毎年恒例のやつ(2年目)
去年はこんな感じだった。
読んだ本はCosenseで管理していてこんな感じ。
ざっと数えると34冊読んでるのでまずまずといったところ。数学関係の本が数冊紛れ込んでいたり、論理学の書籍があったりして厳密にIT関係の技術書というわけではない。つまり、適当ではある。まぁなんのために技術書を読むかと、その目的が達成できたかが大事なので冊数は1つのベンチマークとして置いているだけ。
ということで。
GitHub CI/CD実践ガイド
簡単にいうとGitHub Actionsを勉強できる本。
自作サービスくらいならこれを読んで困ることはなさそう。(多分)
それよりも驚いたのは、この文章が非常に読みやすい。
今まで読んできた技術書の中でもトップレベルで文章が読みやすい。すーっと入ってくる。1文は短く、要点が的確。これはおそらく著者の並々ならこだわりがあるに違いない。
手を動かして考えればよくわかる 高効率言語 Rust 書きかた・作りかた
今年のテーマはRustの学習だった。色んな本を読んでは最後まで読みきれず挫折みたいなことを繰り返していたんだけど、この本は初めて通しで読めた本だった。Pythonのコードと比較していくのがコンセプトではあるんだけど、RubyやってるとなんとなくPythonのコードは読めるし、ChatGpt突っ込めばRubyにも変換してくれるので、全然苦にはならなかった。
あと、サンプルコードが楽しいのもこの本の魅力。
Web API: The Good Parts
いわずもがな。名著。最初は仕事で使うのでOpen APIの勉強しようと思って読んだ本。ただ、Open APIとかではなくてAPIの設計に焦点が当たっている本。そういう意味ではもっと早く読んでおけば良かった気もする。一方で API設計したことのなかったり、 Webで提供されているAPIを叩いて何かしたことない人にとってはイメージ湧かないかもなと思う。
URLの設計とかクエリはどうするとか自分にとっては仕事でちょうどAPI設計のタスクがあったので実感をともなって理解できたのが良かった。ただ、書籍が古いので今もその方法がスタンダードなのか?みたいな疑問はいくつか湧いたりはした。
余談
候補として迷ったのは
『コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方』
『ユーザーストーリーマッピング』
『基礎からのネットワーク&サーバー構築』
あたり。