これまでのあらすじ タダで観光してた
今回はメルボルンの南にあるPhillip Islandというところへ行ってきました。
移動
フィリップ島を検索すると「メルボルンに近い観光スポット!!」と紹介しているサイトが多いようです。
主要都市の中ではメルボルンが最も近い!という意味では間違っていませんが、中心街からは直線距離で80kmほど、道路長では140kmほどあります。遠い。中間に湾と半島があり、橋が東側(シティと反対側)にしかなく、大きく迂回するルートになってしまうためです。
さらに、わたしたちはシティより更に西の郊外(上記画像の「A81」の表示のあたり)から出発したこともあり、実際は片道2時間半かかりました。加えて、フィリップ島自体が東西に15kmほどの大きさがあり、それなりに広い島です。
上陸にも島内の移動にも車が必須のため、1日ドライバーを雇うのが一般的らしいです。今回はホストマザーから「友人(というか同僚)が格安で車を出してくれるらしいよ!」と提案を受け、その方に依頼し、ほかの日本人渡航者たち数名と相乗りして行ってきました。行きは日本人のうちの一人が、帰りはホストマザーの友人さんが運転してくれました。マジ感謝🙏🙏🙏
なお、今回行った場所はどこも学生割引は対応していませんでした。
Forrest Caves Beach
ここは入場料等はかかりませんでした。
こんな感じの丘の中に階段があり、ここを越えたら海が見えるのでは…と思いながら登っていくと、
いい天気になってきた
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まさに大パノラマのビーチでした。
すっげーーーーー!!
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上の写真↑の中央あたりに見えている赤茶色の岩場は、下部がえぐられて橋のようになっています。どうやらここがForrest Cavesと呼ばれているようです。
陸側がスロープ状になっていたため、上に登ることができました。海側は切り立った崖で、水面からは5mほどの高さがあったと思います。設備があれば海辺ボルダリングができるのかもしれません。
崖やん
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強風だったので立っているのはちょっと怖かったです。ほかの観光客はほぼいませんでした。
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海側は雲があったものの、太陽回りは雲がなかったので明るく晴れたビーチを眺めることができました。
良い天気だった 強風だけど
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Koala Conservation Reserve
観覧料は$16でした。
コアラを屋外で保護しており、人間は木道からコアラを観察することができます。
コアラたちは自然の樹木で生活しているのですが、木と木を渡れるように横木が据え付けてあったり、ユーカリを立てる箱のようなものがあったので、完全な野生ではなく飼育下にある…と思います(ちゃんと調べてない)。多摩動物公園のコアラ館に行ったことがある方は、あの横木とユーカリ台をイメージしてください。あれが林の中にある感じです。
🐨
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木道のすぐそばにいたものもいれば、
少し遠くの木にいたもの、
かなり高いところに登っていたものもいました。
管理化ぽいとはいえ、オーストラリアの屋外で見ると感動がありますね。全部で9匹くらい見ることができました。
Phillip Island Chocolate Factory
観覧料は$18でした。
最初はチョコの作り方の説明や、過去のパッケージなどの展示だったのですが、だんだんとチャーリーとチョコレート工場みたいな世界になっていきました。映画で見てもちょっと怖いのに、リアルで見るとシリアスな笑いですね。なんでチョコでジオラマとか模型とか作るんすか?しかも微妙にデザインが怖いんすけど…。
そこはかとない狂気を感じる…🍫
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内部のゲームセンター的なところで10回までミニゲームに挑戦でき、クリアした数だけ出口でボールチョコがもらえます。わたしは2個もらえました(写真は撮り忘れた)。
ちなみに併設のカフェで猫型ロボットが働いていました。まさかここで出会うとは。今のところ、「オーストラリアに来て驚いたことランキング」1位です。
オーストラリアのすがた
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日本でよく見るものとは別モデルのようです。
Penguin Parade
野生のフェアリーペンギンを見られる、フィリップ島の目玉スポットです。観覧料は$32でした。
インフォメーションセンターで入場手続きを行い、そこから海辺まで木道を数百メートル歩く必要があります。途中でワラビーを見ることができました。写真を撮ったときはちょうど茂みに顔を隠してしまったのですが。
あと名前の知らないデカい鳥もいました。なんていうんだろう。
海に近づくと、草の塊が点在する不思議な光景が広がっていました。このあたり一帯がペンギンのコロニーとなっているとのことです。
海辺にはひな壇状の座席が据え付けられており、観覧者はそこでペンギンが陸に上るのを待ちます。追加課金するとビーチに直に座ってペンギンを見られるようです。ペンギンは日暮れ後に海から寝床へ帰って来るのですが、いつどこから上がってくるか誰にもわかりません。ひたすら待つ必要があります。
5月の海、日暮れ前後、強風。寒い。極寒でした。
日暮れ間際の海(さむい)
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この写真↑ではまだ明るいのですが、結局ペンギンたちが現れたのは完全に日が暮れてからでした。
日が暮れてしばらく経つと、波打ち際からペンギンが顔を出したり何度か流されたりするのを見られました。しばらく波打ち際で歩いたり転んだりしていたのですが、だいたい10羽くらいが集まると一気にコロニーまで走っていく様子を観察できました。かわいい。合計で100羽ほど目視できたのはないかと思います。付近には2000羽以上が生息しているらしいです。
また、インフォメーションセンターまでの木道では、すぐ横でペンギンが歩いている様子を見られました。海辺よりもこっちのほうが近くで見られます。もちろん、海から出てくる姿も愛らしいので、寒風の中を待つ価値はあると思います。
野生動物に悪影響を与えないよう、撮影は控えるアナウンスがあったので写真はナシ。
ペンギン上陸エクスペリエンスを観てた
ワイルドライフ観られて良かったがマジ寒いので今後行く人は注意っす
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夏に来ても日暮れ後の海は寒いと思います。冬のほうが時間が早くてよいのかも。
全体の感想
非常に楽しく貴重な体験をできました。遠かった・寒かったという点はしんどかったものの、全体の経験に比べれば些細なマイナスです。まあ各所の観覧料はもう少し安くならないかなと思いましたが…。知人経由で車を出してもらえたのはかなりラッキーでした。
今回行けたのはフィリップ島の南側だけだったので、もし機会があれば北側にも行ってみたいと思います。