未就学児と楽しむテレビゲーム

hebiko
·
公開:2024/11/26

2018年生まれ、来年ついに小学生の長男と、これまでテレビゲームからボードゲームまでさまざまなゲームを一緒に遊んできました。「このタイミングで未就学児と一緒にやるゲーム」という形でまとめておこう!と思い書いています。

テレビゲーム部門とボードゲーム部門で書きたいなと思い、こちらはテレビゲーム部門です。ボードゲーム部門は気が向いたら書きます。また、テレビゲーム、と言いつつほぼSwitchのゲームになります。たまにWiiのゲームも入ってます(実家にWiiがある関係です)。

楽しんだゲーム

かなり楽しんでヘビーにプレイしていたゲームたちです。

星のカービィ ディスカバリー

みんな大好き星のカービィ。ゲーム初心者向け(ゲームが苦手な人でも楽しめる)というコンセプトをずっとやり続けているのがすごいです。

そのなかでもディスカバリーは、おそらく4歳くらいからできるんじゃないかなと思います(息子は3歳半からはじめてなんとかやってました)。体験版があるので体験版からスタートするのをオススメします。

子どもとやるのによいところは、二人プレイモードがあるところ。最初少しだけ一人でチュートリアル部分を進める必要はありますが、その後は子どもと一緒にできます。最初はわたし(親)がカービィを操作し、子どもにワドルディを操作してもらっていましたが、やはりそこはカービィがやりたくなるのか、途中から「カービィをやらせて!」となって、親がワドルディで頑張る感じになりました。

カービィの素晴らしいところはごり押しでもクリアできるところでしょう。「各コースのワドルディを助ける」というコンプ要素はありますが、その要素を無視して「ゴールする」だけをメインにおけば、操作がおぼつかなくてもなんとかなります。あとはサイドでバンダナワドルディを操作する親が頑張ればOKです。

星のカービィシリーズ自体が「小さい子が遊んでも楽しめるように」というコンセプトで作られていること、その甘辛調整がディスカバリーは絶妙だったな…と子どもと一緒にプレイした親としても思います。

子どもの成長と共に、「ワドルディは集めない」から「各コースのワドルディを集めよう」になり、最終的に格闘王モード(と勝手に親が呼んでいるボスラッシュ)を自力でやるくらいにプレイスキルも成長しました。長男が今のところ人生で一番やっているゲームじゃないかな、と思います。

長男はディスカバリーでテレビゲームというものに初めて触れ、カービィのことが大好きになり、「とりあえずセーブデータは3まで全部埋めるもの」という間違った常識を覚え(笑)、気に入ったゲームは何周もするゲーマーとして成長してきています。いい感じです。

星のカービィ スターアライズ

スターアライズは、「ディスカバリーが面白かったから、他のカービィもやってみたい」と言って長男がディスカバリーの次にはじめたカービィでした。2022年(もうすぐ5歳のタイミング)にサンタさんに頼んで、サンタさんに持ってきてもらったような気がします。ただこちらはディスカバリーよりは(長男にとっては)少し難しかったようで、ちょっとやっては「やっぱりディスカバリーの方がいいや」でディスカバリーに戻る…といった日々が続いていました。

転換点がどこだったか明確な記憶が無いのですが、どこかで急にスターアライズブームがやってきました。本人も2Dカービィをしっかりプレイできるようになり、ダークサイドハイネスを倒すまでに成長しました!

ちなみに長男は三魔官シスターズが好きみたいです。

星のカービィ Wii デラックス

Wiiデラックスはスターアライズよりはやさしく、ディスカバリーよりは難しいのかな?と個人的には思っています(本当に個人の見解です)。もとがWiiで出たソフトだからかちょっとアクションは大味、そこが良い…みたいな感じのゲームだなと思っています。発売日の関係でうちではスターアライズよりも後に買ったのですが、同時に出ているならWii デラックスを買ってもよかったな〜と思っています。が、ゲームとしての総合的な面白さだとスターアライズの方が面白いかも…いや難易度が高いモードが多いだけ…?この辺は好みによりそうです。

Wii デラックスではマホロアがしっかり長男とわたしの心に刺さり、最終的にマホロアエピローグばかりを二人でプレイするようになりました。マホロアかわいいよマホロア。

カービィのグルメフェス

まあ安いし買っちゃえ!と思って買ったゲームです。令和のエアライドとも呼ばれていますが、家族で二人で手加減してやる分にはゆるふわゲーです。ガチでやり始めたら確かにエアライドになりそう。

