2024年の自分へ【We're timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1 ~FAM~@真駒内】

kawa
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公開:2025/8/24

遅ればせながら真駒内の感想を記しておこうと思います。

第一の感想として、ああちゃん好きだなと思いました。風磨くんの新しいグループを、新しいホームを、ちゃんと好きでいられそうだと。

アルバムを聴いた時点で99%大丈夫だろうと思っていましたが、真駒内まで行って担降りしたらどうしようという気持ちがゼロではなかったので、それを消し去ってくれたことに感謝でいっぱいです。

真駒内は去年のツアー初日の地で、必死にtimeleszコールをした場所です。

当時はオーディションがどうなるのか正直心配で、自分がどう感じるのか、この先も好きでいられるのか分からずにいました。ただ、ステージに立ち続けてくれていることへの感謝を伝えたいのも本心で、全力で声を出しました。まさに「今は嘘だっていいから笑っていたいよ」でした。

風磨くんが今年の挨拶で去年の真駒内について触れてくれて、あのとき必死に声を出したことを鮮明に思い出しました。

今年もその気持ちに近いものがあったかもしれません。自分が抱える不安はメンバーや周りのファンに気づかれないようにしよう。もしも担降りを決意したとしても絶対に表に出さずにライブ会場を後にしよう。そんな決意をして向かいました。

でもそんな頑なな覚悟はライブを見ているうちに解けていき、目の前の光景を心の底から楽しむことができました。

それはパフォーマンスへの不安を感じずに済んだことも大きいのだと思います。

個人としてもグループとしてもまだ慣れない点がきっとあると思いますが、ライブを盛り上げようという意気込みをひしひしと感じ、パフォーマンスにひどくがっかりするなんてことはありませんでした。これはtimelesz本人とメンバーを上手く魅せるtimeleszチームの努力の結果なのでしょう。感謝感謝。

新メンバーの話でいうと!

原ちゃんは元々存じ上げている通り、歌もダンスも抜群。風磨くんとのラップパートはたまらなくかっこよかったし、パフォーマンス面でtimeleszを引っ張っていく力強さを感じました。

それだけでなく、客席を乗せる力、楽しませる力も素晴らしかった。原ちゃんが笑顔で客席にリズムを取らせているときのハッピーぶりといったら! 原ちゃんが近くに来るだけで楽しくて、最高にアイドルでした。

寺西くんは歌声の安定感がもう本当に拍手喝采。多少他のパートがよろめいても寺西くんのパートになれば大丈夫という安心感がすごいのです。歌番組もそうですねえ。

個人的には寺西くんはダンスより歌の印象が強かったのですが(これは自分が遅取りよりバキバキテンポ通りに惹かれるというのもあります)、勝利くんのギターで踊るシーンはキレキレで、ふと歩くときすらも美しく、背筋の伸びた姿が素敵でした。寺西くんが北海道で良い思い出をたくさん作れていたら良いな。

将生くんに対しては「顔がどタイプすぎる」という状況なのであえて顔以外の話をしますと、人生遊戯の力強さが印象的でした。外周で踊っているときに自分の位置からは将生くんがよく見えて、ああかっこいいな……としばらく見つめてしまったものです。

本音と建前では、人生遊戯とは違う美しさを感じました。まさか「Sexy…」を勝利さん以外が歌うとは思わないじゃないですか。ようやりましたわ。拍手。

今だから言える話ですが、正直「ほんたてはあの4人でやるから美しいのであってエピゼロでも一瞬食らったんだよな……新体制でやるのかな……モニョモニョ」と思っていたので、冒頭が流れた時点で身構えました。しかし人数が倍になった上に振りも大きく変わっていたので「見たことのない構図!? 新解釈!?」となり、案外ダメージを食らいませんでした。なんというか、普通に別物として見られてよかった。

将生くんの話に戻しますと、MCで上手く話題を切り替えていたところも好きでした。Qrzoneでしばしば見かけるやつ〜と思いました。好きなのは顔だけじゃないの!!(なんの言い訳?)

周杜くん。周杜くんね〜!! 歌番組で拝見するたびにどんどん魅せ方が上手くなっていてまさに中毒なわけですが、ライブでも歌・ダンス・ファンサ、全てがよかった。結局自分はザ・アイドルに惹かれがち……。

バクステのほうに来たとき、キラキラした目で客席を見上げていたのが忘れられません。お顔も言動も可愛いのでつい「可愛い〜」と言ってしまいますが、もちろんかっこいいとも思っていますよ!

