Loop 70
量子試練の塔をクリアしたことを、Gabbroに報告しなければ。いそいそと巨人の大海に向かったのだが、Gabbroの対応はいつもと変わらず掴みどころのないままだった。
気になっているのは、試練の塔の壁画に「他の量子のかけらからは他の教えを学べる」と書いてあったことだ。量子のかけらは、この塔の他には木の炉辺の量子木立のクレーター、燃え盛る双子星の北の洞窟、脆い空洞の量子知識の塔屋上にあった。脆い空洞の量子のかけらによる「学び」は量子知識の塔に該当すると思われるが、他のふたつから学び取れるものが漏れているかもしれない。
南部観測所に行く前の寄り道として巨人の大海にきたが、他の量子のかけらのことが気になってきてしまった。量子木立のクレーターはすぐ近くにあるし、先にそちらを調査してみよう。
このループではGabbroの反応を確認できたので、満足して瞑想に入った。
INFO: END - Loop 70 of Outer Wilds Ventures
Loop 71
今回は木の炉辺、量子木立のクレーターに向かう。思い当たるとすれば、あの木立に出現する間欠泉である。もしも間欠泉の下に不思議空間があれば、新しい情報が得られるかもしれない。
何度か量子木立のクレーターに出現する間欠泉の中に入ったが、その行き先は採掘場2bの地下だった。偵察機ランチャーを使ってみたりもしたが、特に新しい情報は得られなかった。学びっぽいものはGabbroのおとくなけいじばんしかない。おとくなけいじばんは、たまにふたつ同時に出現します。以上。これで良いのだろうか……。
INFO: END - Loop 71 of Outer Wilds Ventures
Loop 72
今度こそ脆い空洞の南部観測所に向かう。
ヒントを見て道順はわかっているはずなのだが、それでも難しい。結局足を滑らせてブラックホールに吸い込まれてしまった。ここで瞑想が出来たら良いのに。適当にボタンを押していると、＋ボタンに新しいメニューが追加されていることに気がついた。「次のループまで瞑想」。これだ！
Gabbro先生、私やりました。超ありがとう。これで毎回太陽にダイブしなくてよくなった。
INFO: END - Loop 72 of Outer Wilds Ventures
Loop 73−77
幽霊物質に道を阻まれたりしながら、這々の体で南部観測所にたどり着いた。
今までと少し雰囲気が違う。BGMも違う。観測所への行程ばかりに夢中になってしまい、何のためにここに来たのかをすっかり忘れていた。そういえば巨人の大海に関連した実験施設があったのだった。竜巻の模型が二つ並んでいる。
巨人の大海の竜巻には二種類あって、反時計回りに巻いている竜巻に乗ると海流の下に行けるらしい。Cassavaに「なんで竜巻の模型を作った？」と聞かれて、Spireが「作りたかったから作った」と答えていた。海外ドラマによくいそうなGeekらしくて良い。
上のフロアには、太陽系の惑星をモデル化した観測施設があった。しかし、ここでも宇宙の眼を検知することはできなかった。
観測所の外に通じる扉を開けると、Riebeckの記録が落ちていた。近くにある探査艇も彼のものだろう。毎回乗り捨て前提で突っ込む私より相当着陸がうまい。ここに着陸したが外からは観測所に入れず、赤道上の遺跡から脆い空洞の中に入ってあの場所に留まっているようだった。RiebeckがFeldsparに言及していて少し安心した。みんながFeldsparのことを忘れてしまったわけではなさそうだ。
ここのスクロールウォールには、Conoyたちが宇宙の眼について確認しあっている様子が記録されていた。宇宙の眼はこの太陽系の中にあると推測されている。深宇宙衛星のことが頭をよぎった。
ところで、Conoyはこの太陽系にきてから生まれた若い世代のNomaiではなかったか。若い世代は皆灰の双子星プロジェクトに傾倒しているものと思っていたが、宇宙の眼にも言及することがあるらしい。太陽系に来てから複数世代を過ごすうちに、Nomaiによる宇宙の眼信仰は廃れていったと思っていたが、彼らがここで過ごした時間は思っていたほど長くなかった可能性も出てきた。
宇宙の眼の外観はわかっているとのことだった（あのウニのようなシンボルだろうか）。探索に行き詰まったNomaiたちは、宇宙の眼を信号ではなく外観から捜索するために軌道探査砲を作成したようだった。
また、南部観測所と建造ヤードとの通信の記録も残っていた。
1枚目が南部観測所のスクロールウォール、2枚目が建造ヤードのスクロールウォールである。文字（？）色が青とオレンジで反転しているのを見ると、やはり青が自分、オレンジが通信先を表しているようだ。
すべての記録を読み終えたところでタイムアップとなった。
INFO: END - Loop 77 of Outer Wilds Ventures.