右にあるのは燃え盛る双子星でも見た建造物だろう。左は今降りてきた遺跡だろうか?上にあるのは何なのかわからない。そして、バンジョーの音が聞こえる!Riebeckの楽器だ。

地下の空間を見渡した。広い。奥に見えるのは先ほどの壁画にもあった建造物だろう。遠くから見るとカイロウドウケツ(網目状の骨格を持つ海綿の一種)みたいだ。先ほど「重力砲はこちら」みたいな物騒な看板を見たが、あれのことかもしれない。

エレベーターのような設備があった。視線で玉を動かすギミックが付属しており、上に向かうのか下に向かうのか選択できるようになっていた。若干まどろっこしい。Riebeckは下の階にいそうだったのだが、下を指定してもエレベーターはうまく動かなかった。目的地ではなく区間内の移動方向を指定する仕様らしい。仕方なく上に向かうよう指定してエレベーターに乗った。どんどん上に登っていく。移動時間が長い。体感の移動距離はすでに地表を越えているが……

視界が歪んだ。次の瞬間、

……は?

え?何が起こった?ここはどこだ?

私は宇宙空間に放り出されたようだった。近くに探査艇がある。なぜだ?先ほどまで脆い空洞の地表にあったはずだ。探査艇もワープしたのか?いつの間に?

目の前には宇宙船のようなものが浮かんでいる。船体の中ほどにHearthianが2-3人は入れそうな空間が口を開けていた。木の炉辺の無重力洞窟にあった衛星の構造と似ている。進研ゼミでやった問題だ!

しかしRiebeckのバンジョーが聞こえなくなってしまった。酸素も残り少ない。目の前の宇宙船に助けがあることを願って中に入った。ここにも視線で玉を動かすギミックがある。Nomaiには目の見えない者がいなかったらしい。

扉が開くと、木を感知してボンベに酸素が充填された。助かった。この太陽系にはあらゆるところに植物がある。

扉の先には小さめの部屋があり、外周に向かい合うようにエレベーターが二つ配置されていた。Nomaiの記録曰く、ここがホワイトホールステーションらしい。建造物全体をワープの塔といい、その中のワープ機構をホワイトホールステーションと呼んでいるのだろう。

ステーション内、ベンチの上に燃え盛る双子星のプロジェクションストーンを見つけた。ここで言う「プロジェクション」とは、投影の意味か予測・見通しの意味かどちらだろうか。念のため拾っておく。

プラットフォームの上階にも視線で動かせる玉があった。何を制御しているのかはわからない。室内をウロウロしているうちにワープで飛ばされた。脆い空洞北極付近のゲートに飛ばされたらしい。

地下にある空中都市とは如何に。

脆い空洞の地上に戻ってきた。遺跡の壁に、書き置きと共にFeldsparの予備燃料が立てかけてあった。この書き置きはFeldsparのものか、それともFeldsparにあてたRiebeckのものか。これもきっと、あとから航行記録に載るだろう。勝手ながら燃料を拝借した。

先ほど拾ったプロジェクションストーンを挿入できるアーティファクトがあった。挿入するとアーティファクトの形が変わったが、他に何かが変わった様子は無かった。また、ここにもNomaiの記録があった。曰く、ワープ出発時刻>ワープ到着時刻と記録されているのはおかしいとのこと。たしかに、ゲート近辺にあった記録では、出発時刻より到着時刻のほうがごくわずかに値が小さい。

Nomaiたちは燃え盛る双子星の赤道付近にある高エネルギー研究所で、この事象の研究を続けたようだった。

もう一度先ほどの地下遺跡に向かう。そろそろRiebeckの姿を見たいのだが……下のフロアに行くすべが見つからないので、思い切って飛び降りてみることにした。

なんと下には大穴が空いていた。吸い込まれる。ジェットパックを起動してみたが、吸い込む力が強く逃れられなさそうだった。

また宇宙空間に飛ばされた。自分が飛び出してきた穴が白く光っている。なるほどブラックホール - ホワイトホールか。現在地は先ほど乗った上りエレベーターの軌道に近いようだ。着地する先を探していると、太陽の寿命が来たようだった。あたりが青白い光でいっぱいになった。

INFO: END - Loop 17 of Outer Wilds Ventures

Loop 18

Riebeckの居場所には検討をつけてある。前回ブラックホールに落ちる時に見えたここ↓

ここにいると踏んでいる。むしろここにいなかったら、あとはブラックホールの向こう側を探すしかないだろう。しかし、この場所への行き方がわからない。

壁画フロアガイドを見る限り、地下遺跡への入り口は他にもありそうだった。これまでと別の場所から地下に降りて、Riebeckの居場所に近づけないか試すことにした。

狙うは赤道付近。そのあたりを一周回ればそれらしい遺跡に着くだろう。思った通り、儀式や武道会ができそうなサークル状の平地を見つけた。

平地の中央部、地下深くに施設が埋まっているようだった。地上には天窓のような部分だけがのぞいている。天井は網目状だった。網目が狭く、隙間から侵入することはできない。建物内にはアトルロックに残っていた眼信号探知機のような施設が見える。

地上にはNomaiの記録が残っていた。この付近の石や木々が動いていること、足元の地下施設は量子知識の塔という名前であること、量子の月へ巡礼するならこの施設にある情報が役に立つであろうことが記録されていた。

量子の月への「巡礼」というからには、宗教的な意味があったのだろうか。空にシグナルスコープを向けると一瞬何か反応した気がしたが、気のせいかもしれない。ふと目をやると近くに大きな岩場が出現していた。以前に燃え盛る双子星で見た洞窟のかけらと同じ材質のようだった。シグナルスコープで見ると、この岩は「塔のかけら」と表現されていた。

FF10の敵、シンのコケラを思い出した。どこかに大きな本体があって、各所で敵を亡き者にするために派遣されてくる分身。

地上から地下に続く階段を見つけた。降りて少し進むと看板に歓迎された。

壁画フロアガイドの左側に描かれていた塔はこの施設のことだろう。これまでに見たNomaiの記録だと、量子の月は未知のものの扱いに見えていたが、この様子だとその後の調査により全容が解明されたようだ。

しかし、量子の月の情報へ続く道は遺跡が崩壊したことにより閉ざされていた。ジェットパックで垂直方向に飛べれば行けなくもないが……先に、近くに見えている眼信号探知機を調査したいし、おそらく上の階にはRiebeckはいない。今の主目的はほかのHearthianに会うことだ。しかし、眼信号探知機のある部屋には出入口が見つからず、外から偵察機ランチャーを飛ばすことしかできなかった。

このあたりで画面上部に「表面完全性:9%」と表示されていることに気がついた。天井が崩れて空が見えている箇所がある。この星は時間経過とともに崩壊するらしい。タイムアタック星。

軌道が真横に伸びているエレベーター(?)を見つけたので、どこか都合の良いところに転移できないかと思い乗ったところブラックホールに捕まった。前回同様地上のゲートまで戻った。カイロウドウケツ施設(仮)へ向かう道中で、先を急ぐあまりジェットパックで切り立った崖に激突してしまいヘルメットが割れた。

INFO: END - Loop 18 of Outer Wilds Ventures.

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