しずかなインターネット

日記やエッセイにちょうどいい
文章書き散らしサービス

ログイン

トルコ旅行⑦ようやくイスタンブール編

こめたべ
·
公開:2026/8/29

ブローガスト21本目。そして前回の続き。何と一年近く執筆が止まっていた。トルコ旅行記はこちらから最初から読めます(読まなくてもいいです)。メインのイスタンブールを前に放り投げていたのだけど、ずっと喉に刺さった小骨のように引っかかっていた。書く機会を与えてくれたブローガストに感謝。しかし、ずるずると引っ張り、最終日近くに書き始めたので、夏休みの宿題のような気分。

アンカラを出発

早朝、まだ空が薄い青の時間にホテルを出た。 朝食はボックスで、ホテルの自室で食べた。硬いパンのハムサンドウィッチが入っていて、ガチで食欲が湧かない。イスタンブールは今回の旅行で一番楽しみにしていた場所。体は疲れているけれど、心は少し軽かった。

アンカラからイスタンブールまでは約5時間45分、約440kmの道のり(!)。早朝に出発したおかげか、睡眠スキップができたので、不思議とそこまで長く感じなかった。車窓を眺めていると、内陸の乾いた景色から、少しずつ高い木々の多い景色に変わっていく。途中で立ち寄ったサービスエリアでは、標高が高いのか、吐く息が白くなるほど寒いところもあった。

そして、いつの間にか建物がどんどん増えてきた。向こうに海が見える。

これがイスタンブール!アジアとヨーロッパの境界の街!!

ようやく来たぞ、という気持ちになった。長いバス移動だったけれど、海と街の景色を見た瞬間、気持ちもぱっと晴れやかになった。

本場のドネルケバブ

イスタンブールに着いたら、まずドネルケバブのお店でランチ。ドネルケバブはあの日本でもよくある回ってる肉のやつ。私はドネルケバブが結構好き。

ピクルスやフライドポテトが乗っていて、ファストフード感がある。食べてみると、マクドナルドのようなジャンキーな味!しょっぱみが美味しい。そして嬉しい。

カッパドキアあたりでは本当に疲弊していて、料理も「またこの味か……」となっていたのだけど、ここにきて知っているような味に出会えたことで、もりもり元気が湧いてきた。食べ物ってすごい。胃袋が満たされると、精神までちょっと回復する。

食べていると、野良猫がたくさん寄ってくる。そんなに警戒心薄くて大丈夫か……。

有名どころの観光

午後からはイスタンブール観光。今回のツアーでは、ヒッポドローム、ブルーモスク、アヤソフィア、地下宮殿、グランドバザールを一気に巡る。

  • ヒッポドロームとオベリスク

ヒッポドロームは、ローマ帝国時代に建造された競馬場の跡。現在は整備された広場になっていて、中央にはオベリスクが立っている。オベリスクはイタリアに行ったときにも見たなあ。かなり昔のものなのに、今もこうして街の中に残っている。天にそびえ立つ姿は、シンプルにかっこよかった。

それにしても、何千年も前のものが普通に街中に立っているのがすごい。日本ではなかなか味わえない感覚。

  • ブルーモスク

イスタンブールといえば、このモスクを思い浮かべる人も多いのではないか。天井までびっしりと青を基調としたタイルが敷き詰められていて、ステンドグラスから差し込む光によって、その色が微妙に変わって見える。

壁や天井にはさまざまな模様が描かれていて、どこを見ても違う模様がある。しばらく眺めていても全然飽きない。「これだけ細かいものを、よくこんなにたくさん……」と思ってしまう。

観光客がたくさんいる場所なのに、祈りの場所でもあるからか、どこか静かな空気があった。普遍的な美、というのはこういうものなのかもしれない。

  • アヤソフィア

ずっと来てみたかったところだったので、ドキドキしながら入場。キリスト教の教会として建てられ、モスクになり、博物館になり、今はまたモスクになった。中では礼拝している人もいた。荘厳な空気に圧倒。ところどころ、キリスト教の教会の名残があり、宗教の垣根を超えて大切にされていたことが分かる。

  • 地下宮殿

地下宮殿は、かつて都市の貯水場として使われていた場所。ひんやりした空気に包まれていて、地上とは別世界のようだった。薄暗い空間に柱がずらっと並んでいて、水面に光が反射している。こういう貯水場たしか東京にもあるよね。有名な逆さメデューサの首も見た。暗い地下に置かれているのが、ちょっと怖かった。

  • グランドバザール

グランドバザールの前にいた猫。中の写真を撮っていなかった。というか、入って1分間くらい歩いて出てきた。というのも入る前に、ガイドさんから注意事項を細かく説明された。値段が高いとか昔からのお店はもう無いとかで、要するにツアーの日程上、仕方なく連れてきたものの、あんまりおすすめしたくないスポットのようだった。

入った途端に、目が$$の形をしたお店の人たちに声をかけられ、怪しいブランド品も多かったので、すぐ踵を返した。

自由時間だったので、グランドバザールの入り口近くにある、Hafiz Mustafa 1864というバクラヴァの名店で休むことにした。ここが本当によかった!ちょうどお店前のカフェスペースが空いていてラッキー。私は英語さえよく分からないので、身振り手振りでこれをカフェスペースで食べたいと注文。通じた。

バクラヴァはトルコのお菓子。パイ生地のような薄い生地が何層も重ねられいて、ピスタチオなどのナッツが挟まっている。シロップがたっぷりかかっているので、さっくり感はあまりない。トルコの甘いものは基本的に激甘だったけれど、ここのバクラヴァは上品な甘さで、めちゃくちゃ美味しかった。

何だかチャイまで上品な味がする。良い茶葉を使っているんだろうな、と思いながら、観光で歩き疲れた体に染み込ませるように飲んだ。ここでようやく一息つけた気がした。

ようやく魚

観光を終え、大満足な気分でディナーへ。今日はようやく魚料理が出る!イスタンブールは港町なので、たくさん魚が流通している。

スズキ?を焼いたもの。日本でこれがお店で出てきたら、そのお店にもう行かないなと思う見た目。でも、私は魚を渇望していたため、激うまい料理に感じた。しかも、調味料でキッコーマンの醤油が置いてある。完全に日本からきた観光客向け。魚と醤油、美味しすぎる……!噛み締めながら食べた。

これはボスポラス海峡で見た夕焼け。とても穏やかな風が吹いていて、ノスタルジーな気分になった。このときの空気と風景は一生忘れられないような気がした。アザーンの声も名残惜しく感じる。

シュラトンホテル アタキョイ

参加したHISのツアーの目玉の一つ。イタリア旅行のときも、最後のローマのホテルは結構いいところだった。ツアー旅行は、最後にちょっといいホテルを持ってくるものなのだろうか。

ベッドがふかふかで気持ちよかった!ぐっすり眠れた。今回のトルコツアーでは、良さげなホテルが多かった印象。

翌朝、ホテルの朝食のオムレツが美味しかった。具材を選択して、目の前で焼いてくれるスタイル。これは具材全部載せ。食事が合わなくて苦しい時期もあったけれど、卵料理とチャイには本当に救われた。

トルコ旅行もいよいよ最終盤。長くなったので、もう一記事書きます!

続き

@kometabe
観劇、映画、読書、旅行など。普段こちらにいます⇨fedibird.com/@kometabe