2024-10-22 1人で車中泊の旅に行ってきた(1日目)

Kei IWASAKI
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2024-10-22 から 2024-10-23 にかけて、単独で車中泊の旅に行ってきた。

細かい背景とかは置いといて、とりあえず行った場所と感想とかを書く


荷物の積み込み

僕は車を所有しているわけではなく、今回はカーシェアで確保したハスラーで旅に出る感じになったので荷物の積み込みから始めた。

とりあえず車中泊で利用するグッズを詰め込んだ

  • エアマットとシュラフなどの寝具

  • ポータブル電源

  • バッテリー式のLEDランタン x2

  • 紙コップとかティッシュ、ゴミ袋、凝固剤、掃除用具

  • 電動歯ブラシ、フロス

  • 電気ケトル、電気で使えるホットサンドメーカー

  • クーラーバッグ

  • ハスラー専用のシェード

  • 折りたたみ可能なミニテーブル

  • ボディタオル(温泉・銭湯での利用を想定)

  • ゴリラシート(床にしくシート)

  • 富良野ホップの炭酸水

などなど。大体のグッズを子どもたちを連れて公園に行く際に使うグッズやら防災対策やらで買ってあったものなので、この日のために新規で買ったものは実はほとんどない。

実際に行ってみると「これは別になくても良かったな...」というものもあったんだけど最後に気が向いたらそのへんは書く。

カーシェア・レンタカーで車中泊をする際の最大のネックはやっぱりこの最初の準備で、自分のものではない関係で毎回0から準備を始めて元通りに戻せるようにしておくのが必須。とくに車中泊は初めてで普段のお出かけとだいぶ勝手が違って準備に40分くらいも時間がかかってしまった。

海ほたる

最初に立ち寄ったのは海ほたる

平日でもめちゃめちゃ混んでてびっくりした

ここでは最低限お昼を食べて、コンビニで一応これ買っておくかーと思っていた2Lの水とパウチのたまごサラダを買った。

それにしても、お昼の海鮮丼がこれで1,600円オーバーとはなー。普段あまり外食をしないの差し引いてもいい値段する。味はいいんだけど


道の駅保田小学校(1回目)

アクアラインを抜けてしばらく南下して道の駅保田小学校に到着。出発の時点でここで車中泊をすることは決めていたので場所の確認がてらまず寄った感じ

Cafe 金次郎 でシャインマスカットのソフトクリームを買ってみた。ただ食べた感じがソフトクリームの見た目をしたシャーベットな感じで最初の一口でかなりびっくりした。さっぱり目でおいしかった

ここで日が暮れる前に1箇所くらい適当に出かけてみるかと一度道の駅をあとにした

給油から佐久間ダム湖

この時点で車のガソリンが半分を切っており、土地勘がない場所ということで結構心配になってしまい急ぎ目で給油をした。実際、地図を探さないとなかなかガソリンスタンドが見つけられずな状況だったのでこの判断は正解だったと思う。

結果論で言えばガソリンは給油しなくてもギリギリ足りたかもしれないけど、精神的な安心感がないと旅を楽しめなくなるので大事。

給油したあと、「保田小学校のショップの営業時間を加味するとそこまで遠くに行けないからこのまま直進するかー」と適当に車を走らせたところにあったのが佐久間ダム湖(一度ガチでナビ無しで走らせたら危うく鴨川まで行ってしまいそうになって慌ててUターンしたけどな!)

佐久間ダム湖のあたりは平日でちょっと天気も悪くなってきていたのか、自分以外の人と直接出くわすことはなかった。近くに数台止まっている車はいたのでもしかするとどこかに誰か居たのかもしれないけど。

そして何より、季節をちょっと外してしまったのか天気の悪さもあったのかなんとも言えない寂しさが漂っていた。春になると桜がきれいな場所っぽいので、季節を変えてくるとまた印象は違うのかもしれない。

最終的に雨が降ってきてしまったので、そこで退散した

保田小学校(2回目)、スーパーODAYA

佐久間ダム湖から保田小学校に一度戻ってきた

これは夕方の二宮金次郎

一度戻ってきたのはショップが17時には閉まってしまうのでその前にお土産や地元のものをなにか買っておきたかったから。ここで家族へのお土産と晩御飯で食べれそうかな?というやつをシュッと購入。

ただそれだけだと色々足りなそうだったので近場のスーパーを探して行ってみることにした。Google マップを見た感じODAYAというスーパーが近く(とはいえ車移動必須の距離)にあることがわかったので行ってみることにした

