こちらはゴスペラーズの楽曲内に仕込まれた洋楽の元ネタを研究するブログです。御本人が明言されている場合もありますので、そちらはご紹介という形でお届けします。
第1回目はこちら
本日は第2回目
このブログをやってみようかな、と思ったきっかけでもあります。
MIDNITE SUN
作詞:村上てつや,作曲:村上てつや・酒井雄二・妹尾武。
少し前に「私の好きなメンバー作詞のラブソング」みたいなタグが回った際にこの曲を選ばれる方がわりといらっしゃって。
この曲については…いろいろと語りたいことが…!となり、ブログでまとめてみるのはどうだろう?と思った次第です。
こちらは紆余曲折ある曲でございまして。順を追ってご紹介いたします。
まず初期段階、この曲は下記の曲が元ネタで作られていたそうです。
The Soul Children「Midnight Sunshine」(YouTubeリンク)
これはフレーズ云々というより、曲のテーマが歌詞の元ネタになっている感じです。
こちらの曲は「お日様が沈んでる時にしか会えない相手」=「不倫」がテーマ。
日が沈んでる時だけ、僕の上で君が美しく輝く…といった内容で、そこに村上氏が感銘を受け、歌詞を書いたそうです。
なので実はこの曲は不倫ソングなのです。
曲作りの最中、大きな事件が音楽界に起こります。
1999年4月25日…ZAPPのロジャー・トラウトマン死亡
しかも兄、ラリー・トラウトマンによって射殺されて…(お兄さんも直後に自殺)
ZAPP
FUNK界で重要な存在である兄弟バンド。
そのメンバーであるロジャー・トラウトマン。
彼はトークボックスという機材を用いてFUNK界に新たな波を起こし、たくさんのアーティストに影響を与えました。
ゴスも影響を受けた中の一員です。
この悲しい知らせを聞き、ロジャーの追悼曲を作ろう…ということになり、後のMIDNITE SUNとなるこの曲を追悼曲にすることになったそうです。
酒井氏のトークボックスが入り、間奏に入る直前に「ロジャー、あの頃の歌を今も歌ってるよ」という一節が加わりました。
曲の元ネタ
Roger Troutman 「I Want To Be Your Man」
ゴスの曲でここまではっきりと誰かを追悼している曲って他にない気がします。非常に愛のあふれる曲だと聞く度に思います。