報われたい話②(タイムトラッキングの話)

前の記事(https://sizu.me/gomichiro/posts/ezsz6h9kna7z)にて我流ポモドーロ技法の話をした。

後になって知ったのだがこれはフロータイムテクニックと呼ばれているらしい。

自分で作業時間と休憩時間を決め、タイマーで管理する。

 

フロー(集中)するための技法なんだそうだが、正直自分はあまり集中しているとは言えない。

とにかくやらなくちゃならないものに手を付けること、そのちっぽけな努力(と呼べるかすら怪しい)をちゃんと積み重ねていることを自分の目に見える形にすることが目的だ。

頑張った分本当に報われているか?

報われないなら頑張る意義を見失ってしまう。

日々報われていると感じたい。

報われると信じたい。

 

タイムトラッキングを再開した

前回の記事を自分で読み返してみて、結局自分がどう時間を使っているかわからないままになっているなと気づいた。

作業時間は記録されているけど、それ以外は全くわからない。

自分がいつどんな風にだらだらして時間を無駄にしてるかがわからないと改善しようがないから時間の使い方はうまくならない。

それはそうだ。

でもタイムトラッキングのアプリとはなかなかうまく付き合えなかった。

じゃあどうやって記録しよう。

「30分毎自分が何をやっていたか記録して、その後その時間の使い方に自分自身で満足できたか○×△で評価するんだとか。」

30分毎に記録するのって難しいな、どうやったらいいかと考えた。

……単純に30分毎にアラームを鳴らしてその度記録をとればいいのでは?

単純明快な結論に達した。

難しいやり方は続かない。うんうん。

アラームというか時報だ。

起きている時間帯ずっと30分毎に通知音を鳴らせばいいんだ。

 

たまに使っているタイマーアプリに自動で無制限に繰り返せる機能があった。

きっかり00秒からとはいかないがひとまず30分毎に通知音を鳴らす設定にしてこれを時報代わりとした。

Google keepに6:00から21:00まで30分毎にずらっと縦に打ち込む。

Google keepなら単一のメモをウィジットに設定できてホーム画面でいつでもメモの内容が見れるし、タップすればそのメモを開いてすぐに編集できる。(android端末を利用している)

寝ている間に鳴られると困るからスマホ端末自体のサイレントモードの機能をうまく設定して21時半から6時ごろまでは鳴らないようにする。

Googleカレンダーに予定を登録しておけばその予定の時間はサイレントモードにするなんてこともできるし、大切な予定を時報に邪魔されることはない。

時報が鳴るたびに何をして過ごしていたかを簡潔に書き込んでいく。

もちろん手が離せない作業中だったりして後からまとめて記入することもあるが、何をしていたか忘れないうちに記入できればよし。

一日の終わりか、翌日のうちに時間を見つけてその時間の使い方に満足できたか○△×で評価し追記していく。

(最近のトラッキングのスクショ。ひと目でわかるように評価ごとに色を変えている)

記録を続けると見えてくるもの

何となく気づいていたこともはっきり目に見えてくると自覚の度合いがかなり変わってくる。

数日記録を続けていくとよくわかった。

自分は食事前と食事後に長時間だらけがちなのだ。

休日の午前中も異様にだらけてしまい、結果午後から夜にかけてタスクが詰まりがちになる。

最近は、まだ体感だが食事前のだらだらが少し減ってきていると思う。

これはフロータイムテクニックとFocus To-Doのおかげで作業に取り掛かりやすい気持ちが作れるようになってきたからだ。

この体感が今後タイムトラッキングの記録にも表れてくれるよう期待しているし、自分の期待に応えられるよう頑張りたいところだ。

 

その先の目的

時間の使い方がうまくなったらもっと自分の趣味に時間を使いたいなと思う。

つい先日も「今日こそはほんの少しでもいいから絵をやるぞ!」と意気込んだのに全くできなかった。

やりたいゲームも全くと言っていいほど手が付けられない。

これは自分に体力がないことも原因ではあると思う。

時間に余裕ができたら気持ちにも余裕が生まれるんだろうか。

切羽詰まって苛立つことが減るだろうか。

もっとまともな生き物になれたらと思う、少なくとも今よりは。

@gomichiro
自称ウミウシ。 fedibird.com/@gomichiro の字数制限で書ききれないような内容を投稿します。 多分文房具や手帳の話がメイン。