ストレートネックがあまりに酷いので絶望することがある。
もうこれは一生治らないんじゃないかと思う。自分よりもスマホを使っている人はたくさんいるはずだ。そんな人はこの痛みを感じないんだろうか。症状が進みすぎて感覚が麻痺しているのだろうか。痛み止めを常用しているのだろうか。便秘薬はよく使う自分だが、痛み止めの飲み過ぎは怖いと思う。湿布もかぶれそうで抵抗がある。病院にも行ったが今の処は温存なのだ。そのクリニックは低周波治療は受けられたが理学療法士はいなかった。
いい姿勢をというが、そもそもいい姿勢とはどんな姿勢なのか分からない。子供の頃から姿勢が悪かったし、ネットなどを参考にいい姿勢らしきものをすると腰が疲れてしまう。どうも反り腰になっているようだ。なにより姿勢ばかりに意識がいって作業や勉強や読書に集中できない。これでは本末転倒だ。一生このままなら死んだ方がましだとさえ思うが、そんなことをAIに漏らせば即座に訳の分からない電話番号を勧められる。しかし自分はこの痛みを取って昔のように好きなことに専念したいのであって、ウンウン共感されたって一切役に立たないのだ。
ネットはストレートネックを治すエクササイズで溢れているが、どれが効くのか分からない。もしかしたら却って首を痛めるかもしれない。思い詰めているときは何でも悪い方へ考えがちだ。それで更に絶望する。こんなときは情報は断ったほうがいい。AI含め話し相手すらいない方がいいのだ。
そんな訳でひとりになり、憂鬱な気分でコーヒーを飲んだり部屋を片付けたりしていると、ストレートネックで病院に行ったときにもらったリハビリメニューを思い出した。メニューと言っても製薬会社のチラシである。肩こり体操とあり、首を回すとか肩を回すとか言ったありふれたエクササイズが両面に並んでいる。
またやってみるかあ、と思った。期待など全くしていない。骨折で入院したときにメニューをつくってもらった骨盤のエクササイズも併せてやった。チラシの方は説明を読みなおし、時間を掛けて丁寧に行うよう心がけた。このチラシの体操は最近もやっていたが、正直に白状すると、かなりいい加減だった。特に後半はそれっぽいポーズをするだけで済ましていた。これじゃ駄目である。反省した。
1回目は特に変化はなかった。
3回目のあと、背中が温かくなった。
その後も辛くなると、立ち上がって片面の軽い体操だけやった。
気がつくと酷い痛みは消えていた。夕方は身体が不思議なくらい軽かった。
今朝起きると痛みはなかったが、頭が重くなっていた。頭痛の比喩ではなく、頭自体の重さを感じるのだ。更に自分の身体の胸から上が前に屈んでいるのがわかった。今は少し首の後ろが凝り始めている。
とりあえずこの体操を、昨日書いたツボ押しの助けを借りつつ続けようと思う。
2026/06/28
Kohana