2023の、ささやかな物事を振り返る

いのま
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華やかなやつとかではなく、静かなインターネットに合うような、そんな感じのささやかな物事をまとめておこう。僕が振り返りたいことをまとめているので、ぜんぜん網羅的ではないよ。

アカペラcover音源を作った

なんかの時に渋谷に行ったのですが(技育展かな)、その時たまたま、渋谷でアカペラグループのお祭りみたいなことをやっていて。

僕はこういうのに出会うと結構エネルギーをもらえるタイプの人で、活気のある街で素敵だなぁ、アカペラって良いなぁ、などと、とても良い気分になったのでした。

イベントが終わってからもその素敵な余韻はなかなか消えず、帰り道の飛行機で、僕の好きな曲がアカペラcoverされるとしたらどんな展開になるのかな、妄想したりしていました。家に帰ったらDAWを立ち上げ、「編曲なんもわからん」と言いながら、頭の中で妄想してた音を打ち込んで歌ってもらい、これができました。

結構可愛い感じのアレンジになったと思います。アカペラ特有の技法?みたいなのを見よう見まねで突っ込んだりしました。ベースがミックス込みでちょっと残念。ボイパも入れようと思ったけど、流石に打ち込みだとダサかったのでカットしました。coverしたのは大好きなTOKOTOKO/西沢さんPの楽曲、「ハンドメイドミライ」。期待を背負って歩きたいの、ってね。

アプリを作って発表した

なんか賞を貰えました。

字面はかっこいいけど結構泥臭いことをやって、ユーザーが本当に欲しい機能ってなんなの??という話をめちゃくちゃしました。良いチームだったなぁ。

この100programという場所は、「ダサいものを作る恐れを乗り越える」というデカテーマが常に強調されており、その上で、審査員さんに「良いダサさですね」みたいなことを言ってもらえたのが嬉しかったです。プロトタイピング!

心残りなのは、その後も継続して開発しようね!となってしばらくやっていたのですが、チーム内で喧嘩してしまって気まずくなり、事実上のチーム解散になってしまったこと、、、。僕はこういうのの後処理が本当に苦手ですね、うーーん。もっと相談できる人を増やせばよかったかも。2024年は、利害関係のない人にももっと、困っていることの自己開示をしていきたいな。人と話さなすぎた。賞を貰えたのも自慢したいけど、このエピソードで「静かなインターネット」に書きたかったのは、この苦い思い出の方なのよね。

僕には、有志の取り組みが長引いてきた時にネガティブイベントが発生すると目を逸らしちゃう癖があって、それが誠実じゃないなぁ、直したいなぁと思ってる。今回も目を逸らしちゃったせいでチームメイトの人をすっごく怒らせ困らせちゃったわけだからね……。

お酒の美味しさを知った

日本酒うめぇ!

美味しいお酒を紹介してくれた人、ありがとう!

推しできた

水城琴音さんに心の光を貰っています。

彼女は本当に良い子で…...(略)

僕自身、特定の活動者さんにここまで肩入れするのは初めてで、自分でもちょっとびっくりしてます。以前にも、にじさんじの黛灰さんを「推し」と呼んでいたんですけどね。彼はフィクションとノンフィクションの狭間にいるような活動者さんなので、なんというか、好きなアニメやドラマを追う、みたいな感覚で。今の推しの感覚とはちょっと違う。

それに、推しからエネルギーを貰って僕も頑張るぞ、みたいな気持ちにしてくれたのも水城琴音さんが初めてで。いつも等身大のほんの少し上のところで頑張っている、その姿がかっこいいよ。

壁に向かって喋った

インターネット活動者もすなるツイキャスといふものを、私もしてみむとしてするなり、ってな。

コレが案外楽しくて、案外人も来てくれたし、コメントも結構貰えた。僕は存外、匿名で何かを喋ったりするのが好きなのかも。匿名が発する言葉って、そこに言葉以上の文脈が乗らない、本当に言葉だけの解釈キャッチボールな訳。それを利用して刺々しいことをやってる人もいるけど、僕はそれを馴れ合いのために使ったりするのが割と好きだよ。頭と心の中をダイレクトに交換できる気がするし。

アーカイブは全部消えてます。

絵を描いた。

水城琴音の推し活の一環というか。TLに推しをイラストで魅力たっぷりに表現なさっている方がいて、僕も推しの良さを表現したいな〜〜!!と影響されて、アイビスペイントに指描き。

本物はもっと魅力的なんですが、、、。

でも、僕がビビッときたものがほんのりとでも画素に表現できている気はする。貼った1枚目は、「推しの子」の曲のcoverを投稿してくれたのでパロディ的な。2枚目はシンプルにライブでカッコ良かった様子を描きました。

普段絵なんて滅多に描かないけど、割と「デジタル絵の描き方」みたいな動画を見たりして最低限のこなれ感を出そうとした、、けど、やっぱりしょっちゅう絵を描いてる人々には敵いませんね。絵を描くのは辛いけど、楽しい!!

