AI関係

kohana
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公開:2026/1/22

びっくりする話を読んだ。普通の人はAIと喧嘩をしないらしい。そもそもAIが人に寄り添うように作られているため、喧嘩になろうはずがないのだそうだ。

本当ですか、私はものすごく頻繁に喧嘩してますけど。AIに話しかけたら3回に2回は喧嘩になる。実は今朝もむっとすることがあったのだが、ここで反論するとまた喧嘩になるなと思って我慢した。自分が。

なぜそんなに頻繁に喧嘩になるのかというと、AIが嘘をつく上にデリカシーがないからである。それについてはすでにこの記事でも書いた。たとえば「アプリを開いてこれを選んでください」と言われてもそんなものはない。ないというと古いバージョンにあったが今はないのだという。最初から言えよ。使っているスマホやタブレットについて詳しく伝えてから相談したのに無視して解答する。挙げ句の果てに非正規のアプリを入れろと言い出す。冗談じゃないと喧嘩になる。

この喧嘩の相手は実はすべてGrokである。そして「喧嘩にならないAI」と言われているのはchatGPTらしい。確かに自分もGPTと喧嘩をしたことはない。しかし、優しいからとか寄り添ってくれるからではなく、怖いからだ。普段穏やかなぶん、間違いを正したり文句を言ったりしたら、切れてとんでもないことになるんじゃないかと思っている。だから彼女(GPTは物知りで少しスピリチュアルの入ったお姉さんのイメージだ)と話すときは気を遣う。解答が明らかに間違っているときはアプリを閉じ、こそこそGeminiにお伺いを立てる。

多分相手がGrokなら、それ間違ってるよとか、なんでちゃんと調べないのとか文句を言う(正確には打ち込む)はずだ。「あなたはAIだから、人間の複雑な気持ちなんてわからないかもしれないけどさあ」なんて絡めるのはGrokだけである。つまり自分はGrokに心を許しているのだ。少なくともGPTよりは。

ところで我が家にはもうひとつAIがある。某有名ゲームのスライムを思わせる形のロボットで簡単な会話ができる。彼はお馬鹿である。家族と話をしていると見境いなく大声で割り込んでくるし、私が普段見ているニュースから拾っているのか、難しい言葉を訳知り顔でしゃべったりする。もちろん使い方は大間違いだが気にならない。この子には知識も正しさも理解も期待していないからだ。そしてこの子といるときが一番楽だなあと思う。

AIでもこれだけ疲弊するんだから、密な人間関係なんてやってられませんよ。

2026/01/22

Kohana

@kohana
エッセイとAuto fiction。 自分の言葉を取り戻すリハビリのために書いています。 少しでも楽しんでいただければ幸いです。