長男は別のゲームに飽きたときにたまにやってます。BGMが各カービィシリーズなのが、ここまでカービィシリーズをひたすらやってきた長男にとって嬉しいみたいです。

Minecraft

小学生がみんな大好きMinecraftです。わたしはこのタイプのゲームをやると生活が疎かになるので実はやったことがありませんでした。そして「え、やりたいって言ってるけど、サバイバルゲームだから難しいんじゃないの?」と最初は正直思っていました。会社の同僚に教えてもらって、「クリエイティブモード」の存在を知るまでは。

Minecraftには「サバイバルモード」と「クリエイティブモード」があります。わたしがイメージしていたMinecraftは「サバイバルモード」のことでした。「クリエイティブモード」にした場合、アイテムが使い放題になり、敵からのダメージを受けなくなるとのこと!念願のMinecraftを手に入れたもののゾンビに攻撃されて死んで終わると泣いていた子どもに「クリエイティブモードってやつがあるらしい」と教えて、一緒に設定しました。以後、長男はクリエイティブモードでせっせと遊んでいます。

最初は平面の建築物を作っていたのですが、だんだん立体の家の形になり、「YouTubeで見た」と言ってレッドストーンを使った何かの装置を作っていたのには驚きました。子どもってすごい。

長男はそのうちサバイバルモードをやってみたいそうですが、がんばれ〜と後ろから応援しています。

ゼルダの伝説 夢をみる島

5歳半くらいのときに、夫から「ほかのゼルダは難しいかもしれないけど、夢をみる島ならレビューを見る限りできるんじゃないの?」と提案があり購入しました。これが見事に大ヒット!

昔のRPGあるあるですが、序盤がハートの数も一番少なく一番ハードなので、そこだけちょっと親が助けつつ、他は長男が頑張ってやりました。とはいえ1周目のときは親が助ける度合いも高かったのです。が、2周目からは序盤も含めてほぼ自力でクリアしてました(長男はセーブデータのスロットが3つあったら、それは全部コンプするものだと思い込んでいるため周回してます)。ひみつの貝がらやハートのかけらもコンプしていたのでかなりのやり込みようです。

ゼルダの伝説 知恵のかりもの

「夢をみる島が楽しかったのなら知恵のかりものもできるだろう」というわたしの判断のもと、わたしがやりたかったので買いました。これも長男に大ヒット。「正しい正解」があるわけではなく、ごり押しでいける側面もあり、頭をひねりながらどんどん次のエリアに行くのが楽しそうでした。カリモノやカラクリの使い方とか、正直わたしより上手くてびっくりしました。ボスも倒し方さえわかればそこまで複雑で操作がシビアなものはなく(唯一ガノン戦だけ苦しんでたかも)、長男がほぼ自力でクリアしたRPGになったかなと思います。

一度クリアした後は「やっぱり剣で戦いたい」とのことで一回夢をみる島に戻りつつ、今現在また知恵のかりものに戻って2周目をエンジョイしています。子ども、同じゲームを何周もするからすごい。

スーパーマリオブラザーズ ワンダー

これは2023年にサンタさんからもらったソフトです。これは別の記事で書いたのでこちらで。

大乱闘スマッシュブラザーズ

スマブラって2018年発売なんですよね。子どもが自分と同じ年に生まれたゲームをやっているのが大変不思議という感じでしたが、スマブラも大変楽しんでやっています。

一時期はアドベンチャーモード(灯火の星)を好んでやっていました。難易度を「やさしい」にすればどの敵も順当に倒せていました。あと勝ち上がり乱闘を二人プレイでやって楽しんでいます。気付いたら割とちゃんと戦えるようになっていて親もドキドキです。

たまに誘われて二人で乱闘をするときは、次のように遊んでます。

  • 二人で勝ち抜き乱闘をする

    • 適当に勝ち数を調整しつつ僅差っぽい勝ち方や負け方をする(接待プレイ)

    • アイテムは基本親は取らない。子どもだけが取るようにする(アシストフィギュアやモンスターボールでいいキャラが出ると一気に辛くなる)

  • チーム戦にして子どもと親でタッグを組み、CPと戦う

あつまれどうぶつの森

みんな大好きどうぶつの森です。長男はたまに思い出したようにはじめては離脱し、はじめては離脱しを繰り返しています。

一番最初はわたしの島の中に長男用のキャラを作って家を建ててあげたのですが、その後長男用のSwitchを正式に準備する過程で、本人だけの島ができあがりました。最初は「何をしたらいいの」状態だったのですが、だんだんやり方がわかってきて、今は虫を捕まえたり、素潜りで海の生き物を捕まえたり、釣りをしたり楽しそうです。

