【Fediverse (4) Advent Calendar 2024 3日目の記事です】
昨年ご紹介した大好きな長崎のおいしいお店について、まだまだ紹介したいところがたくさんあるので、今年も引き続きご紹介したいと思います。
今年は諏訪神社・新大工町方面のお店をいくつかご紹介。
月見茶屋 (長崎県長崎市上西山町19-1)
まずはこちらは外せない諏訪神社にある御茶屋さん。
名物のぼたもちやおうどんがおいしいお店ですが、個人的にはここの丼ものを食べてみてほしいなあ…と思うのです。ここの丼ものはおつゆがとっても甘い。人によっては苦手に感じるほどかもしれませんが、個人的には長崎らしく感じる大好きな一品です。お試しあれ(もちろん名物のぼたもちもお忘れなく)。
「長崎が遠い」という言葉をご存知でしょうか?
意味は「甘さが足りない」という意味。江戸時代の頃から貿易で砂糖がたくさん入ってきていたため、長崎では「甘さ=贅沢、ご馳走」という考え方も強く、中にはびっくりするほど甘い食べ物もあったりします。
例えば…真っ先に思いつくのは桃カステラ。ただでさえ砂糖がたっぷり使われているカステラに、さらに桃に見立てたように砂糖菓子が上にコーティングされています。あまり県外では知られていませんが、これも一度食べてみて欲しいものの一つ。特に万月堂というお店が有名です。
新大工町には「長崎街道ここに始まる」と彫られている石碑があります。江戸時代、輸入された砂糖はこの長崎街道を通って小倉まで行き、その後大阪まで船で運ばれ全国各地に届けられたそうです。そのため、この道はシルクロードならぬ「シュガーロード」と呼ばれることもあって、日本遺産として町おこしも行われています。
そんなことも関係あるのかないのか、新大工町周辺は甘味処の宝庫。新大工町商店街には老舗のカステラのお店やお団子やお饅頭が美味しい和菓子屋さんなど、甘味処があちらこちらにあります。また、路面電車で一駅先の新中川町駅周辺には洋菓子屋さんが数軒あって、そちらもおすすめ。ケーキ、シュークリームやプリンなど、近くに住んでいた頃はよく買っていた事を思い出します。
カレーの店 カルカッタ (長崎県長崎市大井手町9-1 田園ビル)
(写真は今度、長崎に帰省した際に食べに行って撮ってきますね。)
夕月というカレー屋さんがあるのをご存知でしょうか?長崎では有名なお店で、ルーの色が「夕月」という名前通りの鮮やかなオレンジ色をしているのが特徴。実は同じようなカレーを出すお店が諏訪神社の近くにあったりします。確か店主さんが夕月で修行していらっしゃったのだったかなあ…。
それがこちらのお店。カレーも勿論おすすめですが、個人的には夕月にはないトルコライスを推します。トルコライスにもカレーをかけてくれるので一石二鳥です(?)。とてもリーズナブルなのにボリューミーなお店なので、お腹ペコペコの時に行ってみましょう。
かつら (長崎県長崎市桜馬場1丁目4-2)
おまかせお寿司におかずがたくさん。このボリュームで1,400円ととてもお得。もうちょっと少なくても良いかな…という人には寿司8貫におかず付きで1,000円、お寿司のみだと9貫で880円ですよ。
お寿司を食べたくなった時にランチでよく行っていました。個人的長崎のお店ランキングでも2位、3位を争うほどお気に入り(1位は言わずもがな)のお店です。地元メディアでも結構頻繁に紹介されている有名店。
こうやっていくつか挙げてみると、諏訪神社・新大工町周辺はリーズナブルだけれどたくさん食べられるお店が多い気がします。小中学校が近くにあり、高校や大学も徒歩で行ける距離にあるというのも一つの理由かもしれません。
私が長崎に住んでいた頃、新中川町という新大工町の先にあるエリアに住んでいました。その頃新大工町は再開発の真っ最中。新大工町商店街にあった玉屋というデパートの跡地が工事中で、新しいビルが出来るというところでした(今年久々に長崎に帰る機会があったので、見に行ったらしっかりとビルが完成していました)。
新大工商店街やその周辺は浜ん町ともまた違った落ち着いた雰囲気で、のんびり散策を楽しめるのではないかと思います。どうぞ実際に行って探してみてください。紹介していない名店がたくさんあります。
もしかしたら、私も知らない隠れた名店も見つけられるかもしれません。