行ってみると周辺の道路までこのスーパーのために整えてあるのかのごとく入りやすい感じになっていたし、中は広めでかつ品揃えもかなり充実していたと思う。釣具や釣りで使う餌が売っていたのはおもしろかった。

この日の夕食をどうするかは決めていないなかったものの「とにかく車中飯で無理をしない」「酒は飲まない」という方針でいたのでお惣菜とノンアルコールビール、また次の朝で食べるための3枚入りの食パンを購入しておわりにした。

買ったものを入れるのには保冷バッグが役に立ったが、流石に冷蔵庫ではないのでだいぶ冷気は弱くなっていた気はする。

保田小学校(3回目)、車中泊

1日目の活動がだいたい終わったので保田小学校に戻ってきた。すでに営業は終了していて純粋に休んでいる人たちがちらほらいるという感じだった。

これは夜の二宮金次郎

保田小学校に戻った際には極力邪魔にならない離れた端っこの方に車を停めて諸々の設営を開始。シェードで全部の窓を目隠ししたり、車内にゴリラシートを引いたり、LEDのランタンをセットしたりとYoutubeでよく見ている「車中泊」っぽさが出てきてワクワクしてきた。ただ、やっぱりやることが結構多くてこれまた数十分かかってしまった。

またちょいちょいシェードが剥がれてきてしまうことがあって、あちこち扉を外から開けて確認しようとしたらホットサンドメーカーがコンクリートに転げ落ちて割ってしまうトラブルもあった(日常的に使ってるものではないのだけど、これは凹んだ...)

もろもろ設営ができたらすでに結構お腹も減っていたので晩ごはんを車内で食べた。準備のときに荷物類を入れるかごで結構場所をとってしまっていたので、折りたたみのミニテーブルの板をかごに乗っけてスペースを節約。今後車中泊の機会があるならこれ前提で脚は持ってこなくてもいいかもしれない。

またこの時点で結構疲れてしまっており、「とにかく車中飯で無理をしない」という方針は本当に大正解だったと思う。正直カップ麺すら作りたくなかった。ただノンアルビールは馬鹿にできなくて、蒸し暑い車内では体にしみる感じがあった。本物のビールだったら一気に酔がまわりそうだったしノンアルが丁度いいんだと思う。

実際設営したあとの車内で初めて過ごしてみた感想としては、季節的な要因はあるんだろうけどとにかく蒸し暑かった。Youtubeの車中泊動画でよく見かける「換気」がいかに重要なのか身を持って思い知った気がする。横になって大人しくしている分には過ごせないこともないけれども、何か飲み食いをするなどちょっとでも「活動」してしまうと一気に蒸し暑さが増して感じられた。

実は1日目は保田小学校併設のお風呂が16時で終わってしまったり、近場の温泉が定休日になっている都合でお風呂は次の日の午前中に行こうと元々決めていたのだけど、寝汗がひどそうでこれでよかったかなと思った。

寝る前に夜の保田小学校の敷地をお散歩。車の外は半袖でも大丈夫ではあるけどちょっと涼しい感じで過ごしやすかった。

営業が終了しつつも、24時間トイレ・自販機は利用できるし、夜でもライトアップされている場所が多く安心して歩ける感じがある。

イルミネーションされてる場所があったのもおもしろかった。

周辺の様子としてはご飯を食べてる前後あたりで、1日の活動が終わった選挙カーが止まっていて関係者が談笑する声が結構響いていた。ほかはキャンピングカーが2台ほどいてちらほら車中泊してそうな普通の車も結構居た感じ。ただシェードをしている車があまり居なかったのは意外だった。そんなもんなのか?

そのあとは車に戻って寝る準備。歯にフロスをかけて歯磨き、そのあと洗顔シートで顔と身体を吹いて保湿のジェルとか塗るとかやった。ちなみに車内での歯磨きは紙コップにいろはすの水を注いで、口をゆすいだ水は凝固剤入りのゴミ袋に捨てるやり方がうまくいった。これはよく見ている Youtuber のクピ夫さんDentanさんがやっていたのをそのまま真似したのだけど、いちいち車から出てトイレまで行くとかやらずに済むのでよかった。


1日目の最後はとにかく疲れが出てきてしまって、とてもじゃないけど「タブレットで本や動画を見てまったりモードになる」「地元のお酒を買って宴をする」みたいな気分にならなかった。多分そのへんができるようになるには旅慣れが必要そうな気がしている。

眠るときは蒸し暑さが心配だったけれど、実際横になると体が慣れてきてあまり不快感はなかったし、夜中はむしろちょっと冷えたくらいでシュラフがあってよかったという感じ

追記

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