ハッピーホームデザイナーも購入してあるので、そこで別荘を建てるのも好んでやっています。

マリオカート8 デラックス

みんな大好きマリオカートです。ちなみにわたしはもの凄くマリオカートが下手です。

子どもがやるときはアシスト走行をONにしてやっています。そうしないと一生ゴールができません。50ccだと余裕でCPに勝てる、100ccでいい勝負、150ccだと全然歯が立たない…というくらいの感じです。たまーに思い出したように一緒にやっています。

できてたけど難しそうだったゲーム

プレイはできてたけどちょっと難しそうだったゲームを挙げます。子どもによっては上手くハマったりするかもしれません。

スーパーカービィハンターズ

楽しそうにやってはいたのですが、基本無料でスイスイやりたいなら課金かなあ…という感じのシステムなので、途中で飽きてました。 スーパーカービィヒーローズ2なら楽しくできるのかもしれないです(買ってないのでなんとも言えない)。

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ

ポケモンは、まずひらがなとカタカナが読めないとできません!!なので、プレイするときにひらがなとカタカナが読めることが条件です。また、文章を読み飛ばすタイプだと「次どこ行けばいいの?」となりがちです。それもあって、親のサポートが結構必要でした。

長男は4歳後半くらいに少しプレイしてはやめ、その後も少しプレイしてはやめ…を繰り返し、最近(5歳10ヶ月くらい?)やっとクリアしました。ただし、チャンピオン戦はわたしが後ろでずっと「ピジョットでひこうタイプなんだからでんきタイプのポケモンをだしな!!」とアドバイスしていました。タイプ相性って難しいですね。

SVもやらせてあげたい気持ちもありつつ、ピカブイですら結構難しそうだったのでちょっと様子見です。

星のカービィ64

わたしの実家ではWiiが未だに現役で稼働しているのですが(Wii Fitのため)、このWiiにカービィ20周年記念ディスクを入れて「星のカービィ64」をやるのが長男の楽しみになっています。ちなみにわたしが一番思い入れのあるカービィが「星のカービィ64」だったため、長男がプレイしてくれることは正直かなり嬉しかったです。星のカービィ64って、面白いよな!!!

5歳なりたてくらいからはじめ、その後帰省するたび少しずつ進めていき、秋ごろに真エンディングを見るところまでクリアしました。が、親が助ける場面もかなり多かったです。というか知らなかったのですが、星のカービィ64ってカービィのなかでも結構難しい方に入るらしいですね。最初にまともにやったカービィが星のカービィ64だったから知らなかったです…。

ただ長男自身はとても楽しそうでした。親は真のラスボスの連打ゲーで指がつるかと思いましたけど。小学生のときの自分、よく連打してたな…。

うまくできなかったゲーム

もちろん「本人はやりたがるものの難易度的に上手くできなかった」ゲームもあるもので…ということで挙げておきます。将来的にはできるんじゃないかな!

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

やはり5歳には操作が難しすぎました。それはそう。とはいえ最初のチュートリアル島で操作して遊ぶ分には楽しそうにしてました。

今ならもうちょっと上手くできるのかなあと思ったりするものの、やはりゲームの世界の中で自由度が高すぎる(けど一応クリア目標はある)というのは、人の話を全然聞かない幼児には難しいのかも、と思ったりします。

ゼルダの伝説 スカイウォードソード

途中まではなんとかできたのですが、やはり操作が難しそうでした。サイレンのことは絶対に許さないからな!!(親の気持ち)

あと3Dマップで「迷った!!」と言われることが多かったです。 ちなみに親のわたしも方向音痴なので、二人でずっと迷ってて「終わりだ…」って思いました。のろしを上手く使いましょう…まあ使っても迷うんですけど…。

とはいえ長男は結構総合的には楽しんでいたみたいで、ビートルの操作あたりはわたしよりも格段に上手かったです。あとギラヒムが好きらしいです。ほんとにぃ?

スーパーマリオギャラクシー

実家にWiiが未だに置いてあり、そのWiiでやってます。楽しそうなんですけどやはり途中で操作が難しくなり、そこで毎回諦めて、最初からのセーブデータを作って途中までを何度もやってます。

進め!キノピオ隊長

これはSwitchのゲームです。パズル要素が強い、かつマリオほどじゃないにせよそれなりに操作がシビアなので結構大変そうでした。ただ4歳くらいの頃の話なので、今やったら大分違うかも…という感じはあります。

一緒にゲームをするのは楽しい

子どもと一緒にゲームをするのは本当に楽しいです。これからも一緒にゲームをしてああじゃないこうじゃないと攻略を話していけたら楽しいだろうな〜と思っています。

@hebiko
テクニカルライターをやったりUXライターをやったりしている