土曜日はゆるい音楽会に行ってきた。ゆるい音楽会とは?大学時代のサークルの先輩2人が音楽好きで、どうせなら家に集まってお互いの好きな音楽を聴きながら語り合おうの会である。昨年から始まって2回め。
大学のサークルと言っても、それは映像制作のサークルだったのだが、そして今はみんな仕事も家庭環境もバラバラなのだが、なぜか音楽を契機として繋がり続けているのが面白い。僕の音楽の範囲はまぁ言わずもがな先日の年間ベスト記事を見て頂ければですが、他の2人はジャズ好き、ヒップホップ好き、邦楽好き、トラディショナルな音楽好き、かと思いきやモジュラーシンセ好き…など、それぞれ被るところもあるし、でもルーツなどは違って全く知らない範囲も多いといった3人なので、絶妙に噛み合ったり発見があったりと面白い。同じ音楽好きでも、SNSや情報収集の観測場所が違うとこうもキャッチアップが違うのか、と驚くし、あらためてこの世の音楽の広さと多さに圧倒される。
今回は、2023年リリースの15曲、というテーマが設けられ、各々が個人的にこれだと思う15曲をリスト化し、ホスト側で(なるべく中身を見ないようにしつつ)一つのリストに集約、当日にシャッフル再生をしながら、解説をしたり、解説をせずに聴かせたりなどする。まぁ、だいたいどの曲もそれぞれに思い入れがあってそこに入れるわけだから、解説をせずにはいられない。このアーティストは何なのか、どうしてこの曲を選んだのか、この曲のリリースされた経緯は…なんて曲を流しながら話してるうちに一曲終わってしまう。その勢いが面白くもあり。それでも、各々に音楽経験は深い人々なので、流しながらヤバい音や展開が入ってくると「ウオォイ」とうめき声を同時に上げる。そのように共感と発見と、自己の体験を語る時間、というのが立体的に交差する時間は、実に刺激的であった。
SNSで音楽体験を共有し、いいねをもらう、というのももちろん嬉しくはあるが、こうやってリアル時空で体験を共有するという行為に勝るものはやはりなかなかない。ライブを見るという一体感もすばらしいが、こうやって違う世界、違う記憶を混ぜ合うというのも面白い。こういうことが出来るのも音楽の柔軟性だよなぁ~となった。
3人分混ぜ合わせたプレイリストの画像を、めっちゃ細長くなるからこの日記の一番下に貼っておくので、もの好きの方はスクロールどぞ…
日曜日は掃除機をかけたぞ
「掃除機かけたえらい」とネット上でよく自賛する人々がいるが、そのくらい掃除機というのはしんどい。かなり体力を使うし、モノにもよるが掃除機自体が重いし、腰とか痛くなるし、掃除機をスムーズにかけるためにはまず床に置いてある物ものをどかさなくてはいけない。重いものをもったり体を上下動させながら掃除に夢中になっていると汗をかいてくる。つまり掃除機というのはかける前もかけた後も準備が必要な類のもので、それがさらにしんどさに拍車をかけている。
「一回の掃除機の時間が短くなるようにこまめにかければいいじゃん」「いちいちものをどかさなくていいように、普段から片付けてればいいじゃん」と偉人は言いますよね。そう言えるあなたは偉人です。それを当たり前のようにこなせる方は天から与えられた才能があると思ってください。ギフテッド。それは言い過ぎかもしれない。でも、私からはそう見えてます。
でも、今日は掃除機をかけられたので、私も偉人です。
PCモニタを新しくしたぞ
注文していたPCのモニタが届きました!これまでは会社からテレワーク用に支給されたデスクトップPCに付属していたリース品だったのだ。リース品なので返さなくてはいけない、その経緯は以前の日記にも書きましたね。27インチはでかすぎた。いや、作業はしやすいんだけど、僕は机の上にブックシェルフスピーカーも左右に置きたいので。それは作業のしやすさを犠牲にしたとて譲れないので。音楽がないと仕事もできないので。
ワクワクしながら設置。ついでにHDMIセレクターも買って社用PC、私用PCも簡単に切り替えられるようにした。思っていた通り、24.5インチは、作業のしやすさとスペースの都合のちょうど良い落とし所だったと思う。満足。それと、なんか画面もくっきり気持ちよく見えるようになった気がするな?と思って少し調べたら、なるほど27インチの場合はフルHD解像度だと粗く見えてしまうらしい。27インチならWQHD以上の解像度を備えたものがよいらしい(もちろんお値段も上がる)。今まではガワがでかいだけの汚いフルHD解像度モニタだったのだ!インチがでかけりゃいいってもんじゃない。安物は安物なりの器(サイズ感)がある。
で、よりくっきり見えるようになったことで、嬉しいんだけど、おかげでもともとの画像自体の粗が分かるようになってしまった。つまり…Windowsのフォント汚え!ってやつ。そう、人は現状でも満足していたのに、より良くできるということを知ってしまうと、今より上の世界があると知ってしまうと、求めずにはいられなくなってしまう愚かな生き物…。このモニタを買うのも、Macに移行するのを見据えてのアクションの一つでもあったのだけれど、こうなるともういよいよマカーになるしかないっすねぇ~~~という決意が固まってまいりました。ところで今もう「マカー」なんて言わないよね…。PCに詳しいわけでもない普通の人が第一選択としてMacBookを選ぶ時代に。インターネット老人としては、こだわりの強い人が敢えて選ぶ、独特の価値で動いてる別世界に居るのが「マカー(Macユーザー)」の人たちで、家電量販店でも決して同じ売場に共存しない…みたいなイメージを、未だに原体験として持っていたりするのです。Macにするとなると、ついに俺もあっち側に行くのか…みたいな、住む国を変えるような、宗派を変えるような、そういう敷居が、老人にはある。iPhoneとiPadをこんだけ使っていながら、なお。というかなんなら奥さんは普通にMacBookを使っている。気づいたら自分の私用・仕事用PCだけがWindows最後の砦にまで追い込まれていた。
いや、今のMicrosoftはすごい元気あると思うし、将来どっちが覇権を取るのかは分からない。OpenAIと早々に手を組んだその判断のスピードはすごかったと思うし、ゲームのメイン舞台がコンソールからゲーミングPCに移行した今は、そっちの世界ではWindows一択。AI分野でもゲーム分野でもAppleは元気がないとも言える。それは分かってるんだけど…なんか、Windows11見たときに「アンタやっぱりMacになりたいのかよ」と思ってしまったのと、そして「フォントは結局ずっと汚いままなんだろうな…」みたいな絶望感に耐えきれなくなってきた。たかがフォントと言われても、画面ではSNSしかりこのしずかなインターネットしかり、結局自分は文字を見るためにやってるようなもんだし、iPhoneの文字に慣らされてしまうと、Android(はgoogleだけど)にも絶対いけないなとなってしまうんですよね…。
ネッツ老人としては、こうして、こだわりのある人がWindows、普通の人は(資金的に許せば)Macを使うみたいな、まるで逆転したみたいな時代になったことに感慨、というか、ほえ~という気分に突然なったりはします。
というわけで、Macにはやくしたい。今年はそれを楽しみに生きています。
気づいたら3000字オーバーしてしまった。月曜日を前にすると捗りますね!以下、ゆるい音楽会で流されたリストを貼ることを忘れそうなくらい、書いてしまったね。(自分が提出したのがどれかはあえて言わない)(★は関係ない)