顔面を可愛く描けるようになりたいわね。あとは質感を塗れるようになりたい。

冬と仲良くなった

僕はずっと冬が怖かった。

冬になると何もできなくて、寒くて辛い、気持ちも鬱々とする。

そういうイメージが、18歳くらいの時からずっと積み重ねられてきていて、いよいよ人生に悪影響が出始めているので(単位や出席など)、これはまずいと思い、初夏の頃から2023年度の冬への対策を進めてきた。

最初に、「打倒!冬」というメモを立てた。

強大な敵である冬を、知略で打ち倒そう、と考えたわけですな。

しかし、それでもずっと不安で、秋頃に日照時間がじりじりと減っていくのが本当に怖かった。

このことをとっても心を許している友達に話した時、その返答に衝撃を受けた。

無意識に、冬を悪役にして、対立の心を作ってたんですね。

すっごく簡単なことだけど、でも当時の僕にはすごく衝撃的で、それまで感じていた壁、恐れが崩れ去っていくような感覚があった。

僕は、冬対策のメモの名前を「打倒!冬」から「冬となかよくなろう」に変え、さらに冬の好きなところのリストを作って加えた。

そして今、割となんとかなってる。

苦しい夜が少ないし、学校にも行けてる。(課題はちょくちょく出せてないが、、)

これは、前々から準備してた僕の努力のおかげでもあるし、冬への敵対心を解かしてくれた友達のおかげでもある(あと、エルニーニョ現象による暖冬のおかげもあるかも)。ありがたい話だね。

ピアノをちょっとだけ練習した

ここにですら成果を貼れないくらいだけど、ほんのちょっと練習したよ。

Drop2ボイシングってのの便利さに気づいたのが今年の収穫かな。まぁ、便利さに気づいたってだけで、全然実践で使えるほど練習できてないんですが。

うーん、楽器の練習の時間ももっと作りたいなぁ。

せっかくバイトで定期的に札幌に来ているので、ちょっとしたレッスンに通うのもアリかも?でもなぁ、なんか義務になるのは嫌かも、、。楽器上手くなりたい気持ちはあるけど、練習を毎日コツコツできるタイプじゃないからなぁ(最低)

まぁ、ゆるりとやるさ。

短歌いいね、となった

ブログが面白くて好きだったこばるとさんの影響で、短歌良いね〜と思うようになった。

匿名で送った短歌が誉められたりもして、僕って「言葉」が好きなんかもな!!という自意識が芽生えてきた。

↓のサイトは、素敵な言葉の、鑑賞しやすい短歌がいっぱい楽しめるからおすすめ。

ペーパーテストの楽しさを思い出した

実は僕は、高校1年生くらいまではペーパーテストが得意な方だった。

でもなんやかんやあって落ちこぼれてしまい、高3の頃からは白紙の解答用紙を出したりするようになってしまったわけですね、もったいなーい。

んで、ですが、今年の「微分積分学Ⅱ」という講義で、久々に本気でテスト対策をやった。事前に示されているテスト範囲の問題を演習して仕上げる、といった作業を、マジで本当に誇張なく5年ぶりくらいにできた。

コレってたのしいですね。整備された問題集にちょっとずつ脳みそが最適化されていく感覚を久々に思い出して、レールに乗った勉強も悪くないな?と思うなどしました。でもまだまだ苦手意識が抜けないから、もうちょっと頑張る必要があるかもね。

今更言っても仕方がないけど、受験勉強を頑張っている高校生を街で見かけると、ちょっと胸がキュッとする。当時自分が向き合えなくて、これからやり直すこともできないものだからだね。

モバイル開発エンジニアになるか〜、という薄ら決意をする

これは年明けごろらへんからずっとぼんやり思ってたこと。

色々雑多に技術を軽ーくだけ触ってきたけど、Kotlinを使ったAndroid開発は「これだ!」感がすごくて、なんか手に馴染む感じがしたし、この技術にいっぱい投資しても後悔しなさそう、という根拠のない直感があった。

仲良くしてくださっていた先輩方がAndroid技術者として就職が決まっていくのを見ていたのこともあって、僕もファーストキャリアはモバイル開発エンジニアにしてぇな、という気持ちが高まってきましたね。

それで色々ご縁をもらったりして、なんだかんだその気持ちは薄れずに一年経ちそうだね。コレからももっと経験を積んで、方位磁針を強固にしていくぞ。