余談ですが、スプレーアートが塗装ネタ(?)なことにその場で気が付かず、1週間くらい経った後に「もしかして塗装ってこと!?」と思いました。シンプルにアートに興味あるとかなのかな〜とか思ってました。すみません。

篠塚くんはMCが聞き取りやすく、内輪的な面白さではなくしっかり面白い話ができる人だ……と思いました。ファン層が広がっている今、そういう点は重要だと思いますし、個人的にも完全内輪の笑いより筋の通った(?)笑いが好きなので助かります。歌声に関しても「CD音源と全然違うやんけ!」なんてことはなく大拍手。

印象的だったのは水の早飲みです。これは別に歌やダンスの印象が弱いという話ではなく、ほんとに水の早飲みがすごいんです。変な照れがない。飲めているかどうかは別としてしっかりやりきる。これがすごい。あの堂々とした感じは簡単にできることじゃないと思います。

もちろんふましょりそうのことも改めて好きだなあと思いました。

勝利さんに関しては今年もギター姿を見られて見惚れてしまいましたし、やはり革ダンがよかった。これだよこれこれ〜〜と思いました。勝利さんは立ち位置関係なく概念としてセンターというか、グループの心臓みたいな方だと思っているので、あるべき場所にいる瞬間を見たように思いました。

人数が増えてもMC中にボソッと挟む姿が健在でよかったです。自分の入った公演では原ちゃんが襟足を切るときにふうまさきもハサミを入れたという話をしていまして、風磨くんが「一太刀入れた」みたいな表現をしたんですね。その時に「太刀(たち)」が音だと分かりづらいと思ったのか、「太刀」をぼそっと解説していたんですよねえ……。トーク中にスッと横から入ってくる勝利さん、好き。

聡ちゃんは毎年「さらにダンスが上手くなってるなあ」と思いながら拝見しているのですが、今年印象的だったのはRUNの「信じた」のところ。タイプロでの印象が強かったので「信じた」で将生くんにパートが移るのかと思い、自分の目線は将生くんのほうに動いていたのですが、視界の外から聡ちゃんの「信じた!」が飛んできまして。一瞬で目を奪われ、迫力に圧倒されてブワッッと鳥肌が立ちました。中島さんの「信じた」を同じステージで聞き続けてきた人だからこそ感じるプレッシャーもあると思うので、あそこであの出力ができるのは本当にすごい。

風磨くんに関しては冒頭書いた通り、挨拶が胸に残りました。ただ、それ以外は記憶がいつもより断片的で、それだけ8人全員を見ていたんだなと思います。自分は全員を好きにならないとグループやライブを見ていられないので、風磨くんの記憶しかないライブにならなかったことがむしろ良かったことのように感じます。

いやまあ黒衣装×ハーフアップで出てきた瞬間は「えっ!もう風磨くんしか見えない!!」と思っちゃいましたけど。よすぎたので。あとSWEETは風磨くんロックオンで見てましたけど。絶対に可愛いことが予想できたので。スキすぎてのセリフもロックオンだったな。「I need you〜」はマリちゃんだしシンプルに可愛いし二重にギルティーだったな。

とまあ並べ立てるとキリがないのですが、とにかくメンバーの魅力を再確認し、お金がかかってそうな演出(!)に驚き、変にしんみりすることもなく会場を後にできました。

あえて大泣きポイントを挙げると「君へ」「because」「I'm home」の流れでしょうか。メンバーが近くにいるのに大泣きかましてしまって申し訳なかったな……。

ただ、これはSexy Zoneやtimelesz3人体制と比較して悲しみの涙を流したというわけではありません。

それぞれのバックグラウンドがある中でタイプロを経て5人がtimeleszになったこと。グループを続ける選択を取った3人が逆風の中でもファンに言葉を尽くしてくれたこと。そして8人がtimeleszというグループ(=ホーム)に集い、今ステージに立っていること。

そういったことに感極まって、そしてそこで感極まった自分になんだかホッとして、ボロボロと涙がこぼれました。

自分はグループにいる風磨くんの姿を見て風磨くんを好きになったので、グループを降りるときは風磨担を降りるときだと思っています。だからこそグループを好きになれるかどうかはグループのオタクを続けられるかどうかだけでなく風磨担を続けられるかどうかにも関わっており、二重の重さを持っていました。

「君へ」「because」「I'm home」の流れで5人と3人と8人を祝福できたこと。風磨くんの新しいホームを温かく眺めることができたこと。それらにホッとして涙が出ました。ホッとするっていうのもなんか変な話なんですけどね。

Sexy Zone 10周年のとき、グループを続けるのに必要なのは根気だと風磨くんは言っていました。その根気がどこに辿り着くのかは風磨担の自覚を持つ前から見届けたいと思っていたことで、風磨担になってからはより一層強く思うようになり、去年の4月にも改めてこの感覚を思い出しました。

そしてこのツアーでも、8人のtimeleszの中にいる風磨くんを見てそう思いました。

去年の4月、嵐のような日々の中で色々なことを考えていた私へ。

大丈夫、あなたは来年の夏もグループを好きで、風磨担を続けています。先のことがどうなるかなんて分からないけれど、昨日も好きで、今日も好きで、たぶん明日も好きなのだと思います。

8人にまた会える日を楽しみにしています。🫰

@kawa09231116
🌹/💫🕰️🧡/ex.DFP💛