Outer Wilds プレイ日記_24

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Loop 78

前回、南部観測所で巨人の大海のコアに近づくための情報を手に入れた。すぐにでも巨人の大海に向かいたい。しかしRiebeckに南部観測所へ辿り着いたと報告しなければならない。報連相は社会Hearthianの基本だ。

Riebeckのもとを訪ねたが、南部観測所の件については全くの無反応だった。Gabbroに量子試練の塔の報告をしようとしたときもそうだったが、いまいち先輩たちの求める情報を把握しきれておらず、「あ、そっちの話するんスね」という雰囲気になってしまう。得意げにしておきながら、空回り新人ムーブになってしまい恥ずかしい。

かわりにRiebeckは、侵入者での発見に興味を持ったようだった。

Nomaiが侵入者のコアに滅ぼされなければ、Hearthianは進化の初期段階で駆逐されていた気もする。しかしそれは言わないでおいた。Riebeckはたいへん遠慮がちな先輩なので、反論などしようものなら次回から距離を置かれてしまいそうだ。

そもそも侵入者のコアがNomaiの滅んだ原因だとは断定できないと思っていたのだが、いつの間にかそういうことになっている。翻訳の問題か?海外の言葉は独特の婉曲表現をすることもあるし、あまり気にしないことにする。

ところで、空中都市への道はすでに崩れ落ちているものと思っていた。しかしRiebeckとの会話の背景に、崩れていない通路があるのに気がついた。まだ時間もあるし、道の先へ渡ってみることにした。

道の先にあったのは、予想より遥かに大きな街だった。大きく4区画に分かれているらしく、一度の探索では回りきれそうにない。

標識記号は、上からブラックホールの鍛冶場地区、眼の祭壇地区、雪解け水地区、学校地区であった。当て所なく歩き回ったので詳しい道順は覚えていない。道中にあったスクロールウォールからわかった情報は下記の通り:

  • Nomaiが太陽系にくるときに乗ってきた船は闇のイバラ天体に墜落した。おそらく、各惑星にあった船のように見えるものが脱出ポッド1〜3である(脱出ポッド3は未発見だが)

  • 灰の双子星プロジェクトには強力で先進的なワープコアが必要だったが、当時のNomaiにそれを開発する技術力はなかった

  • ワープコアの開発方針案1:船からワープコアを回収し、それを修理復元して利用する。

  • ワープコアの開発方針案2:船からワープコアを回収し、それを参考(材料?)にしてあらたなワープコアを開発する。開発に失敗すれば、船のワープコアに関する技術をも失うリスクがある

  • 案1、2ともに、デメリットとして闇のイバラ天体に戻る必要がある。アンコウを避ける術は理論上存在するが、実地経験のある者はいない

  • 船のコアの制作者(Annona)たちはもういない

  • Pokeは船のコアの設計をしたAnnonaの弟子である。Annonaがいない今、ブラックホールの鍛冶場の責任者はAnnonaからPokeに変更されている

しばらく歩くと、教室らしい部屋についた。

教室の中にもスクロールウォールがあり、「祝祭」について調べた結果を発表する様子が記録されていた。10年にいちど、全宇宙のNomaiが集合し科学技術と芸術について情報交換する催しがあるらしい。昔はこの太陽系にいるNomaiも参加していたが、記録時点では「ここから出られない」ために参加不可能だと書いてあった。太陽系から出るための唯一の移動手段が「船」で、それが墜落したのでここにとどまるしか無かったのだろう。同じ種族の別動隊が救援に来たりしないのだろうか。

ここまでのNomaiの記録を見るに、太陽系内での移動は頻繁に行われているようだった。太陽系の外に出るために必要な特殊装置がワープコアなのかもしれない。

もうひとつのスクロールの記録を見ようとしたところでタイムアップとなった。

INFO: END - Loop 78 of Outer Wilds Ventures

Loop 79-82

再度脆い空洞に向かい、空中都市の情報を集める。

教室の後ろにあったスクロールには、Solanumが宇宙の起源と終末について思い悩む様子が記録されていた。文字の大きさから見るにまだ子どものはずだが賢い子だ。この子が将来スペースシャトルに乗って量子の月に巡礼に行くのだ。

空中都市の各地区を結ぶ通路が崩壊しており、ブラックホールの鍛冶場には行けなかった。きっと何かひと工夫が必要なのだろう。先に眼の祭壇地区に向かった。

「祭壇の歓迎を受けよ」。Nomaiはいつも何かと歓迎したがる。ありがたいけど。祭壇というと何か供物が置かれている印象があったが、ここには大きなステンドグラスがあるだけだった。

完全にウニ

ステンドグラスのシンボルは、アトルロックのそれよりもややふくよかなウニだった。下には案内板があり、中に入りあらゆる可能性に心を開け、と書いてあった。しかし中とはいずこ……振り返ると記録板が3枚、あとは住宅地のような入り組んだ建物が続くのみである。Nomaiの建物は規則性に乏しく、それでいて見た目はよく似ているから、とても迷いやすい。

目の前にある建物に入ろうとして、足を滑らせてブラックホールに吸い込まれた。深く息を吸い、目を閉じた。

INFO: END - Loop 82 of Outer Wilds Ventures.

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