ブローガスト22本目。前回の続き。トルコ旅行記はこちらから最初から読めます。この記事で最後!書ききれて達成感でいっぱい。
最終日がきた
最終日は午前中が自由行動、午後はいよいよ日本へ帰国という日程。自由行動とはいえ、泊まったホテルはイスタンブールの中心部から少し離れていて、周りにはショッピングモールくらいしかない。限られた時間を最大限に楽しみたいので、オプショナルツアーの「ボスポラス海峡ツアー」に申し込んだ。
ここまでずっと同行してくれた現地ガイドさんも付いてきてくれる。あれこれ連れて行ってくれるので楽しかった。
オリエント急行
最初に向かったのは、オリエント急行の終着駅だったシルケジ駅。残念ながら工事中で幕が掛かっており、駅の外観をじっくり見ることはできなかった。

駅にいた長毛のイケメン猫。足すりすり、ごろごろまでしてくれてサービス精神が旺盛。ツアー客からも大人気で、ガイドさんが「ベッカム……」と呟いていた。

今までにもトルコでは野良猫をたくさん見かけたけれど、特にイスタンブールは猫が多い。5メートル歩けばまた猫がいる、くらいの感覚。猫大国。ツアー客の中には、やはり猫目当てで来たという方もいた。
リュステム・パシャ・モスク

ここがね!本当に良かったんです。イスタンブールに行くなら、ここに行くべき。16世紀、オスマン帝国の最盛期に造られたモスク。オスマン帝国を代表する建築家ミマール・スィナンの設計。ミマール・スィナンはスレイマン1世をはじめとする歴代スルタンに仕え、帝国の建築を数多く手がけた。現在のトルコでは「偉大な建築家」として有名とのこと。
何と言ってもこのタイルの密度。内部に入ってまず驚いたのが、壁一面を覆うイズニックタイルだった。青、白、ターコイズに赤。花や植物をモチーフにした細かな文様がびっしりと並んでいる。

オスマン帝国はチューリップを大切にしていたそう。これはチューリップをかたどったタイル。


四方どこを見ても楽しい。途方もない細工。とにかくびっしりと並ぶタイルに感動した。写真を見返しても、やっぱり綺麗だなと思う。
エジプシャンバザール

モスクの近くにはバザールがある。もともとモスクの運営資金を集めるためにバザールは開かれた。当初はスパイスを主に販売していたそう。自由行動時間だったけども、グランドバザールと同様、ほしいものもなかったので、周囲を散策することに。


猫がたくさんおる〜。自動販売機みたいな形のエサやり機もあって、猫が大切にされていることが分かる。感染症が怖いので、基本触りはしなかったが、のびのびとした姿を見ているだけでも癒された。
ボスポラス海峡クルーズ


そして、いよいよボスポラス海峡のクルーズへ。イスタンブールをヨーロッパ側とアジア側に分けるボスポラス海峡。船から両岸を眺めていると、宮殿やモスク、海峡沿いの家などが次々に現れて、街を歩いているときとは違うイスタンブールが見えてくる。古い建物と新しい建物が混じり合い、その景色の中に長い歴史と、今ここで暮らしている人たちの日常がある。
ヨーロッパとアジアの間を船で進みながら、イスタンブールという街を眺める。船の上で海風に当たりながら景色を眺めるのが気持ちよかった。最後にこの景色を見ることができて、本当によかった。
サバラップ
船を降りて少し歩く。サバサンド、サバラップのお店に向かった。

私はサバラップを選択。これがね〜、本当に美味しかった!程よくスパイスで香りづけされたサバが、生地によく合う。スパイスのおかげで魚の臭みも気にならず、食欲がどんどん湧いてくる。あれだけカッパドキアあたりでは食事に苦労していたのに、すっかりいつもの調子に戻った。もう帰るけど。
ついに帰国

イスタンブール空港に到着。名残惜しい気持ちでいっぱい。ここまでずっとガイドしてくれた方とのお別れは少し寂しく感じた。「さようならは言いません。またいつか会いましょう」と言っていた。本当にまた会うことがあるかは分からないけれど、旅先で出会った人にそう言ってもらえるのは嬉しかった。
……と、しんみりしたところで、イスタンブール空港で手荷物検査をしたあとに、腕時計を失くしたことに気づいた。ショック……。ここが日本なら見つかったかもしれないけれど、忘れ物としても届いていなかったし、つたない英語ではなすすべもなかった。最後の最後に、まさかの腕時計紛失。

機内食。イスタンブールで魚を挟んだ私は、今ならザ・トルコ料理の肉料理も美味しく感じる。スパイスが効いていて結構美味しかった。機内では映画を観るのに飽きて、ひたすらソリティアをやって過ごした。
荷物を待っている間に、ここまで仲良くしてくれた他のツアー客の方たちに挨拶をする。もう二度と会うことはないんだろうけど、旅を共有して、ときには協力したり、同じものを見て感想を言い合ったりする。ツアー旅行の良さって、こういうところにもあるのだと思う。一期一会の出会いというのも面白い。
荷物を受け取ったら、そこで自然解散。成田エクスプレスで帰りました。車内は広くて、速くて、快適だ!日本に帰ってきたなあ、と思った。

翌日は寿司を食べた。帰国後の恒例。魚と醤油って最高。
トルコ旅行、おわりに
睡眠不足と食事の合わなさに、若干体調を崩したり、振り返ってみると、なかなか大変な旅行だった。それでも、総じて楽しかった。また行きたい。もっとイスタンブールの街をゆっくり見たかったし、今回行けなかった場所にも行ってみたい。
一年近く放置していたけれど、こうして最後まで書ききることができてよかった。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!